秋に向かって
こんにちは。OGUROBBYです。
お盆も終わり、全国的にいくぶんか暑さも和らいできたようです。
ここ、吉賀町でも朝晩は寒いくらいに冷え込んできました。
最近は、気付けば朝は毛布にくるまっています。
甲子園も終わりました。
金足農業、県立の農業高校が奮闘しました!!
個人的に笑わせて頂いたのは、秋田県のご当地ヒーロー、超神ネイガー氏が決勝戦前に発した以下のツイート。メディアでも取り上げられていました。
んだ。土は持ち帰るもんじゃねえ、耕すもんだ。
— 超神ネイガー【公式】 (@neiger_akita) 2018年8月20日
次も思いっ切り耕してけれよ!(スクイズ的な意味で)#金足農業
「土は耕すもの」
僕もコチラ(=土は耕すもの)側の人間になってきたでしょうか。
アチラ(=甲子園から土を持ち帰る)側には行ったこともないし、もはや天地がひっくり返っても行けないのですが。年齢的にも。(笑)
目次
1.秋に向かって(田んぼ編)
2.秋に向かって(畑編)
1.秋に向かって(田んぼ編)
こちらは順調???
色々凸凹ありながらも、前に進んでます。
全景どーん!!!
この2枚の田んぼは、それぞれ取水口と排水口が向かい合う辺上にあります。
丁度、写真の奥側が川になっているのですが、排水はその川に流れ込みます。
年間通して言えるのは、取水口側は水温が低く、排水側は水温が高いということ。
入って来る川の水は冷たく、田んぼにプールされているうちに水が温まります。
面白いもので、稲の生育は排水側が一番早く、取水側は遅い。
7月の終わりに排水側は出穂しましたが、取水側はまだ穂も出ていません。
同じ田んぼでも、それだけ差が出てしまうのです。
実際、田んぼの中に手を突っ込んでみたことがあるのですが、ちょっとした「ぬるま湯」になってました。
今年の夏は暑かったですからね~。
穂が出てから高温に合うと、米の品質が下がると言われているので、水はずっとかけ流しにしていました。
今年、勉強になったのは、稲穂は出てきた直後は中身がスカスカということ。
花が咲いて、受粉が行われて、その後徐々に中身が詰まっていくようです。
中身が詰まって来ると、穂先が重くなって、頭を垂れてくる。
この過程を知らなかったので、とても勉強になりました。
「中身がない!!!」
実はあちこちネットを検索したのですが、意外と情報がなく、ますますパニックに!
先輩農家の方から、上記のプロセスを教わり、稲穂が垂れてくるのを見て、漸く落ち着きました。
お盆開けから水を止めました。
そろそろ田んぼを乾かしていかないと、収穫で機械を田んぼに入れられないので。
「土は耕すもの」側の人間としては、全ての稲の出穂を待ちたいところなのですが、、、
そうしてしまうと、早く穂を出した稲たちの収穫適期を逃しちゃうんですね。
枯れてきちゃうんです。
反省点を挙げればキリがないのですが、最終コーナーを過ぎて、最後の直線というところかなぁ。
2.秋に向かって(畑編)
話は変わって、畑の話。
着々と準備を進めています。
こちらは今現在、畑に植わっているものはないのですが、9月の定植に向けて苗を作っています。
まずは、先日このブログでも紹介させて頂いたキャベツ。
毎朝水やりをしているいのですが、日に日に大きくなるのが可愛らしい。
早いものは、本葉が顔を覗かせていました。
そして、白菜。
こちらも、種まきして3日目の朝に一斉に芽吹きました!
2日目の朝の時点では、1つも芽が出てなかったんですけどね。
ベタだけど、「命の神秘」!
どちらも、関係者以外立ち入り禁止の厳戒態勢です。
蝶々に卵でも植え付けられたら大変ですから、防虫ネットでガード。
もっと待って種を植えれば、寒さで虫もいなくなるのだけれど、、、
そうするとキャベツが育たない。
特に、葉っぱを巻くのにはエネルギーが要るようで、その頃までにはある程度の大きさに育てておかなくてはいけないのです。
田んぼの猪と、キャベツ・白菜の蝶々。
タイプは違うけど、どっちも手強そうだな~。
最後に、来年の夏野菜用の緑肥として育てているソルゴーです。
一本一本の姿は、同じイネ科のトウモロコシみたいな感じ。
7月の終わりに種を蒔きました。
8月の好天のお陰で、生育は順調。
よく育っているものは、膝小僧くらいの高さまで育ってます。
日照り続きでなく、雨でも降れば、もう少し大きくなる気もしているのですが…。
身長超える位の大きさになればいいなあ。