ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

竹取物語(エンドウ編)

こんにちは。OGUROBBYです。

「春はあけぼの」
有名な、枕草子の序文です。

最近は、ようやく寒さが少しおさまってきました。
先週は、朝、ストーブに点火しなくても良い日も一日だけあったりして。
寒くて布団から出られない日々も、そろそろ終わりそう。

一念発起して、朝日が昇る様でも眺めてみるかな~。

あ、タイトルは「竹取物語」でしたね。
御愛嬌、ということで。てへっ。(笑)



目次
1.竹取物語(エンドウ編)



1.竹取物語(エンドウ編)

暖かくなってくると、畑の中の景色も変わって来るものです。
冬の間は、植物もジッと耐えているんでしょうか。
春になって、一気に動き始めた感があります。

例えば、コレ。
何だと思います???

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白菜なのです。
普通にスーパーなんかで見かける白菜とは、似ても似つかない。

「なんだ!?このタワーは?」

面白い花の咲き方ですよね~。

試しにトウ立ちした白菜を収穫してみました。
ダイナミックに玉ごと輪切りにしていったんですけど、中央を1本、背骨みたいに芯が通ってました。芯みたいな、花の茎。
そして、この茎の部分は、食べることは難しそうな位固い。

キャベツの玉を想像してみて下さい。
玉を裏返すと、茎というか芯の部分があるじゃないですか。
あれが、ぐーんと伸びて行って、最後に花をつける。
そんなイメージです。



さて畑を見廻っていくと、、、
冬を越した(?)はずのスナップエンドウ

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前から気にはなってたんですけど、コレ生きてるのかなぁ???
先端(頭頂部)は緑だけど、根元の部分が茶色。
枯れて見えるんです。

と思ってたら、先日ホームセンターで、スナップエンドウの苗を3割引で売っていたので、つい買ってしまいました。

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だって、春は年一回。
折角の季節の恵み。味わいたいですからね。

で、このスナップエンドウの生育には支柱が要ります。
マメ科なので、つる性の植物ですから。

ただ、この支柱、田舎では買わなくても手に入る!
隣のお婆ちゃんに許可をもらって、竹を切らせてもらいました。

竹取の翁といふものになりけり。
勿論、平成最後の竹取の翁。
何言ってんだ???(笑)


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竹なんていうのは、田舎ではありふれた資材です。
ノコギリ一つ持っていけば、いくらでも切り出せる。
この写真、目に入るもの、全て竹です。
パンダに生まれたら、幸せだったかなぁ???(笑)


戦利品を手に家へ戻ったら、
早速、ネコが興味をもって近付いてきました。
君はパンダじゃないはずだよ。
それとも、熊猫というだけあって、パンダと猫ってそれほど遠くないんでしょうか?

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この後、獲ってきた竹と格闘。
ナタがあると楽なんでしょうけど、ノコギリでギーコギーコ。
枝を払っていきます。


最終的にこの通り。

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この規模だったら、わざわざ資材買わなくても余裕です。
ま、エンドウが絡みついた重さで、紐がずり下がっていく…という後日談はあるのですが。(苦笑)















ジャガイモの植え付け

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、ウチの3匹目のネコ(ゆら)の避妊手術が完了しました。
抜糸まで無事終わり、これで檻に閉じ込める必要もなくなり一安心。

警戒心の強さからか、物理的に一定距離を保つスタイルは相変わらずですが、
動物病院まで、計4回、のべ480キロに渡るドライブの効果でしょうか。
ちょっかいを出した時のネコパンチに痛みを感じなくなりました。
爪を出さないでいてくれてるようです。

そうなると、可愛さが増してくると言いますか、
いつまでもパンチを受けていたくなってしまいます。
急性パンチドランカー。(苦笑)




目次
1.ジャガイモの植え付け

1.ジャガイモの植え付け

もうじき3月も終わり。
今年度も終わり、と言った方が良いのかな。
ここ吉賀町でも、日に日に「春度」、増してきてます。
そんな日本語ないですけどね。

ただ、温かくなってくると自然と外でする作業が増えます。
久々に身体を動かすことになるので、筋肉痛と友達になったりもします。
春の季語。(笑)


