ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

はじめての小屋作り <後編>

こんにちは。OGUROBBYです。

最近、スマホの調子が頗る悪いのです。
バッテリーはちゃんと残っているはずなのに、電源が突然落ちる。
実は春先からこの兆候があったのですが、最近は電池残量90%台と表示されていても、突然電源が切れることがある。容赦なし。
さすがにこれには閉口します。充電器から、さっき外したところなのに…。

あまりの電源落ち頻度に、もともとあった「携帯不携帯」の癖に拍車がかかっています。

機種としては、5年位の使用ですかね。
そんなには古くないと思っているのですが、、、
電源落ち意外にも、色んなアプリやWEBサイトから「サービス終了」と締め出されることも。

うーむ。




目次
1.はじめての小屋作り <後編>


1.はじめての小屋作り <後編>

<中編>書いてから、大分あいてしまいました。間隔が。
先に言っておくと、小屋は無事完成。

<前編>、<中編>、<後編>と、均等に内容を割り振りたかったのですが、<中編>書いてからが長かった。
ボリュームもとってもアンバランス。
全体の工程を把握できずに書き始めたからでしょうね。(苦笑)

取り敢えず、<前編>、<中編>はこちら。↓

 

ogurobby.hatenablog.com 

 

ogurobby.hatenablog.com

 
鋼管を組んで、垂木を打ちつけて…というところが前回まで。
こっからが今回の話。ズバリ、屋根の設置です。

屋根材は、ホームセンターで購入。
今回は、材質はポリカーボネートを選択しました。
塩ビに比べたら価格は張りますが、ある程度の耐久性は欲しかったので。
店員さんによると、10年位はもつそうです。

そして、この波板を垂木に打ちつける専用の釘。
なんと傘つきです。

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これまで、こんな釘が世の中にあることすら知らなかったし、まさか箱で買う日が来るとは。


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作業イメージは、上の写真で伝わるでしょうか?
波板を載せて、垂木に釘で打ちつけていきます。
30cm位の間隔で。

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こうやって、屋根に上って釘打ち。
波板で自然にモザイクが掛かります。(笑)


僕もこの後、師匠に続いて屋根に上ったのですが、想像以上に過酷な仕事環境でした。
「高所恐怖症」ということを差し引いても。

屋根の上を歩く際は、垂木の上を歩いていきます。
さすがに僕の体重でも、ポリカの波板を踏み破ることはないのでしょうけど、万が一が怖いので、そこは基本に忠実に。

足場の制約を受けながら、しゃがんで釘を打つ。

釘打ちってのは、なかなか難しいんですよ。
心・技・体揃ってないと、なかなか釘は真っすぐ刺さっていきません。
斜めから金づちで叩こうものなら、釘は容赦なくグニャリと曲がります。

しかも「ゆっくり、確実に」を信条に作業していると、「腰が痛い」だの、「足首が辛い」だのという雑念が次々と。
まさに前門の虎、後門の狼という感じでした。
動くに動けない。

ゆっくり、急ぐ。そしてブレずに淡々と。

自分を1台のマシーンと思うしかない。
まったく、何の修業かと思いました。(苦笑)


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そして、言われてみりゃ当然なのですが、屋根打ちには色んな知恵が!

今回、屋根は縦(2枚) X  横(7枚)のポリカ板を使いました。
縦に2枚のポリカ板を渡すのですが、重ね方に工夫があるのです。

「上側のポリカ板を、下側の板の上に重ねる」。

雨が降った時、水はポリカ板の溝に沿って、上から下へ流れます。
ここで重ね方、下側の板を上に重ねてしまうと、隙間から水が漏る可能性があります。

屋根は傷んだら葺き替えることができますが、内側の垂木が腐ってしまうとメンテが面倒になります。なので、水は漏らさない。


同様に、釘を打つ場所にも決まりがありました。
波板なので山谷があるのですが、釘を打つのは山の部分。
これも水漏れを防ぐためです。
わざわざ、水の通り道には釘は打ちません。
釘に傘が付いている理由も、合点がいきました。


色々と試行錯誤、紆余曲折を経て、ようやく完成した小屋がコチラ。

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うわっ!!眩しい!!
ちなみに、ソーラー発電ではありません。(笑)

別の角度から。

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兎に角、垂木が水で濡れないよう、色々工夫しています。
こんな風に。

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垂木が直接外に晒されないよう、ポリカ板をカーブさせて釘で打ちつけたり、ポリカ板の端材でカバーを作ったり。


師匠は、「素人丸出し」と謙遜するのですが、どうしてなかなか。
僕的には、有難い知恵と、思いの籠った充分な仕上がりになりました。

とてもじゃないが、一人ではできなかったな~。
こういうものをホイホイっと作れてしまう、師匠の存在は頼もしい限りです。