ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

国際免許証

こんにちは。OGUROBBYです。
今日は、国際免許証を取りに行ってきました。

目次
1.僕が国際免許証を取りに行った理由
2.取ってきました

1.僕が国際免許証を取りに行った理由

 まだ具体的な計画も立っていないのですが、アメリカに行きたいんです。
次の仕事が決まっていない今こそ、自由に時間を使えるチャンスですから。

たまたま、2カ月前に東京で知り合ったルーマニア国籍のL女史。
彼女は、米コーネル大学の大学院生で、8月中旬にアメリカに帰国予定。
そんな彼女に、「遊びに来ないか」と誘って頂いていたのです。

彼女のアメリカの拠点がニューヨーク州のイサカ。コーネル大学のあるところです。
ニューヨークから、車で5時間程。
アメリカ国内で、移住の盛んな街。
一言でいうと、‟ダウンシフターと学生の街”だそうです。

そして、『エンデの遺言』で有名な、地域通貨 ‟イサカアワー”の街です。

地域通貨とは何か?
通貨、いわゆるお金には2つの機能があると言われています。
 ①交換媒体
 ②富の蓄積

①の交換媒体は人類にとって、とても便利な機能でした。
②の富の蓄積だって、これ自体は大変便利なものなのです。
②は通貨に限ったことではなく、米みたいな長期保存可能な穀物も、同じです。昔、歴史の授業で、人間の格差が生まれたのは弥生時代と習いましたよね。

ただ米と違って、通貨は人間が創出したものなので、保管に場所を取らないように出来ている。(いや、そう進化させてきた、のか)
現代では、マネーゲームみたいな話も出てきて、世界にある通貨(この場合は貨幣の方がよいかも)のうち、①の交換媒体として流通しているのは、僅か数%だそうです。

僕たちは、生活するためのお金を稼ぐため、一生懸命働きます。
でも、お金のということで言うと、その存在意義は圧倒的に投機になってしまっている。

僕の解釈ですが、通貨(貨幣)本来の機能にフォーカスさせようとするのが、地域通貨です。地域の中で経済を回すことに積極的な考え。
興味のある方は、『エンデの遺言』読んでみて下さい。
僕もまだまだ理解不足な面は多々あるのですが。。。

エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社+α文庫)


ただ、前述のL女史の話では、‟イサカアワー”なる地域通貨は、見たことがないと言う。
「えっ!?」と言う思いはあるものの、これも何かの縁。
行ってみるか、という気に夫婦でなっています。
目先の引っ越し準備で、具体的な計画作るところまで辿り着いていないんですが。。。

アメリカ行くなら、車運転するだろう!?と、免許取りに行きました。


2.取ってきました

で、これが実物です。

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パスポートより、2廻り位大きいですかね。
勝手にIDカードみたいなものを想像していたのですが、ご覧の通り、冊子です。
有効期限は1年間。

取るのは至って簡単。
必要なのは、パスポートと写真(4cmx5cm)、発行料の2,400円のみです。

免許試験センターに行って、国際免許証が欲しい旨を窓口に告げる。
所定の申請用紙に必要事項記入し、発行料を支払い、指定の窓口に提出するだけ。
窓口には、僕の前に2人並んでました。
2人とも外国籍の方で、日本での運転免許を申請に来ていた模様。

程なく、自分の番に。
説明とか、講習、何もありませんでした。
あまりに呆気なく、国際免許証の交付を受け、感慨に耽る間もなく。
同時に国内免許の更新行った嫁を30分以上待つはめに。

これ、本当に使えるのかなあ?

まあ、行けることになったら、その時試してみよう。