さて、春になってまずやること。
その1は、ジャガイモの植え付けです。

昨年作ったジャガイモが美味しかったので、今年も味をしめて二匹目のどじょうを狙います!
種イモは、昨年のうちに買いました。
JAから回覧板が回ってきまして、そこは右へ倣えで。
それにしても凄い回覧板。(笑)


ジャガイモの植え付け時期って、こういう山間地では結構難しい。
折角芽が出ても、霜が降りたらやられちゃいますから。
昨年は、「霜で全滅」なんて話を、近所では耳にしました。

ウチは、たまたまホームセンターで売れ残りを衝動買いして植えたので、植え時としては遅め。だから助かったんですけどね。多分5月頭じゃないかな。

そこに比べると今年は1か月も早いのですが、一方でジャガイモは過度の水に弱いので、梅雨入り前に収穫するのが定石なのだそうです。
土の中で腐ってしまうのだとか。

というわけで、最近は近所の方と顔を合わせると、ジャガイモの植え時を聞いてました。で、今なんです。


最初は、ジャガイモの芽かき。
一応、日があたらないように保管していたのですが、取り出すと結構芽が!
白い芽を、無心で掻き取ります。
色々調べた話では、ジャガイモの芽は後からいくらでも出てくる、と。
なんでも、白い芽は徒長の原因になるんだそうです。

徒長とは、一言で言うと「ひょろっとした、やせ細った苗」みたいな感じです。

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これだけの数のイモを芽かきしていると、勢いでカレーでも作ってしまいそうになります。(笑)


これを30cm間隔で植えていきます。

昨年は、教科書通り、途中で土寄せをしていったのですが、これは疲れる。
土って、重いですから。
人力だとなかなか大変です。
草取りも必要ですしね。

そこで、今年は植えたイモの上からマルチをかける方法も試してみました。
発芽したら、ジャガイモの新芽が下からマルチを持ち上げるので、そこだけ破いてあげます。地温が上がるので、生育はいいだろうなぁ、と。

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そして、最後に電気柵。
種イモとはいえ、芋ですから。
植えたそばから、イノシシに掘り返されたらたまりません。

イモを植えたら、そこは一日でやってしまわないと。
自然は待ってくれないですからね。

昨年は、新じゃが使って、驚異の肉じゃが率を記録。
今年はポテサラにも回せるだろうか。

そんな皮算用も、畑の楽しみですね。

ゆら、避妊手術から帰還ス。

こんにちは。OGUROBBYです。

先週、ホームセンターに行ったら色んな野菜の苗が置いてありました。
スナップエンドウ、キャベツ、ブロッコリー、レタス etc.

春なんですねー。
ウチの畑はと言うと、越冬した野菜が次々とトウ立ちしてます。
もうじき蝶々も飛ぶだろうから、アブラナ科は回避して、レタスでも少し植えようかと思っていたのですが、先週土曜は突然の雪!

苗を買ってなくてよかった。(笑)
買って植えるのは、もう少し先だな~。


目次
1.ゆら、避妊手術から帰還ス。



1.ゆら、避妊手術から帰還ス。

今回もネコのお話です。
人に懐いていない猫の避妊手術。

主人公は、この子。
少し憂いを帯びた瞳がチャームポイントの、ゆら(♀)です。
昨年の夏、我が家の縁の下に住みついたのが縁で、居候になりました。

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最近、二匹の先住猫とは馴染んできてくれたものの、人間には一向に懐いてくれません。(泣)
とは言え、発情期を迎えてしまい、万が一、外にでも逃げ出されたら大変なことになる!ということで、人に懐いていないネコの避妊手術をしてくれるお医者さんを探していたのが前回までのお話。

ネコを入れる檻を借りに、隣の市の動物病院まで行ってきました。
その距離、往復で120km!
まあ、日常といえば日常ですけどね。(苦笑)


避妊手術の前夜、ゆらを餌で釣って檻に入れます。
本当は檻に入れるのは、手術ギリギリにしてあげたいんだけど、何しろ抱っこどころか、捕まえることもできないので、苦渋の策です。

