松江へのオマケ旅
こんにちは。OGUROBBYです。
今日、何気なく窓の外を見ると、燕が飛んでいました。
「あ!燕だ!」
昨年、こちらに越して来た9月は、今まで見慣れなかった燕の姿に驚いたものです。
やがて寒くなるにつれ、彼らの姿を見掛けなくなりました。
こちらに来て知ったのですが、燕も渡り鳥なんですね。
見掛けなくなったのは、暖かい南方に去ったから。
そして、春の到来と共に、燕が戻って来たということ。
自然のメカニズムは正確です。
決して、故障とか電池切れなんて起こさない。
目次
1.名義変更に行く<裏>
2.松江へのオマケ旅
1.名義変更に行く<裏>
さて、今回松江に行ったのは、前回の記事の通り。
軽自動車の名義変更をするため、です。
無理矢理、「旅」というカテゴリーに位置付けてはいますが、朝食後、市内をちょっと散歩しただけなので、今回はただの「移動」と言えなくもない。。。
ただ、その散歩で感じることが多かったので、ちょっと記事にしてみます。
前回の記事は、「名義変更のやり方」として、感情を抑えて書きました。
反動というやつですかね。
自称、リバウンド王。(バスケじゃなく、ダイエット)
今回は副音声的な感じで、情感たっぷりにお送りすることにします。
言わば、<裏>側です。(笑)
僕の住んでいる吉賀町は、島根県の西の端に位置します。
試しにカーナビで軽自動車検査協会松江事務所を検索してみると、なんとその距離201km!(7時間!)
関東圏や名古屋圏にお住まいの方は、東京⇔名古屋の移動で、静岡の広さ(長さ)をよくご存じと思います。
「静岡県は永遠に続くんじゃないのか?」
小さい頃、よく思いました。
家族で埼玉の実家から、愛知の祖母宅まで車でよく行ったのですが、埼玉→東京→神奈川と順調に進んでも、静岡がとてつもなく長い。
ちなみに調べてみると、JR熱海駅~JR新所原駅177.8kmだそうです。
島根最西端の吉賀町から、東方(最東端ではありません)まで201km。
乱暴な言い方にはなりますが、島根県は静岡県よりも長いのです。
島根、恐るべし!(笑)
ちなみに、実際にはそんなに飛ばすこともなく、片道5時間ほどで走れました。
カーナビが古く、松江市内に入って道に迷ったりしていた時間も含めて。
ナビより大幅に早く着いてしまうのは、田舎ではよくあることです。
2.松江へのオマケ旅
結果としては、日帰りも可能でした。
でも、1泊したことでスケジュール的にはかなり余裕ができました。
そして、何でもない朝食後の散歩のはずが、思いの外、楽しめてしまった。
新たな趣味が見つかったかも。(笑)
向かったのは、こちら。
はい、松江城です。
江戸時代の天守閣が現存しているそうです。
ただ、僕の興味を惹いたのは、これじゃない。
これです!
木々の間を飛ぶ鳥影。
よく見ると、嘴で何か咥えています。
白鷺くん(仮名)です。
しかも1匹ではない。
見上げていると何匹も枝を咥えて飛んできます。
そして、あちこちの樹上にとまって、巣作りしているのです。
ただ見上げただけでは、「樹上に何かいるなぁ」で終わってしまうだろうけど、
ずーっとその場で見上げていると、鳥が巣を作っているのだと解ります。
そう思って見ちゃうと、ドラマなんだな~、これが。(笑)
堀の外周を歩いていると、さっき見上げていた白鷺くん(仮名)を、堀の対岸から眺めることができるポイントに差し掛かりました。
このポイントがまた良かった。
先程の巣作りを、低いところから俯瞰できました。(笑)
ただ、その上空を鳶(トンビ)が旋回しているわけです。
「あんな木のてっぺんに巣を作ったら、鳶に狙われないのかしら?」なんて、心配になります。
鳶も何匹か飛んでいて、よく見ると1羽だけ、とんでもない高さのところを旋回しているヤツがいる。
中二病???
「アイツ、降りてこれるのかなぁ…」
これまた、他人事ながら心配になる。(僕、高所恐怖症なんです)
そして、足下、水面に目を移すと、こんどは鴨さん(仮名)一家がいるわけです。
「鴨は『泳ぐ』って言うのかなぁ???人間の泳法だと犬掻きみたいなもんだよなぁ?」
なんて考えてしまう。
小春日和。(笑)
そして、ボーッと眺めていると、鴨さん(仮名)たちが次々と潜水していく。
こんなシーンが見れるとは。
これにもひたすら興奮でした。
というわけで、松江城やら、小泉八雲邸やら、名だたる観光名所そっちのけで、バードウォッチングに興ずる40歳。
今度、鳥の図鑑買おう。