晩秋の畑
こんにちは。OGUROBBYです。
11月も下旬に入り、大分冷え込みがキツくなってきました。
今朝7時、外に出て温度計を見ると、なんと-2℃!
でも、すぐ隣の別の温度計見ると3℃。
どっちが正しいんでしょう???
ただ、例年に比べればまだまだなのは確か。
今年は暖冬という話もありますが、そうなんでしょう。
今のところ。
目次
1.晩秋の畑
1.晩秋の畑
改めて、晩秋ですねぇ…。
今年の秋冬作から、畑で色々な野菜を作り始めました。
作物にもよりますが、惨憺たる結果のものから、意外と出来るじゃないかというもの、よくわかんないなぁ…というもの。
色々です。
惨憺たるもの。
主な原因は虫食いなんですが、実際に野菜を育ててみると、色んな経験値が手に入ります。
ウチの庭に遊びで種をまいた桜島大根。
不思議なことに、この2株は全く虫食いなく、ここまでスクスク育ってます。
肥料らしい肥料は、やってないんだけどなぁ。
8月のお盆頃、つまり虫の最盛期を辛うじて生き残ってきたんじゃなく、余裕シャクシャクで育ってきてるんですよ。
畑の方にも、同じ種を時機をずらしてちょっとまいたのですが、そちらは全滅。
なんでかなぁ???
そんな風にずっと思ってたのですが、この辺、実はニラが自生してるんです。
前のオーナーさんがニラを育てていたのですが、このニラがしぶとくて、草刈り機で刈っても、豆トラで起こしても、どんどん甦ってくる。
ロッキーのテーマが聞こえてきそうですよ。(笑)
ニラと大根。
コンパニオンプランツとしては、あまり聞かないけれど、効果あるのかなぁ???
まぁ、ニラの制御不能な暴れん坊ぶりは経験したので、ニラを一緒に植えるかどうかは慎重にいきたいですが。
そして、畑の大根の方も育ってきました。
直径1mm位の種からここまで育ってくれるのを見ると、感無量です。
試しに抜いてみました。
まだ20cmくらいでしょうか。
もう少し大きくなって欲しいなぁ。
大根は、サラダにして食べました。
昨年からお気に入りの食べ方です。
作り方は簡単。
①短冊状に切る。
②塩を振って、水抜き。
③塩を洗い流して、絞りながらボールへ。
④ツナ缶投入。マヨネーズと醤油で和える。きざみ海苔はお好みで。
これ位のサイズだと、2本くらいは余裕で食べれちゃいます。
面白いのは、白菜ですね。
「お、結球してきたかな?」と見守る楽しみがあります。
年内いっぱいかかるかな~。
白菜は、虫食いの程度に随分と開きがあります。
初めに、程度の良いヤツから。
ちゃんと巻いて来ている。
不思議だなーと思います。
成長期には3日に1枚の葉っぱができるのだとか。
自分で育ててみると、白菜の葉っぱを一枚一枚剥いでいくのも感慨深いものがありそうです。
次は、駄目なヤツ。
恐らく、農家の方はこういうのを表には出さないから、これが見れるのはこのブログならでは?(笑)
さすがにこれは、食べるところまでいかないかな~。
でも、もっと早い段階で脱落した白菜も多々あるわけで、ちゃんと結球まできたところは感謝しないと。
良品率ということになると、まだまだだな~。
5割あればよいけど。
来年の秋冬作に向けて、土作り中の畑には牡蠣殻石灰を散布しました。
勿論、全て手作業。
この後、トラクターで鋤き込みました。
石灰をまいたのは、カルシウムを補給してやりたいから。
ある本を読んでいて「なるほど」と思ったのは、カルシウム不足。
窒素肥料を多めに与えると、植物の身体は大きくなるのですが、植物の外骨格ともいうべき細胞壁を形成するにはカルシウムが必要なのだそうです。
害虫は植物体内の窒素の臭いで引き寄せられる、という説が正しいとすると、分厚い細胞壁を作ってもらわないと。
勿論土のpH調整というのもあります。
ここの土壌、大分酸性に傾いていたので。
虫食いのメカニズムというのも、色んな説がありそうなので、どれが正しいのかよく分からないところもあるのですが、一つ一つ試しながら自分の中でロジック作っていくしかないのかな~。
大分、独善的なものになるかもだけど。
いずれにしても、傾向、結果が分かるのは来年。
長い道のりです。