人参を掘る
こんにちは。OGUROBBYです。
暖かくなってきて、家の中のカメムシが目に見えて増えてきました。
つい先日、「夫婦で1日に10匹は…」と書きましたが、訂正します。
1人で1日10匹、いや、調子のよい時は、1時間で10匹くらい取ります。(笑)
やつらの生態、移住して1年半かけてようやく分かってきました。
初めは、外から都度都度、侵入してくるのだと思っていましたが、どうやら冬の間ずっと家の中に潜んでいたようです。暖かくなってきたので、満を持して出てきたというところでしょうか。
我が家の場合、可愛いハンターが2匹いるので、彼らより先に拘束しないと、大惨事を招く恐れがあるのです。
我が家の風神、雷神。(笑)
こんな可愛い顔して、2匹ともやるときはやります。
ちょっと前まで、雪の話題ばかりでしたけど、最近はカメムシの話ばかり。
なんて季節感のあるブログだ。(笑)
目次
1.人参を掘る
1.人参を掘る
今週は天気が良いですね~。
天気が良いと、ついつい張りきりすぎてしまうんでしょうか。
僕は現在、島根県の「産業体験」制度を利用して、町内の有機農家さんのところで研修中。天気も良いので、俄然、畑の草取りに奮闘中です。
しゃがんだ体勢でいることが多いので、腰やら足やらに、なかなかのダメージが蓄積されています。
そんな中、今日は朝から人参の収穫をやらせて頂きました。
「人参を掘る」
と言っても、道具は使いません。
自らの手だけです。
人参の株元に手をやると、そこにしっかり人参があります。
多少、人参の肩の部分に沿って土をどけてやり、肩の部分を掴んで上に引き上げると、「プチッ」と簡単に抜けます。
これが結構、気持ち良いんだ。(笑)
体勢としては結局しゃがんでいるので、長時間は結構キツイ。
それでも、何故かワクワクが止まらないんですよね。
思えば、子供の頃、芋堀り大好きだったもんな。
ジャガイモにしろ、サツマイモにしろ。
地中から何かを掘り出すってのは、人類共通のロマンなんじゃなかろうか。
恐竜の化石、ピラミッド、徳川埋蔵金。
話がそれたけど、人参掘りって、芋掘りとはジャンルが少し違うんだよな~。
芋の場合は、宝探しに近い楽しみもあると思うけど、人参の場合、1株1本しか付いてないからね。
でも、これが楽しいのは、恐らく抜く時の感触だと思うんです。
文章で表現できないのがモドカシイ。
ただこの作業、思った以上に握力も使うんですよね。
昼休憩を挟んだら、なんか手がだるい。。。
気付けば膝も笑ってる。
「クスッ」て控え目な感じじゃなくて、もう「ゲラゲラ」大爆笑って感じ。(苦笑)
今年は、結果的に色んなところで人参食べたなぁ。
味もそれぞれ。
「根菜ってのは、土に接している面積が大きいから、土の良しあしが味にモロにでるんじゃないかなぁ」
以前、師匠が言っていたのだけど。
これには納得。
ついでに、「野菜は作っている人の人柄が出る」という話もよく聞きます。
師匠の人参は素朴な甘さ。
こんな人参が作れたらなぁ…。
ちなみに、今年我が家の庭先で作った人参。
1回目で発芽しなかったので、種を撒き直したのですが、結果時機が遅かったようです。大きく育ちませんでした。土も作っていなかったし。
お味の方は…。
美味くも、まずくもない。
と言うか、味がしない。無味。
人柄は判別不能です。(笑)