取り敢えず、手術前は最後の晩餐。
夕食後は、手術までは水も含めて絶食。
可哀そうではありますが、一般的にこういうやり方なのだそうです。

なんでも、手術中に万が一食べたものが逆流して喉につまると危ないので、胃の中は空にしておかないといけないのだとか。

そもそも避妊手術も人間の事情。
そしてこの絶食も人間の都合ではあるのですが、人間が社会でうまくやっていくためには必要なことなのです。
ネコに罪はないのですが…。


翌日、ゆらを動物病院へ。
みお(♀)、与作(♂)の時も通った道なのですが、、、
鳴かないゆらが愛おしく感じられました。
帰ったら、美味しいものを沢山食べさせてやろう!

ちなみに、ネコの避妊手術というのは、経験上1泊させることが多いようです。
経験上と言っても、2回だけですが。(笑)

なので、翌々日はゆらを迎えに。
この時点で120km x 3回の計360kmのドライブ。
蛇足ですが、東京(日本橋)- 名古屋間の距離が351kmだそうです。
新東名を使用して。

田舎で猫を飼うというのは、ソウイウコトナノカ???


手術を終えたゆらとの対面。
引続き檻の中に入ったゆらは、しおらしく見えたのですが、、、

「いや~、攻撃性が強くて参ったよ」

手術を担当された先生の第一声。
なんでも、注射針が触れた瞬間に、大暴れしたのだとか。

「それと、その子。子猫じゃないね。多分3-4歳だよ。」

ナンデスト!????

思わず、聞き返しちゃいました。
手術で取り出した子宮で説明して下さったのですが、「うーん。。。」
人は見た目によらない、とは言いますが、ネコもそうだったか。

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車に乗ったゆら。
うーん、いつもに増して目力が。。。(苦笑)

ちなみに首に巻かれたメガホンみたいな筒。
エリザベスカラーと言いまして、ネコの毛繕いを防ぐもの。
ゆらのお腹は、手術の縫合がなされたまま。
1週間後に抜糸なのですが、毛繕いで糸を取ってしまわないよう、抜糸までこれを付けたままなのです。

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それにしても、我が家でもっとも幼いと思っていたゆらが、まさか最年長だったとは!
ネコ同士がパッと見で、相手の年齢を読み取れるのかは不明ですが、みおも、与作も、もう少し敬意を払わなきゃね。


ネコの発情期

こんにちは。OGUROBBYです。

昨日、畑から抜いてきた大根で、大根サラダを作りました。
最近の暖かさでトウ立ちが心配だったのですが、幸いまだ大丈夫のようです。

塩で水を抜いて、洗って、絞って、マヨネーズと醤油、ツナ缶で和える簡単料理。
大根の断面にㇲも入ってなかったので、安心して作ったのですが、出来映えはイマイチ。
大根に瑞々しさを感じませんでした。

通常だと、ツナ缶とかマヨネーズのコテッとした感じを、大根が受けとめてくれるのですが、昨日の大根は何か味気なし。
これが、旬ってことなんだろうなぁ。



目次
1.これまでは発情期をかいくぐってこれた
2.今回の難しさって…。


1.これまではかいくぐってこれた

今回は、我が家のネコの話。
我が家には3匹のネコがおりまして…。
いつもの枕詞ですね。(笑)

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まずはキジネコのみお(♀)。窓際にいるネコです。
保護ネコを引き取ったのですが、野良出身の割には、我が家で一番お上品。

刺身とかお裾分けしてあげても、
近付いて臭いをクンクンはするのですが、その後はプイッと踵を返してしまいます。

「あたし、火を通したものでないと食べれないの」

当然言葉には出しませんが。
まぐろ味のキャットフードには目がないが、まぐろの刺身は食べない。
自然の摂理に反するのでは???と思わないではないのですが。(苦笑)


