ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

「趣味は?」と聞かれると困る

こんにちは。OGUROBBYです。

突然ですが、皆さんはされると困る類の質問って、ないですか?

サラリーマン時代は、「好きな女性のタイプを芸能人で例えると?」というヤツに困りました。大体、この手の質問がくるのはお酒の席。
10代、20代の頃なら兎も角、30代になってそんな質問されてもねぇ。
「特にない」と答えたら、場もしらけるだろうし。

最初は太古の記憶を探って答えてました。
広末涼子

お酒の席では、ある種の「わかりやすさ」って必要だと思うんです。
どの世代の方でもわかるような。
僕の苦し紛れの答えも虚しく、大抵その場は何事もなかったように過ぎていったわけですが。(笑)

「可もなく、不可もなく」のラインを狙っていたので、この反応は想定内。
ただ、それをやってしまうと、帰宅後に嫁から批難を浴びることに。
(これは想定外)

「また『広末』って答えたの?
女性陣から冷ややかな目で見られちゃうかもよ!」

そんな嫁に聞いた模範解答は、「宮崎あおい」だそうです。
(他にもあったけど、忘れました。)

何と言うか、いざとなると出てこないんですよね。
模範解答。

イザという時に台詞を忘れる。。。
僕は俳優にはなれそうにありません。(笑)


目次
1.「趣味は?」と聞かれると困る
2.素晴らしい生き物たちの世界


1.「趣味は?」と聞かれると困る

冒頭の話の続き、というわけではないのですが、
最近は、「趣味は?」という質問が苦手になりつつあります。

昔は、読書とか散歩と答えてました。
大概は休日はそんな過ごし方をしてましたから。
愛知でも東京でも、休日はお気に入りの喫茶店やカフェで、本やら雑誌やら新聞やら、読んでいました。
店主からすれば、迷惑な客ですよ。(苦笑)

散歩も、特に東京はちょっと歩けばどこかの駅にぶち当たりますからね。
気まぐれに歩いて、疲れたら電車に乗って帰る。
その過程で、面白い店だったり、「あっ、この道に出てくるんだ!」という偶然性を楽しんでいたんだろうなぁ。


ところが、です。
最近は、「趣味は?」と聞かれても、答えがすんなり出てきません。
今でも、本や散歩は嫌いではないのですが。。。


本を開くことのできる時間が、まず持てなくなってきました。
風呂に入って、横になる。
読書に割ける時間があるとしたらそこなのですが、横になった瞬間に眠りに落ちてしまいます。この間なんて、2行です。たった2行。
もはや、読んだかどうかも疑わしいレベル。(笑)

散歩も、わざわざはしていません。
移住前に比べて、運動量も格段に上がりました。
車の運転、食事やお風呂等を除いては、立っている(もしくは歩くか作業している)時間がほとんど。

「田舎暮らしの方が、むしろ忙しいよ」

東京に居る時、こんなアドバイスをしてくれた方がいました。
本当ににその通り。
でも楽しいですよ。
ちびまる子ちゃん症候群とも無縁。
正に、人生のボーナスタイムです。


2.素晴らしい生き物たちの世界

そんな僕が、最近休日で最も時間を費やしている場所。
田んぼです。
休日に限らず、平日も1日に2-3回は見に行ってます。

う~ん。
今回は、田んぼから離れようとこのタイトルにしたんだけど。
やっぱ、駄目だった。(笑)

子供の頃も、近所の田んぼでは色んな生き物を捕まえてました。
ヤゴだったり、ザリガニだったり。
イナゴだったり、カマキリだったり。
30年前は、埼玉県草加市でもそういう生き物は普通にいました。

ただ、今住んでいる島根県吉賀町は、普通に見かける生き物のレベルが桁違い。
作業中だったので、咄嗟の写真が撮れなかったのが残念なのですが。

例えば、こんなのがいます。

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    引用元: Hondaホームページ

真上から見ると、亀の甲羅みたいに見えるんですよ。
体長は2cmほど。

「コイツ、タガメじゃないか?」
直感で思いました。
でもって、漢字で書いたら「田亀」に違いない!

自信満々で人に聞くと、「そいつはコオイムシ」だよ。
ちなみに漢字で書くと、「子負虫」だそうです。
オスが、文字通り子供(卵)を背負って、孵化するまで世話をするそうです。

そんな昆虫、知らなかった。


そしてイモリなんていうのも、全然珍しくない。
この辺りでよく見るイモリは引っくり返すと、お腹の部分が赤い「アカハライモリ」という種類です。

前述のコオイムシアカハライモリ、いずれも環境省レッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。
そんな生き物が、普通に棲んでいる吉賀町の自然。
改めて半端ない。(笑)


そうそう、田んぼには色んな生き物がいます。
マムシ(この地方では「ハミ」と呼びます)にも遭遇しました。
幸い、一緒にいた知人が捕まえてくれました。
なんでも、瓶に入れて町内のある場所に持っていくと、1,000円で買い取ってくれるとか。

マムシ以外のヘビは、大分見慣れました。
マムシ以外のヘビは、人間の姿を見ると逃げていくので、そんなに危なくはないようです。掴めるか?と言われたら、別問題ですが。(笑)


そして、この手!

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昨夜の僕の手です。
一昨日の夕方、田んぼでブト(ブヨ、ブユとも言う)に手の甲を刺されました。
兎に角、痒いのと腫れるのと…。
せいぜいコバエ位の大きさなのですが、なかなか厄介です。

ようやく腫れが引いてきましたが、今朝は手の甲パンパン過ぎて、腕時計がはめられなかった程。
よく、実物より写真の方が太って見えると言いますが、腫れもそうだなぁ。

腕時計は、なくてもそんなに困らない生活なんですけどね。(笑)