ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

カメムシ、カメムシ、カメムシ!

こんにちは。OGUROBBYです。

秋も深まり、いつの間にか蛙や鈴虫の鳴き声もまばらになってきました。
耳を澄ますと、聞こえるのは鳥のさえずり。
鳶の声も、時々聞こえます。
そして、遠くから聞こえるチェーンソーの音。

気付けばもう、10月も終わり。

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里山の光景は、緩やかに、そして確実に季節は進んでいくけれど。
人の暮らしはと言うと、それなりに慌ただしい。
まるで、優雅に湖面に佇む白鳥が、水面下で足をばたつかせるように。

数週間前、アイツは突然やってきた。
挨拶もなしに。
当たり前か。(笑)

 

目次
1.君の名は。
2.カメムシ対処法

 

 1.君の名は。

映画の方は、凄くヒットしているようですね。
ウチはまだ見ていません。
最寄りの映画館まで車で1時間半(?)。
二度ほど「見に行こうか」という話になりましたが、道に迷うとか、他事思い出すとかで縁がありません。ま、いっか。見なきゃ死ぬわけでもなし。

今日の主役はカメムシです。
話に聞いたことありますか?
あの「臭い」やつ。

でも、「見たことある」、ましてや「臭い嗅いだことある」と言う人は、人口ベースでは圧倒的に少数でしょう。
では、登場していただきましょう。


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あ、間違えました。
この方は、きっと良い匂いがします。嗅いだことないけど。(笑)

正解はこちら。

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カメムシを知っている方は、見た瞬間、苦虫を嚙みつぶしたような顔してます。
正に「くせもの」。

一体どんなやつなのか、ウィキペディアから説明文を拝借します。(抜粋)

◆悪臭を放つことで知られる。そこから「クサムシ」や「屁こき虫」という俗称がある。英名の「sting bug」(臭い虫)も、その習性に由来する。
◆敵の攻撃など、外部からの刺激を受けると悪臭を分泌する。捕食者に対しての防御と考えられている。
◆植食性のものが多く、葉や茎、果実などに口を差し込み、液を吸収する。

 

残念ながら、具体的な臭いについての記述は見つかりません。
伝わらないことを承知の上で表現してみると、草の臭いを物凄く凝縮したような臭いです。うーん。。。駄目だ。
カメムシの臭いを文章で表現できる人がいたら、ノーベル文学賞に推します。僕が。

ただ、普段から臭いわけではないんですよ。
カメムシくんが身の危険を感じた時に、臭いを分泌するというわけ。
でもねー。
うかうか家に入れたくないんですよね。

何となくですが、窓際が好きみたいです。
晴れた日なんかは、網戸によくくっついています。
こんな風に。

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家中の各網戸に2-3匹付いている様は、圧巻です。
玄関の擦りガラス越しに、お姿を拝見することもあります。

ただ、時々家の内側にいらっしゃる。何故だ?

色んなお話を伺うと、まずカメムシがいるのは当たり前なんです。(笑)
昔からの方は、もはや共生の域。ジタバタしません。
あらゆるルートで入り込んでくるみたいです。
洗濯物にくっついているとか、まさに現代版トロイの木馬

「(干してある)靴下の中に入り込んでくる」という話を聞いて、我が家は洗濯物が部屋干しとなりました。
まだまだ、煩悩が振り払えません。(笑)

それでもどっかから隙間を見つけて入り込んでくるんだから、大したもの。
カメムシからすると、暖かいところで越冬したいようです。
僕も、一昨日は2匹家の外に出しました。

 

2.カメムシ対処法


ネットを見ると、色んな方法が書いてあります。
でも殺虫剤とか使いたくないですよね。

まず試してみたのが、ガムテープ作戦。
幸い、カメムシは動きは素早くないんです。
ガムテープを背中からそーっと忍ばせて、ペタリ。


「見えるぞ!私にも敵が見える!!」

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冗談はさておき、ここまでは誰でも出来る。
カメムシくんは、必死に手足をジタバタするんです。
背中からガムテープがベッタリいっているので、これは外れない。

でもこの後、「どうするか」を決めていなかったのが痛恨の極み。
ガムテープがあるので、外にポイすることも出来ず。
途方に暮れた末、ガムテープを丸めてゴミ箱へ。そして合掌。

この後、我が家は人生初のカメムシの臭いを堪能することになります。

※後で聞くところによると、この作戦もガムテープで密封すれば、臭いが出てこないそうです。ガムテープのどの部分にカメムシくんを付着させるか、ポジショニングが命です。


そして近所で教わった方法、その2。

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ペットボトルを切って、加工しています。
ボトルは、カメムシが登れないように、表面がツルツルしたものを選択。
さらに内側に油を流し込み、表面をコーティングしています。
捕らえたカメムシは、漏斗みたいな入口から落とす。

輪ゴムの先には、別のペットボトルを切ったもの。(底部分)
金魚すくいの要領で、カメムシを捕獲します。
そして、本体の蓋にもなっています。

当然、カメムシは例の臭いを分泌するわけです。
が、なんと自らの臭いで死んでしまうそうです。(笑)

笑ってよいのか、悪いのか。
微妙なとこですが、笑ってしまいますね。


で、最終的に我が家のやり方。

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加工が下手なのは触れないで下さい。(笑)
一見、さっきの見本の途中で止めたみたいになっていますが、これで完成。

と言うか、結局、筒部分だけ使ってます。
蓋はせず、掬ったらそのまま外に逃す「キャッチ&リリース」方式。
一昨日も、これで2匹外に逃しました。

偶然にも、ラベルが似合っていて、満足しています。

中に入れるもの、紅茶ではないんですが、

「ニッポンのコクと香り (無糖)」。

嘘はないです。(笑)