石をひろう
こんにちは。OGUROBBYです。
ここ数日、ストーブを使っていません。(単に灯油がなくなっただけ???)
今日はヒートテックも着ないで過ごしました。
家の裏の桜も、今週前半には満開になりそうです。
春に浮かれたのか、家の中にも変な人が。
いや、猫でした。(笑)
猫って、なんでこんなに紙袋好きなんでしょうね?
好きすぎて、遊んでいるうちに穴が開いてしまったのです。
春ですから。
関係ないか。(笑)
目次
1.石をひろう
1.石をひろう
畑をお借りできることになりました。
念願の家のド真ん前。
もとは水田だったのですが、水はけが良すぎて稲作には適さない…
ということで、何年も作物は作られていなかったようです。
「草刈りさえやってくれるなら、なんぼでも使いなさい!」
地主さんから、有難いお言葉を頂き、2枚分の土地を預からせて頂くことになりました。ワクワク。
「田んぼ向きではない」との声も頂きましたので、畑として活用していきたいと思ってます。
ただ、いきなりここで作物を植えたりはしません。
焦らず、じっくり土作りから始めます。
折角この一年で色々土作りを教わったし。
作物の種を撒いたり、苗を植えるとしたら、早くて秋口かなぁ。
色々と夢は膨らむのですが、この畑。
よ~く見ると…。
石だらけなんです。
そして、表面も…。
なんだか、ボコボコと凹凸があるのがお解り頂けるでしょうか?
写真だと解りにくいかな…。
これ、何だと思います?
実はこの凹んだ部分、猪が掘った跡なんです。
餌となるミミズを探して掘ったのです。
家の前で猪に遭遇したことはないのですが、昨年は、朝起きて見ると「また掘られてる…」ということが多かった。
猪は夜行性なんですね。
とても臆病なので、人の気配がする時はまずでてきません。
ただ、たまに出くわしてしまった時が危険。
まさに猪突猛進。
当りどころが悪ければ、人も死に至るようです。
話が逸れましたが、ここで作物を作ろうと思ったら、猪対策が必須なのです。
まあ、そういう壮大な話の前に、、、
まずは石を拾わないと、ということで今日の夕方から作業開始。
先日、田んぼの溝そうじで使った一輪車が大活躍です。
この間も使った写真ですが、コレですね。
兎に角、畑の端から一輪車に石を拾って載せていく。
そして、畑の一角に集める。(捨てる)
石があまり多いと、機械が傷みますから。
トラクターはまだ探しているところなのですが、未来の愛車への気配りです。
この作業、意外と地味に時間食うんですよ。
なにせ、石の量が多すぎる。
「ココ!」と決めた区画の表面の石を拾いまくり、ある程度できたら一輪車を次の区画に進めるわけです。オマケに少しでも掘り返したら、土の中から石が出てくることは明確なのです。一旦、表面の石を取り除いたら、耕うんして、また石を拾う。
これを何ターンか繰り返していきます。
一輪車に石を積み過ぎると、凸凹の地面を動くのが大変になるので、ある程度小まめに石を捨てないといけない。
意外とはかどらないもんです。
2時間半かけて、この1枚の1ターン目、10分の1も終わったかどうか…。
もっとペースを上げないといけません。(苦笑)
ただこの畑、恐らく「休耕地」と呼んでよいのでしょうが、管理はかなり行き届いています。地主さんがこれまで草を刈り続けてくれてましたから。
いわゆる「耕作放棄地」というのは、大変なものです。
この写真、実は今度借りる畑の隣の敷地なのです…。
既に木とか生えちゃってます。
ここの地主さんとは既に連絡が取れず。
近所の方々の話では、大分昔に都会に出て行った、と。
夏になると草も茂ってくるので、獣にとっては絶好の隠れ家です。
今、全国に「耕作放棄地」が増えていると言います。
耕作地である畑、田んぼは、もとはと言えば人間が野山を切り拓いたもの。
手入れをしてこそ耕作地であり続けることができるのです。
お借りする土地、守っていかないと。