ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

2017年を振り返って

こんにちは。OGUROBBYです。

2017年も最後の日となりました。
日付変更後にブログを更新したのですが、ここにきてまさかの同日リリースです。

昔、サザンオールスターズがシングルCD2枚同時リリースなんて記憶がありますが…。
確か8センチCDの頃。
8センチCDなんて、最近の人は知らないんだろうなぁ。。。

そもそも、最近ではCD自体消えゆくメディアなのかも。
MDなんて完全に消えましたもんね。
CDより後に出てきたのに。


目次
1.農に向かって
2.猫のいる生活



1.農に向かって

過去にも、「移住後〇か月」のタイミングで、テーマを絞った振り返りはやってきました。
あくまで、移住した時点を境に、移住前の生活との対比を書いたものです。

 

 

ogurobby.hatenablog.com

 今回は、単純に今年1年を振り返っての大きな出来事、変化を。

まずは生活スタイル、と言うか目指す方向の変化です。
現在、僕は就農を目指して、町内の農家さんの下で研修を受けています。
サラリーマンから、個人事業主へ。


そもそものところで、何故「農」なのか?
今回はそこに触れたいと思います。

移住に際して、僕たち夫婦は「自分たちの食べるものくらい、自分たちで作りたい」と言ってました。この時点では、「自給」の枠を出るものではありませんでした。

移住の選択をした直接のきっかけは、僕の健康状態だったわけですが、とりわけ移住のモチベーションになったのが食の問題でした。
賞味期限や材料の偽装の話ではありません。
「遺伝子組み換え」の話を知ってしまったのです。

「遺伝子組み換え」の詳細については、ここでは書きませんので興味のある方はネットで調べてみて下さい。

一番有名なのは、遺伝子組み換え技術により、作物にある特定の除草剤に対する耐性を持たせたもの。最近では、害虫が食べた瞬間に死ぬというものもあると聞きます。


世界的には、大豆、トウモロコシ、菜種(菜種油の原料)等で、遺伝子組み換え作物のシェアは年々上がっています。
大豆なんて、2015年時点で世界の作付面積の83%が遺伝子組み換えだそうです。
なぜシェアが上がるのか。
それは経済的だから。
手が掛からない。(=効率的)
だから安く作物を作れる。

ラジコンヘリやドローンで除草剤を空中散布する。
そして虫食いも心配ない。
収穫まで放っておくだけです。

よく食料品の裏側の原材料名のところに「遺伝子組み換えでない」って表示がありますよね。これを見て、安心してたわけです。
それだけに、そういった遺伝子組み換えの話が、対岸の火事ではないとわかったときは、衝撃でした。鈍器で頭を殴られたような。

なぜなら、日本の法律では原材料で遺伝子組み換え作物が原材料に占める割合が5%以下であれば、「遺伝子組み換えでない」と表示してよいことになっているから。
欧州なんかはかなり厳しく取り締まっているのに。

え!?国家ぐるみの詐欺じゃん。

そんな風に思ってしまったわけです。


そういう意味では、世の中にはおおっぴらに知らされていないだけで、経済最優先で廻っていることがいかに多いことか。
得をするのは既得権益を得た一握りの人だけ。

もしかして、年々仕事が忙しくなるのは、そういう世の中の秘密に気付かせないためじゃないか!?
サラリーマン晩年、そう思ってしまったくらいです。

他方で、知らない人は知らずに搾取される。
会社で周りを見回しても健康でない人の方が多かったもんな~。
特に上の人。
なかには、異常に健康な人もいましたが。
酔っぱらって新幹線の終電を1駅分乗り過ごし、走って帰った強者もいたな~。(笑)


何はともあれ、僕が農を目指したのは、そういった食の問題。
知らないのをよいことに、いつの間にか搾取されているという状況に憤りを感じたからにほかなりません。
当事者として、もっと考えたいと思ったからでしょうか。

そのためには、経済的な自立も当然必要なのですが。
その辺りに来年以降、徐々に取り組んでいくことになります。

一足飛びにはいかなくても、個人事業主、頑張っていきます。









2.猫のいる生活

やや重いテーマになってしまいましたが、、、
今年を振り返ったときの変化点その2は、猫との生活です。

いや~、毎日癒される。

このブログの中で、猫の名前はだしてませんでした。
名前で書くと、途中から読んでくれた方は誰?と混乱しますからね。
今回だけ、特別にご紹介。

みお(♀)です。

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保健所からもらってきたので年齢は正確には判りませんが、推定7か月。
性格はツンデレです。
猫らしいと言えば猫らしいのですが、ごはんの時だけ甘えん坊。
普段は、抱っこしようとしても、なかなかさせてくれません。


そして、茶色いのが与作(♂)。

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こちらは生後3か月。
性格は、超甘えん坊。
人たらし、と言うか、大抵膝の上か、肩の上に上がってきます。

猫って、面白いのが柄で大体性格が決まるそうです。
人間の血液型よりは当てになりそう!?


二匹とも、よく食べます。
満腹中枢ないのでは???と思ってしまうほど。
一応、キャットフードの分量は守っているのですが、台所に立った瞬間、駆け寄ってきます。

与作は、まだ一足飛びには流し台に上がれないのですが、木登りの要領で、僕の足から肩口まで一気に駆け上がり、最後にまな板の上にチョン、と降りるようになりました。
気付けば、僕も全身傷だらけです。

なので、今は料理の準備をするとき、食事の間は、2匹に檻の中に入っていてもらうのですが、恨めしそうな視線と、鳴き声を浴びると、ついついこちらも早食いになってしまいます。

折角、ゆっくり食事がとれるようになったのですが…。(苦笑)