『日本が売られる』(後編)
こんにちは。OGUROBBYです。
ふぅ~。
(前編)、長くてスミマセン。
僕のブログ史上、最長になってしまいました。
(後編)、サラッといきたいと思いますので、宜しくお願いします。
目次
1.水が売られる
2.『日本が売られる』って、他に何が売られるの?
2.『日本が売られる』って、他に何が売られるの?
繰り返しにはなってしまいますが、、、
今回、前後編に分けて堤未果さんの『日本が売られる』を紹介させて頂いているわけですが、この本読んで頂いた方が、僕のブログ読むより余程伝わると思います。
(自己否定?<笑>)
僕がいくら長文書こうと、オリジナルには敵わないのです。
ただこの本は、「今こそ読むべきだ」「知っておくべきだ」と思ったので、それなりの熱量で書いてます。以前、堤さんが仰っていたのですが、何か突然世の中を賑わす大ニュースが報じられている時こそ、裏で大事なことが決まっていることが多い、と。
中身には触れませんが、この本の目次です。
堤未果 『日本が売られる』/目次
第1章 日本人の資産が売られる
1.水が売られる
2.土が売られる
3.タネが売られる
4.ミツバチの命が売られる
5.食の選択肢が売られる
6.牛乳が売られる
7.農地が売られる
8.森が売られる
9.海が売られる
10.築地が売られる
第2章 日本人の未来が売られる
1.労働者が売られる
2.日本人の仕事が売られる
3.ブラック企業対策が売られる
4.ギャンブルが売られる
5.学校が売られる
6.医療が売られる
7.老後が売られる
8.個人情報が売られる
第3章 売られたものは取り返せ
1.お笑い芸人の草の根政治革命 ~イタリア
2.92歳の首相が消費税廃止 ~マレーシア
3.有機農業大国となり、ハゲタカたちから国を守る ~ロシア
4.巨大水企業のふるさとで水道公営化を叫ぶ ~フランス
5.考える消費者と協同組合の最強タッグ ~スイス
6.もう止められない!子供を農薬から守る母親たち ~アメリカ
ちなみに、「牛乳が売られる」っていうのは、僕は全くの寝耳に水でした。
そもそも、牛乳嫌いだし。
乳製品は嫌いじゃないですが。(笑)
ザックリ言うと、(あ、中身触れちゃった。<笑>)
TPP11とかで、海外からチーズなんかの関税が撤廃されるじゃないですか。
「欧州の本格的なチーズが、気軽に食べれる!」
なんてテレビでもコメントしている方をお見受けしましたが。
実はコレ、結構大きなインパクトあるんです。
国産の牛乳が、スーパーから消えてしまうかもしれない。
カラクリはこうです。
乳牛からの搾乳量は、年間通じて山谷があります。
夏は少なく、冬多い。
牛も、夏は食が細るんでしょうか。
とにかく、海外からの安い輸入チーズなかりせば、
冬にだぶついた国産生乳は、チーズ等の乳製品に加工する。
すると、この生乳としての消費期限は、生き長らえることができます。
ところが、輸入チーズが買われて国産チーズが売れない。
すると、冬場にだぶついた生乳の行き場がなくなる。
結果、牛を維持することすら危なくなってしまう。
日本の牛も、餌は遺伝子組み換え飼料ですが、海外の乳牛なんかはそれだけじゃなく、成長ホルモンもバンバン投入されてますからね。
いつの間にか選択肢が奪われてしまうのは怖いです。
そしてもっと怖いのは、上記の話題は単一の話に留まらないこと。
例えば、土の話のはずが、土だけで終わらない。
水にも関連してくる。
(前編)で登場したような会社名が、色んな場面で出てきたりします。
そもそも産業と言うのは、人間をハッピーにするもの。
産業革命は言うに及ばず。
クルマも、家電も、人間の可能性を拡げ、生活を楽にしてきた。
でも、最近は世の中が複雑になり過ぎているように感じます。
分業化も進みました。
複雑すぎてよく分からない。全体が見えない。
人々は、いつのまにか選択肢を奪われ、得をするのは一部の人。
一生懸命働いて、
健康に気遣って野菜中心の食生活を送り、、、
でもその野菜が、実は…なんて話。
ちょっと読んでみて下さい。
怖いけど。(笑)