ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

太陽熱のチカラ

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、嫁と久々の旅行に行ってきました。
と言っても、猫の世話があるので日帰りです。
ご飯は、量をあげておけば1泊くらいなんとかなるかもしれませんが、猫のトイレ掃除がどうにもならないのです。

まあ、猫の話はそのうちまた1本書こうと思います。

今回の旅行は、山口県秋吉台に行ってきました。
言わずと知れた、日本一のカルスト台地です。

というわけで、まずは涼しくなる写真を一枚。
見えちゃいけないものが写っている写真ではありません。(笑)

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秋吉台、というより秋吉洞。鍾乳洞の中の写真です。
涼しかった~!!
何でも、年間を通して内部の気温が17℃前後。
夏は涼しく、冬暖かい。

こういうところだと、デスクワークはかどりそう!!
洞内を流れるせせらぎが良い感じでした。

カルスト台地雄大
でも暑かった。。。

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旅行自体は気分転換になるのでしょうが、嫁は家に置いてきた猫のことが気になっちゃって。

僕も、気分転換必要なほど日常に疲れてもないというか。
と言うより、日常の方が刺激的だったりして。
腰も痛いけど。(笑)

収入さえ確保できるのであれば、農業はすばらしい仕事だなぁと思うのでした。


目次
1.太陽熱のチカラ

1.太陽熱のチカラ

前書きとは時系列前後するのですが、畑の太陽熱消毒、スタートできました。

「太陽熱消毒」という言葉は好きじゃないのですが…。
何を「消毒」するかというと、雑草と土中の害虫(主にネキリムシ)です。

「消毒」なんて、ちょっと上から目線じゃないですかね!?

まあそういう言葉ですので。
ただ、これがビシッと決まれば、後々の仕事がとても楽になると言います。
草むしりの仕事がなくなったら奇跡ですし、減るだけでも万々歳です。

それと、この「太陽熱消毒」には、もう一つ効能がありまして。
土中に鋤き込んだ有機物の分解が促進されるのです。


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効能、というか効果はさておき。
この太陽熱消毒、言うほど簡単ではありません。

まず何が難しいって、タイミング!
コイツの肝は、マルチを張る際にいかに水分を一緒に閉じ込めるか。

今年は本当に雨が降らないですからね…。

畑の準備(石拾い、肥料の散布)、
有機物の準備(緑肥の育生、ヨシの刈込)、
畝立て、

こういったことを天気予報を横にらみしながら、ずーっと進めてきたわけです。

結果、雨は先日の台風12号
ワンチャンスをうまくモノにできました。

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というわけで、60mの畝 2本に、太陽熱マルチをかけることができました。

一人でのマルチの張り方は、今年4月までの研修で師匠から習いましたから。
人生2度目のマルチ張りにしては、上出来。(自画自賛

師匠によると、コツは暑い時間にやること。
朝方とか涼しい時間にやってしまうと、昼間の熱でマルチ(ビニール)が膨張して、ビロンビロンになってしまうのです。

暑い時間に張れれば、涼しくなれば逆にマルチが収縮して、ピシッと張られることになります。

この日は午前11時には張り終わった感じです。
既に充分に暑い。。。


透明マルチを張ったそばから、地中の水分が蒸気となって、マルチの内側が曇り出しました。良い感じ。

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水分を内側に閉じ込めることができれば、雑草の種も発芽します。
そこを太陽熱で一網打尽!
何しろ、種のままだと防御力が高すぎて。

そして有機物の分解も、ある程度の水分がないと進まないのです。


そんなこんなで、ここまでは順調。
欲を言えば、緑肥がもっと成長してくれれば…というのはありますが、そこも土作りの過程ということで。