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ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

「荷担しない」ということ <前編>

こんにちは。OGUROBBYです。

僕がこのブログを立ち上げたのは、ダウンシフトを実践するにあたり、経験したこと、考えたことを綴る場所を作るためです。

それゆえ、ブログタイトルも「ダウンシフトを生きる」と主体性を持たせています。

ただ、新しいことを実践するという意味では、ここ東京では少々ネタに困っているのも事実。

まぁ、引越し準備が忙しいことにしておいて下さい。(笑)

目次
 <前編>
1.「荷担しない」ということ
2.原発問題を考える
 <後編>
3.外部被曝内部被曝
4.行き場のない「使用済み核燃料」
5.僕たちにできること

1.「荷担しない」ということ

皆さんは「○○に荷担しない」と聞いて、○○に何を思い浮かべますか?
ポジティブな言葉はあまり来ませんよね。
「いじめ」、「悪事」、「犯罪」、、、
パッと思いつくところで、こんなとこでしょうか。

僕が2年弱の東京生活で学んだことの1つに、「荷担しない」という考え方があります。決して、東京に来るまでヤバい事に手を染めていたわけではないですよ。

人間は知らず知らずのうちに、立場の考え方に染まってしまうものです。
例えば、TPP
僕は前職の自動車部品メーカの立場で、選挙を通じてTPPに賛成票を投じてました。
深く考えることもなしに。

自動車部品はTPP加盟国において、関税率が下がるんです。
そうすると、相対的に日本の自動車部品メーカの競争力は、TPPに加盟していない国のメーカより上がる。
「会社が利益を出せば、自分たちの生活も安定する」と安易に考えてしまった。

でも、TPPって単一の側面からだけ考えちゃいけないんですよ。
‟食の安全”という観点でみると、日本には明らかに不利。
海外から、安価な野菜、穀物がどんどん入ってきますから。
ただでさえ食糧自給率が40%を切る日本の自給率が、更に下がる可能性大です。

海外から輸入される農産物、畜産物の何がいけないか。
これは、僕が移住を決断した理由にも直結するテーマなので、いずれ機会を改めてお話できればと考えています。

興味のある方は、『フードインク』という映画を観てみて下さい。
僕もツタヤで借りて観ました。
衝撃の余り、食欲が落ちます。きっとダイエット効果も!

フード・インク [DVD]


結果はコミットしませんけど。(笑)

2.原発問題を考える

 

かなり唐突感がありますね。
ただ、今日はこれを書きたかったんです。
読んだ本に触発されまして。

原発をつくった私が、原発に反対する理由 (角川書店単行本)


やっぱり原発は危ない。
荷担しちゃいけない。

著者の菊地洋一さんは、1941年生まれ。
GEに籍を置き、東海第二原発福島第一原発6号機、浜岡原発の建設に携わりました。

今でこそ、東芝が米ウエスティングハウス(以下WH)の親会社となっている等、この分野でも日本の技術力が発揮されている印象があります。
ただ、原発の技術自体はアメリカ発。
当時は、日系メーカの技術はアメリカの足下には全く及ばなかった。
日本では、GEやWHの設計で、東芝、日立、IHIが建設を請け負っていました。
オイルショックで原油価格が高騰し、原発は「夢のクリーンエネルギー」と持て囃されたようですね。

原発の原理について、菊地さんはこう説明します。

まず、一つだけ知っておいていただきたいことがあります。それは「原発は巨大な精密機器だ」ということです。同時に、発電の仕組み自体は「やかん」程度に単純です。
(中略)
単にお湯を沸かして、その蒸気の力でタービンを回し、発電するというだけのことです。原子炉はやかんとまったく同じです。ただし、お湯を沸かす熱を核分裂によって得るところだけが、やかんと違うところです。ただのやかんに、なぜこれほどのリスクを負わなければならないのでしょうか。

引用元:『原発を作った私が、原発に反対する理由』

 


曰く、原子炉は、「配管のお化け」だそうです。
80万キロワット級の原子炉だけで450本以上の配管。
原子炉、および配管は一体成形されたものではなく、継ぎ目の多くは、手作業で溶接されています。

「え!?」ですよね。
そんな大事なものを手作業で溶接???

配管は原子炉内だけではない。
東海第二原発茨城県)の建設中、「配管全部繋げたら、青森県まで行く」という話もあるそうです。

アメリカでは日本ほど地震が起きません。
そもそも設計上、地震なんてどこまで想定されているのか。
そんな原発を、日本は活断層の上に作っちゃったんです。

浜岡原発が爆発するようなことがあれば、東京、名古屋、大阪まで大変なことになる。

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赤旗新聞より引用)


話は逸れますが、引越し準備でウォシュレットを外しました。
ウォシュレットを外し、元々の便座に付け替え。
1本だけですが、この配管付け替え作業がキツかった。

何度やっても水が漏れ、ホームセンターに部品を交換に行き、夫婦で5時間かかりました。配管なめたら火傷します。
(嫁は全く苦にならなかったそうです。)

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原発の配管が何点あるのか、正確には判らない。
ウチのトイレの配管交換作業と比較してはいけないのだろうけど、
人間が作業する以上、ミスは絶対ある。

たかが配管。だけど配管の1本1本に意味はある。

僕たちのミスは、影響も知れているけど、、、

           <後編>に続く