そして、二匹目として我が家に来たのが与作(♂)。
茶トラの甘えん坊将軍。我が家唯一の雄ネコです。
よく食べます。そして、よく走る。

我が家では食事の際は、メニューによってはネコを隔離しています。
時間のない朝は、メニュー次第で解放したまま食べる事もありますが、座って食べてるとネコの襲撃を受けるので、立ち食いすることもあります。
そんな時でも、与作は肩まで一気に飛び上がってきます。
まさにカオス。(苦笑)

あ、食事の話ではなかったですね。

みお も 与作も、人に懐いてくれてますし、発情期を迎える前に、避妊なり去勢なり、手が打てていたわけです。

「人に懐く」
それが当たり前ではないことを思い知らされたのが、今回。
主人公は、三毛猫の ゆら です。





2.今回の難しさって…。

「いつかは避妊させなきゃ」

ゆらについては、漠然とそう考えていたのですが、、、
それは突然始まりました。

その日の晩ご飯中のこと。
与作に「社長室」という名の檻の中に入ってもらい、ご飯を食べていたのですが、ゆらが檻越しに与作に近付くではありませんか!

これまで、どちらかというと ゆら は与作が怖くて逃げ回っていたので、これは驚き。そして見守っていると、ゆら が与作に向けて腰を高く突き上げ、モーションをかけているのです。そして吠えるように鳴く。

「これがネコの発情期というやつか!」

噂には聞いてましたが、一発で理解しました。
それにしても、凄い声で鳴く。声量も凄まじい。
動物なんで、人間で言うところの理性とかないんですよね。
その、ストレート過ぎまして、、、
画像は確実にR指定だと思います。(笑)


「でもね、ゆら。与作君にはソレがないんだよ。」

当の与作は、ゆらには全く関心を持たず、人間が食事を取る様をジッと凝視。
う~ん、切ないねぇ、ゆら。

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そしてその夜から、ゆらの夜鳴きが始まりました。
でもって、何故かオスの野良猫がいるんだ。外に。
時々やってきては、外から呼応するように鳴いてくるのです。
その度に、ゆらは家中の窓際に移動して、激しく夜鳴き。

普段なら、この辺りじゃ寒くて冬は越せないはずなんですけどね、野良ちゃんは。
何はともあれ、ゆらの避妊を急がなくてはいけない事態です。
いつ隙をついて家から逃げ出されるか、わかりません。
一度交尾したら、ネコの妊娠率は9割超えるそうです。
しかも1度に産まれる数も、人間とは比較になりませんから。


翌日、なじみの獣医さんに ゆら の避妊について相談。

「飼い主が抱っこできないんじゃ、避妊手術は無理だよ」

ごもっとも。


ただ、そのハードルは想像以上に高かった。
その後、何軒かの獣医さんを当たったのですが、思いの外難航。

「洗濯ネットに入れてきてくれたら、大人しくなるから」

そう言われましても、そもそも洗濯ネットに入れられるなら、苦労はありません。
だって、抱っこできなきゃ洗濯ネットなんて、どだい無理じゃないですか。

なにしろ、1m位の距離に近付くと警戒心を露わにされます。
猫同士でじゃれている隙にタッチできることもあるのですが、ビクッとなって、その後猛ダッシュで逃げていってしまいます。

ハードル高いですよね。(苦笑)

ネットで類似のケースの対処法を調べてみました。
「医者で睡眠薬を処方してもらって、餌に混ぜる。ぐったりしているうちに捕まえる」

気は進みませんが、提案してみました。
ところが、どこでも断られる。
今は虐待とか、そういう問題もありますからね。

ただ、捨てる神あれば…というやつです。
ある獣医さんから、「ウチの檻に入れて来てくれるなら、麻酔してやってあげる」と嬉しい提案が!

実質、他の選択肢がないので、これに乗っからせて頂くことにしました。
さて、どうなることやら。



 

冬の間に…。

こんにちは。OGUROBBYです。

3月に入り、周りの景色が少しずつ変わってきました。
今年は暖冬だったせいか、昨年ほどのインパクトはないのですが、それでも日を追うごとに春めいてくるのは、嬉しいもんです。

目次
1.冬の間に…。


1.冬の間に…。

冒頭にも書きましたが、最近、身の回りのあちこちで変化の兆しが。
3月ですもんね。

まず、裏山の梅の花が咲きました。

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天気のせいか、昨年より「綺麗だなぁ」と思います。
というより、昨年の梅の花、あまり記憶にない。(苦笑)
四季を通じて自然が色んな景色を見せてくれるので、頭の中のメモリーが圧迫されてるのかなぁ。それとも、昨年より心に余裕があるのでしょうか???

