人生はチョコレートの箱のようなもの
こんにちは。OGUROBBYです。
お陰様で、ウチの猫の体調も徐々に回復してきました。
食欲がなかったので、いつもあげるカリカリにソフトタイプの餌を混ぜていたのですが、カリカリだけだと食べなくなってしまいました。(苦笑)
一匹だったら、食べるまで置いておく我慢比べに持ち込めるのですが、、、
今や、置いておくともう一匹が残らず平らげてしまうのです。(泣)
徐々に徐々に、減らしていくしかないのかなぁ。
目次
1.人生はチョコレートの箱のようなもの
1.人生はチョコレートの箱のようなもの
皆さまは、このフレーズご存知でしょうか?
"Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get."
―人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで分からない。―
引用元:映画 フォレスト・ガンプ
40代以上であれば、ピンと来る方も多いのではないでしょうか?
フォレスト・ガンプ。
トム・ハンクス主演で1995年に公開され、アカデミー賞を総なめにしています。
その映画の、確か冒頭で語られるこの言葉。
僕自身は、当時大学に入学してすぐの頃だったでしょうか。
話題作ということで劇場に足を運んだ記憶はありますが、正直、全く理解できませんでした。名言と言われている、前述の言葉も、何がいいのかさっぱり。
早すぎた。
ただ最近、この言葉をふと思い出し、考えをめぐらせる時間を持ちました。
ある方の訃報に際しまして。
亡くなられる直前までお元気で、言葉は悪いですが、絵に描いたように「ポックリ」逝かれました。
ご本人的にはやり残した事も多かったかもしれませんが、好きなことをやり、酒を楽しみ、人生を謳歌し。大往生だったのではないでしょうか。
講義という形で、約半年の間、月1回ですが有機農業の土作りを教わることができました。まだまだお聞きしたいことは沢山あったのですが、間違いなく、僕の人生に影響を及ぼした方々の一人になると思ってます。
「一期一会」という言葉が、とても身に沁みました。
この「一期一会」つながりで、この映画の事を思い出したのでしょうか?
人生には沢山の出会い、別れがあります。
それは、映画の中の特別な出来事などではなく、誰にでも平等にあるはずです。
ただ、大学生だった当時の僕にとって、「出会い」「別れ」と言われても、あまり実感がなかったんだと思います。
身の回りで「出会い」「別れ」と言っても、彼女が…とか、せいぜいそんな話でしたよね。そりゃ当時は大問題だったのかもしれませんが。
僕にとって、印象深い「別れ」は、人生の中盤以降にあった気がします。
30代以降。
それは死のような不可抗力のこともあったし、選択の結果であることもありました。
転職、とか会社を辞める、というのも選択ですね。
四十数年生きていれば、それなりに色々経験します。
そんな折、ふと冒頭の言葉が、頭を過ぎったのでした。
人生はチョコレートの箱のようなもの。
人生が箱だとすると、中身のチョコレートは何なのか。
僕の解釈は、1つ1つの出会いだったり、別れだったり。
つまり、出会いも別れも、ある意味でご褒美。
自分の人生を、豊かにしてくれるものでは?と思うに至ったのです。
進む者は別れなければならない
(英国の詩人ワーズワースのことば)
故人との別れよりも、故人と出会えたことに感謝したい。
山下一穂先生のご冥福を、心よりお祈りします。