エコストーブ作ってきました
こんにちは。OGUROBBYです。
この間、ここ吉賀町でもユキムシを見ました。
去年は、北海道で凄かったなぁ。
「見た」を通り越して、ユキムシまみれになってた。
まるで砂嵐のように、ユキムシで視界がぼやけていたし、
衣服に付着して車の中にも入って来るし、カーラジオはユキムシの話題でもちきりだった。
ここ吉賀で「ユキムシを見た事があるか?」
聞いてみたところ、回答は半々位でしょうか。
北海道のように大量発生するわけではないので、あまり認知されていないようです。
知る人ぞ知る、と言う感じ。
最近、「カメムシが沢山出る年は、雪が降る」という話を、多々耳にします。
ユキムシも見た事だし、いよいよ雪が来るのか!!
気付けば、あと半月で12月。
ネットで購入したスタッドレスタイヤが、まだ届きません。(泣)
目次
1.エコストーブとは?
2.作ってきました
1.エコストーブとは?
エコストーブとの出会いは、約1カ月前。
山を下った益田市にあるホームセンター(ジュンテンドー)でのこと。
たまたま店頭に置いてあった、以下の立て看板!
「エコストーブって何?」
そんな第一印象。
ただ、どこかで聞いたことはあるような気がする。
材料費込みで7千円ちょっと、というのも魅力的。
早速申し込んだ。
さて、エコストーブとは
文字通り、「エコ」な「ストーブ」なわけですが…。
屋内で使うストーブではありません。
屋外で煮炊きに使う。勿論、暖を取ることもできます。
例えば、釜戸でご飯を炊こうとすると、間断なく薪をくべなくてはならないのですが、
このエコストーブでは薪でなくても、普通の小枝でも、割りばしでも何でも燃料にできる。それは、燃料をあますところなく燃やすことができるから。
だから、燃料は少しで良い。
当然、暖炉に比べて、灰の出る量も圧倒的に少ない。
それが名前の由来らしいです。
どうやら、藻谷浩介氏の『里山資本主義』に紹介され、メジャーな存在になったそう。うーん、去年読んだ気がするけど、全く響いていないな…。近々読み返さなくては。
2.作ってきました
このブログでは、私的な体験談の紹介のみです。
本当は工程ごとに写真撮りたかったのですが、作業に追われてしまい…。
作り方に興味のある方は、ネットで探せば色々出ているので探してみて下さい。
さてさて、で作ってきました、エコストーブ。
この日は、受講者5名。ワークショップとしては、小じんまりとして良い感じです。
材料、工具、すべて用意されていました。
材料はこちら。
「全てホームセンターで売っているもの」が売り文句のようです。
五徳(コンロで鍋を受けてくれるアレ)を付けてくれたのが嬉しい。
そして、こちらが工具。
金切りバサミが3種類。トンカチ、金ヤスリ、コンパス。
際立って特殊なものはないかもしれませんが、普通、これだけ個人で持ってないですよね。
ペール缶を自分で持ち込んでいる方も。
その方が味が出るので、ちょっと羨ましかった。
ペール缶内の残留物質で変な煤が出る…といった心配は無用です。
ペール缶はあくまで外側だけで、燃焼自体は、すべてステンレスの煙突内で行われるので。
コンパスで引いた線に沿って、金切りバサミで穴を開けていきます。
金切りバサミは、ザックリ切っていくもの、寸法精度を出すもので使い分けました。
ステンレスの煙突を通す穴になります。
大きめの穴の方が、煙突は通しやすいのですが、穴が大きいと、断熱材(今回はバーミキュライト)が後で漏れてきます。
以下は、断熱材(バーミキュライト)を詰めているところ。
断熱材を押し込むと、煙突の位置がズレる。
ペール缶に開けている穴は、基本精度ギリギリを狙っているので、寸法合わせが難しいところ。
ちなみに、完成までに要した時間は約1時間半。
ちょっと端折りますが、完成したのがこちら。
作業が忙しくなって、その場では写真が撮れませんでした。
エコストーブ作製の後は、外に出てデモンストレーションもありました。
話逸れますが、外に出てみて驚いたのが、参加者(全5名)のうちの1人のお爺ちゃんの腰が、見事に曲がっていたこと。うわぁ、元気だぁ!
田舎暮らしは、本当に年を取りません。
それだけ、いつまでも現役で皆さん頑張っていますから。
さて話を戻します。
薪をくべるのは、ペール缶脇の煙突部分です。
ところが、団扇で上から扇いでやると、あら不思議。
炎がペール缶部分に移動します。
そして、この瞬間、薪をくべている煙突部分が吸気穴に変わり、煙も出てこなくなります。
午前中のデモ後の灰量を見せてもらいましたが、わずかでした。
それだけ完全燃焼するんですね。
ないものはない。
だから、あるものを如何に活用するか。
多分、それこそが田舎生活の醍醐味。
生活そのものがDIY。
さてさて、このエコストーブ。
いつ実戦投入されるんでしょうか!?
ホントは使うところまで含めて記事にしたかったんですけどねぇ…。
どれ位燃費が良いのか。。。
それはまた、別のお話。