うちの猫たちも、幸せそうです。
窓際で、毛繕いに余念がない。
陽射しが柔らかくなりました。
春ですね~。

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ま、猫が日向で毛繕いするのは、春に限ったことではないですけれど。


さらに、我が家の猫界では、嬉しい変化が!

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今年の夏から一員に加わったゆら(♀)が、今度こそ先住猫たちに馴染んできました。
これまで、与作(♂)が怖くて逃げ回っていたのですが、気付けば普通に共存しています。
季節の移ろい、というか、時の経過を感じるなー。

ただ、これには理由もありまして。。。
ゆらが発情期に入った模様。

与作は去勢してあるのですが、それを知ってか知らないでか、猛アピールをかけているのです。猫って、やっぱり肉食系ですよ。
アピールの仕方が、半端ない。(笑)
それに対して、与作はキョトンという感じ。
色気より、食い気のようです。

ただ、一昨日位からゆらが一日中吠えているんですよね。
それが新たな悩み。
避妊手術には、近々連れて行きたいのですが、まだ人間にも馴染んでいないので、抱っこできないという…。
これは獣医さんにも、色々当たってみることになりそうです。


畑の方は、冬野菜の薹立ち(とうだち)を待っている感じ。
平たく言えば、花が咲きはじめるということ。
暖かくなってきましたからね~。
野菜の方も、花を咲かせて、種を作るのです。

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写真はタアサイという野菜。
地を這うように、横に広がっていく野菜です。
丁度、タペストリーみたいな見た目。平面的なのです。

それがみるみる立体的になって、あっという間に蕾をつけました。
もう黄色い花が咲くのは明らかですが。

薹が立つと、野菜は芯の部分が固くなって、食べづらくなります。
小松菜なんかも、急いで自家消費中ですが、味が変わってきました。
菜花みたいな、ちょっとしたホロ苦さが。
でも、これがまた大人の味、という気がします。

大根なんかも、急いで使わなきゃ。


草も地味に生えてきました。
冬の間は目立ちませんでしたが。

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いつの間にか、根っこがものすごくはびこってました。

「地上部と地下部は相似形」
なんて習ったんですけどね。

野菜で地上部を立派に育てようと思ったら、地下部(=根っこ)を育てなくてはいけない、という意味です。
でも、この草は明らかに根っこの方が発達している。

冬の間に、コツコツ根を伸ばしてたんですね。
末恐ろしい。(苦笑)

「草の根活動」なんて言いますけど、本来は、こうやってしんどい時に、根回ししておくということなんでしょうね。











レシピを見ないで作れるようになりましょう。

こんにちは。OGUROBBYです。

ようやく、確定申告書類の作成に目途が立ってきました。
無事、仕訳は終了。残高も合致。
ホッと一息です。

気付けば、うちの梅にも花がチラホラ。
朝晩は毎日ストーブつけてるけど、随分暖かくなってきたな~。




目次
1.レシピを見ないで作れるようになりましょう。

1.レシピを見ないで作れるようになりましょう。

先日、とある料理本を読みました。
それが、コチラ。

レシピを見ないで作れるようになりましょう。

 
書店で手に取り、「面白そうだな」と即買い。
著者の有元さんは料理研究家なのだそうですが、こんなタイトルの本が売れちゃうと、もう誰もレシピ本を買わなくなりますよね。
自分の首を絞めるのでは?
でも、今はクックパッドなんかもあるので、誰もレシピ本は買わないのかな?

