ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

来年の布陣

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、サラリーマン時代の友人からメッセージを頂く機会がありました。
勝手に友人と呼んだら、怒られちゃうかもしれませんが。(笑)

「きっと咳も止まったことでしょう」


そう言えば、社会人時代は本当に咳が止まらなかった。
大学病院含め、あちこち医者には行ったんだけど、原因も良く分からず。
取り敢えず、〇〇という診断は受けるのですが、医者によって病名違ってたり。
効いているのか、効いていないのかよく分からない薬を、盲目的に飲み続けてました。

最近は、そんなことを完全に忘れてました。
今は咳、全くしないですから。
やはり原因はストレスだったのかな~。
気持ちは騙せても、身体は騙せない、ということでしょうか。


話は変わりますが、昨日の朝は寒かった。
外に出たら一面真っ白。
雪でなくて霜ですが、寒そうな感じ伝わりますかね~。

f:id:OGUROBBY:20171118184446j:plain



目次
1.来年の布陣
2.課題もたくさん







1.来年の布陣

今年は移住1年目にして、米作りを経験することができました。
ただ、かなりお膳立てしてもらっての話だったので、来年はいよいよ一人立ちです。

田んぼも近所で借りられる目途が立ちました。
近所で米作りしたのが良かったようです。
きちんと収穫まで漕ぎつけた事が、信用に繋がったのかな。

家から100m位離れたところ。
合わせて1.5反(たん)。

下の、黒い点線で囲まれた部分です。
いや~、グーグルアースなんて超久しぶりに使いました。(笑)

f:id:OGUROBBY:20171116191251p:plain


「反」という単位は耳馴染みが薄いと思いますが、田畑の広さを表す単位です。
ざっくりですが、こんな感じ。

1畝(せ)=1アール (= 10m x 10m)
1反(たん)=10アール
1町(ちょう)=1ヘクタール(=100m x 100m)

もっとも、アールとかヘクタールってのも、イメージ伝わりずらいですね。
主観で言えば、こんな感じ。

1畝=手頃
1反=結構広い
1町=考えられない

広ければ広い程、当たり前ですが仕事量に関わります。
草刈りの大変さにも直結します。

収穫した作物を、どうお金に変えるか。
米は、野菜と違って保管が利くのが長所ですが、売れなければ在庫になってしまいます。新米が出来てしまえば、余った古米は場合によってはコストをかけて処分しなくてはならないかもしれません。

何より、機械がたくさん必要なことが解りました。
トラクター、田植え機、コンバイン、乾燥機、籾摺り機、、、

全部使うのは年1回ですもんね。
維持、メンテしていくだけでもお金がかかります。

一方で、有機の米作りは、「反当り5俵」と言われます。
5俵=300キロ。
玄米での重量なので、精米すればさらに数量は減ります。
勿論、もっと収量上げる人はいるのですが、酷使すれば土地が痩せてしまうとも聞きます。

うちは夫婦二人(猫は2匹いるけど)なので、月15万円あれば生活できます。
つまり、年間で180万円(15万円 x 12か月)は稼ぐ必要がある。
この際、経費は抜きにして、米だけで180万円稼ぐには、どれだけ生産して、キロ単価いくらで売ればよいのか、という話。

なので、相当大規模にやらなければ、米で収支を合わせるのは難しいのかな、というのが今年気付いたこと。
まあ、やる前から聞いてはいたんですけどね。
やってみて解る、実感する事も大切だと思ってます。
僕、そんなに要領いいほうではないので。(笑)

何を収入の軸にしていくか。
数年は試行錯誤が続くことになります。

どちらにしても、自給用の米は作っていきたいので、来年も米作りは継続して取り組みます。





2.課題もたくさん

「継続して取り組みます」なんて簡単に言い放ったものの、来年も同じように米が出来るとは限りません。
寧ろ、米作りだけを考えても課題は山積。


地主さんによると、来年使わせて頂く田んぼは、10年間使っていなかったそうです。
「雑草が生えるの嫌だから、ずっと水を張っていた」、と。

なので、土作りしてあった今年の田んぼとはワケが違う。
そして、田んぼを囲む金網自体、なくなってるエリアもあります。
つまり、猪をはじめとする獣が侵入し放題。

猪の侵入を一度でも許すと、もうその年、その田んぼの米は食えないのだとか。
なんでも、臭くて食べれないそうです。
食べたことがないので、何とも言えませんが。

そんなわけで、ちょっと考えただけでこれだけ課題があります。

・土作りをどうするか
・獣害対策をどうするか
・苗をどうするか
・持ってない機械をどうするか   etc.

もっとも、一つ一つが新しい経験であり、勉強です。
課題から逃げても、前には進みませんからね。(笑)

f:id:OGUROBBY:20171118222600j:plain