田舎でぎっくり腰をやるリスクと、今回考えたこと。
こんにちは。OGUROBBYです。
今日も朝から雨。
ま、梅雨ですからね。
この時期、雨が降ると何となくムカデが気になります。
今年に入って、嫁が一度家の中で目撃しています。
取り逃がしてしまったので、家の中にムカデがいてもおかしくはない。
2匹の猫が警備員として戦ってくれるのか?
はたまた、猫がムカデに刺されたらどうするんだ?
等々、心配事は絶えません。(苦笑)
目次
1.田舎でぎっくり腰をやるリスク
2.今回考えたこと
1.田舎でぎっくり腰をやるリスク
お陰様で、腰の状態もどん底を抜け、日常生活に大分戻りつつあります。
あのしんどさ、、、
多分経験したことがない方には、絶対に分かってもらえないだろうなぁ。
発症して暫くは寝ている他に選択肢がありません。
それでも、ずっと仰向けで横になっていると容赦なく襲ってくる背中の痛み。
寝返り打つにも、動き方を少しでも間違えるとやってくる激痛。
兎に角、寝たり起きたりの動作がしんどいので、トイレの回数を少しでも減らそうと、食事や水分取るのも、ちょっと気が引けます。
8年前にも感じたのですが、二度と経験したくありませんね。
前置きが長くなりました。
田舎でギックリ腰が意味するもの。
それはズバリ、死です。
ちょっと大袈裟ですかね。(笑)
都会であっても、先に述べたようなしんどさは、共通です。
ただ、田舎と都会の決定的な差。
それはインフラの関係です。
具体的には、医療機関と公共交通機関。
まずは医者です。
8年前の場合は、朝食後に皿洗いをしているときに発症しました。
咳こんだだけだったのですが、得体の知れない激痛におののきました。
異動直後で、引継ぎの時間をロスするわけにもいかず、最寄り駅前の整骨院に駆け込み、そのまま出勤しました。
治療の効果があったかどうかは???ですが、精神的な安堵感は頂きました。
先生は大の野球好き(プロ/アマ問わず)で、TV中継でランナーが得点圏に進むと、治療そっちのけでTVにかぶりついてしまうような。
「ちょっと待ってて」と何度言われた事か。(笑)
一方、田舎では医療機関が相当限られています。
今回ギックリ腰を発症させた田んぼで、最初は軽トラの助手席に乗ろうとしました。
しかし、床が思いの外高く、ドアの上の取手を掴んでも、足が踏ん張れませんでした。
何とか、軽トラの荷台に腹ばいで這い上がり、家まで運んでもらった次第です。
ウチから最寄りの病院まで車で片道20分。
東洋医学の先生を探すと、片道1時間はかかります。
軽トラの荷台に腹ばいで往復2時間。
ちょっと考えられません。(笑)
次に、公共交通機関。
8年前の愛知県では、前述の通り通勤途中に徒歩で行ける整骨院がありました。
その後、病院だったり、鍼灸に通うのですが、全て徒歩もしくは車で5分圏内です。
何が言いたいかと言うと、怪我人、病人でも自力で行ける。
車は自分で運転できなくても、タクシーを呼べばOKです。
翻って田舎。
今回は結局、発症1週間後の土曜日に、嫁に隣の市まで連れていってもらいました。
家で療養中に、たまたま「良い医者がある」と紹介を受けまして。
自分が動けない皺寄せが、嫁にかなりいってしまっているので、当日朝、タクシーも検討しましたが、連絡付かず。
朝7時じゃ流石にねぇ…。
(後で知ったのですが、僕の住んでいる居住地区はタクシーの迎車対象外でした。)
ギックリ腰に限ったことではないのですが、田舎生活のリスクとして、いざというときの選択肢が限られてくる、というのはあるかもしれません。
病気やケガについては、なりたくてなる人は、ほぼいないでしょうから、もしもの時の備えは必要だと思います。
2.今回考えたこと
さしあたってのリスクは、前述の通りなのですが、
農作業をやれないリスクに、只今直面しています。
草刈りの問題です。
梅雨入りで雨も降る、気温も高い、ということで容赦なく草は伸びてきます。
嫁にこれ以上皺寄せがいかないようにしたいので、
人に依頼して、草刈りして頂くことを考えていますが、無料でとはいきません。
ここで無理して振り出しに戻っては意味がないので、自分がいつから復帰できるかも含めて、頭の痛い問題です。
ま、それについてはここでは書きません。
今回のギックリ腰で、痛切に感じたこと。
それは、ギックリ腰1つが致命傷であるということです。
勿論、ケガ自体の痛みもあるし、
農作業にも影響があります。
皺寄せがいってしまう家族への影響も。
不経済効果(?)という意味では、8年前と比べて計り知れないものがあります。
今回、横になってることしかできない時間に、ぎっくり腰について色々調べました。
ネットの情報というのは、本当に玉石混合。
医療機関のサイトでは「直ぐ医者へ!」と言っているのもあれば、「自力で3日で元通り!」なんて人もいらしたり。
何を信用したらよいのか、、、さっぱりです。
そこで思い至ったのが、医者にかからないで済む身体を作ることの大事さ。
対処療法ではなくて、「予防」の考え方です。
今回、隣の市で教えてもらったストレッチの方法が、コチラ。
①鼠径部から膝頭にかけて、腿の内側の筋肉に力を入れ(=強張らせる)、力を抜く、を繰り返す。
②足首を延ばす、手前に引く、を繰り返す。
①、②を10回1セットで行います。
ベッドで寝ながらでもやれるので、とても重宝します。
それと、また別の方から教わったのですが、体幹の鍛え方も紹介します。
《体幹の鍛え方》
①仰向けで膝を立て、骨盤の内側指2本分のところに指を添える。
②肛門を締め(指をあてている所が固くなるように)ながら、下っ腹を引き上げるように下腹部に力を入れる。
③息をゆっくり吸う。
④頭を上げ、おへその下あたりを見ながら、ゆっくり息を吐く。(10秒くらい吐き続ける)
これは、似たような方法を、スキージャンプ競技の葛西選手が紹介していました。
他にも色んな方法を習ってはいるのですが、
これを機に、腰の構造から、筋肉の動き、リラックスやストレッチの方法等、勉強していこうと思っています。