そんでもって、内容は「看板に偽りなし」。

例えば、野菜炒めのつくり方は、大よそこんな感じ。

①切った野菜を水に漬ける。
②鍋を熱し、油を敷く。量は多め。
③鍋に野菜が極力重ならないように置く。
④野菜が透き通って来るまで、かき混ぜないで待つ。
⑤頃合いを見て、フライ返し等で引っ繰り返す。混ぜることはしない。
⑥塩をふりかける

いつもの野菜炒めのつくり方と比べると、かなり違和感があるのでは?
何となく、野菜炒めというと、中華鍋を豪快に振るうのが格好いい、みたいな。
ただ、このつくり方には、ちゃんと理由があるのです。

なんでも、まずは野菜の中にしっかり水分を確保させることが肝要なのだとか。
そして、野菜の中の水分に火を通し、その熱で炒める。
掻き混ぜてしまうと、鍋の中の熱が下がってしまいますからね。
塩を最後にふりかけるのも、最初にやってしまうと、野菜から水分が出てしまうから。

・充分に熱していないフライパンに油をひき、シャキッとしていない野菜を入れて掻き混ぜる炒め方だと、時間がかかり、ベトッとした油がしんなりとした野菜にからむので、おいしくないのです。

・野菜は、表面にだけ水が付いている状態ではなく、しっかり水を吸わせて、細胞の中にまで水分が十分にあることが大事です。細胞の中の水分を熱することで火を通す炒め方ならば、炒め物が水っぽくなることはありません。

・「鍋の中の温度が低い」こともうまくいかない原因の一つです。フライパンは空焼きして、カンカンに熱くすること。そこまで高温にした鍋でないと、野菜の細胞の中の水が熱せられない。空焼きができる鉄のフライパンに、私がこだわる理由もここにあります。

・火加減についてですが、(中略)
気にした方がいいのはガス火の炎の大きさではなく、‟鍋の中の温度”。鍋の中を見ていて「焦げそう」と思ったら火を少し弱めればいいし、逆に蒸気の上がりが悪ければ、火を強めればいい。

   引用元:有元葉子 
       「レシピを見ないで作れるようになりましょう」


早速やってみました。
僕は畑から収穫してきたところのチンゲン菜。

水に浸します。
まずボールに葉っぱ部分を入れ、その上に笊を置いて軸部分を。
火の通りが違うので、葉と軸で分けました。

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そして炒める。
鍋の中に置いていきます。
すみません、大分雑です。(笑)
トウ立ち前に使い切りたかったので、鍋に対してチンゲン菜が多すぎた!

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引っ繰り返します。

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焼き色がつきましたが、鍋に野菜がこびり付かないのは、水分をきっちり吸わせているからでしょうか。

 調理方法はとても簡単。
一発でマスターできました。

今は便利な世の中です。
たかだか野菜炒めでレシピ検索をする人は少数派かもしれませんが、ちょっと手の込んだ料理でもちょっと検索すればレシピは直ぐに手に入る。

具材の切り方から、調味料の分量、火の通し方、調理時間まで詳細に情報が手に入ります。レシピを選択するのに、ちょっと疲れてしまう位。


「手に職」じゃないですけど、
今の時代に、このシンプルさはちょっと気持ち良かったです。

勿論、本の中身は野菜炒めだけではないので、ご安心を。(笑)

ベテランであり続ける。

こんにちは。OGUROBBYです。

相変わらず外は寒いのですが、早いところはチラホラと梅の花が咲き始めました。
今年はやっぱり暖冬なんでしょうね~。

一方で、家の中はというと、なかなかにホット。
確定申告の準備真っ盛り???まだまだ序盤???
やることは沢山あって、ホントにため息が出ます。(笑)

錆ついた簿記の知識を引っ張り出し、鞭打って、無理矢理整列させている感じ。
しっかりやらんとな~。


目次
1.ベテランであり続ける。

1.ベテランであり続ける。


 三浦知良(51歳) <J2 横浜FC
 伊東輝悦(44歳) <J3 沼津>
 明神智和(41歳) <J3 長野>
 中村俊輔(40歳) <ジュビロ磐田
 小野伸二(39歳) <コンサドーレ札幌
 遠藤保仁(39歳) <ガンバ大阪
 中村憲剛(38歳) <川崎フロンターレ
 松井大輔(37歳) <J2 横浜FC
                 ※各 敬称略

突然ですみません。
上記は、2019年2月現在も現役を続ける、プロサッカー選手です。

「プロ」がつくので、当然アマチュアではありません。
何か仕事を持ちながら、趣味で続けているのではありません。

サッカー選手としての価値を誰かに見いだされ、そこにお金を投じてもらえるからこそ、サッカー選手として飯が食える。

30代に入ったら、何となくベテラン感が漂ってしまう世界。
そこから1年1年を積み重ねて、今に至る。
常に結果を求められる世界で、凄いな~と思います。

ここまで積み重ねることが出来た、というのは単純に人より努力した、ということではない筈。自己満足だけでは、第三者はお金を出してくれませんからね。
これはスポーツ選手に限った話ではありませんけど。

一般的には、加齢と共に衰えていく体力の中で、自分の中に何か強みを見出し、そこを磨くことに着地点を求めてきた。
結果を残せたからこそ今がある。
そして、その過程こそが、その人の個性であり、価値観であり、ベテランの味だと思うのです。


いきなり何ですか???って???
まあ、こんな雑誌を読みまして。
そして、触発されました。安易だなぁ。(笑)

Number(ナンバー)971号サッカーベテラン特集 カズの秘訣。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))


色んなベテラン選手のインタビュー記事を読んでいて感じた共通点。
それは、自分の置かれている環境への感謝です。


「俺ね、契約更新とか、あんまよくわかってねえんだよね。一応代理人に、プレーする方向で、と伝えてるだけで。(中略)決まらなかったら決まらなかったで、やめりゃあいいし。サッカーをやめる覚悟ができているもなにも、プレーできる環境をもらえなかったら、やめるしかないっしょ。俺もう44っすよ!逆に44までやっていること自体、幸せだと思う。やめたら?何にもない。やべーっすよ、俺。かっこいい?いや、かっこよくないっすよ。こういうのかっこいいとか言っちゃだめっすよ!(笑)」
伊東輝悦

「それでもお金をもらえて練習ができる環境があるならやるでしょ。」
三浦知良

  引用元:Number971号
      ※以下、注釈ない限り引用元は同書



実力が全てのプロの世界ではあるけれど、こういった感謝の部分が、プレーに宿るのかな~、とも思います。特にチームスポーツの場合は。
周りとの相互理解、阿吽の呼吸っていうのは、直感とかセンスだけではないと思うんですよね。

そして、次の二人の価値観の共通点も面白いと思いました。


 「サッカーを始めたのは小学2年生の時ですけど、その時から今まで僕より上手い選手はいっぱいいました。だから僕はずっと考えてきたんです。どうやったらこいつらを追い越して試合に出られるんだろう、この世界で生き延びていけるんだろう、って。
 その結果、僕は監督の求めているプレーや考えている戦術をとことん理解しようとしてきました。そうすることで、自分のいる場所を確保するんです。プロは試合に出てなんぼだと思うんで、そのためには監督が自分に求めることが何なのかを、いち早く察知しないといけない。これは監督に媚を売るとかではありません。」
明神智和

「ただ、ドイツへ来て『このままでは生き残れない』と思ったんです。こちらの選手は『自分が、自分が』という思いが強いので、それならば、チームのために戦うことが自らの存在意義なのかなと考えた。その思いに行きつくまでは葛藤もありましたよ。『自我を押し殺してまで、この世界で生き残りたいのか』と。ただ、僕はここで結果を残したかったし、そのためには変化を受け容れなきゃならないと思った。」
長谷部誠


面白いですよね。
ちなみに、明神選手41歳、長谷部選手35歳。

直接こういった話をしたことがあるかどうかは解らないけど、世代も場所も隔てて、似たような道を模索した。

これを面白いと感じたのは、読み手である僕側にも何かあるのかな。
これは一人で考えていても、答えは出なそうです。(笑)

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自分のストロングポイント。
もっとも、地域じゃまだまだ全然若手なんですけどね。(苦笑)

確定申告ごときで、弱音を吐いてちゃいかんわな~。