ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

モリアオガエル。そして、初めての蛍。

こんにちは。OGUROBBYです。

日本代表、凄いな~!!
先日行われた、ワールドカップ予選初戦、コロンビアに勝っちゃいましたね。
驚きました。

戦術とかの話はさておき、個人的に西野監督の言動に結構シビれるものを感じます。
選手のモチベーションを考えて、発言してるな~、と。
自分の言動が、選手にどういう伝わり方をして、どういう影響を及ぼすのか、見えているな~、と。メディア受け、大衆受けよりも、まさに選手ファースト。

見習わなきゃ!と思いつつも、、、
僕の今の生活では、猫くらいしか練習する相手がいなくて。
猫のモチベーションって何だ???
食欲か?

僕の場合は身体のマネジメントをしっかりしないと、ですね。(苦笑)

決勝トーナメント、行って欲しいなぁ。。。
でも時差があるから、生じゃ見れない。。。






目次
1.モリアオガエル
2.そして、初めての蛍。

1.モリアオガエル

夏です。
そんな中、町内の知合いから、「蛍を見に来ないか?」と誘って頂きました。

蛍?

嫁も僕も、実は生で見た事はありません。
「見た」という話は耳にするので、本気で探したらツチノコを見つけるのに比べたら遥かに簡単に見つかるのでしょうけど。(笑)

腰にコルセットを入念に巻いて、お邪魔することにしました。


19時半頃お邪魔したのですが、最近は日が長く、まだまだ明るいです。
流石、夏至

最初に案内して頂いたのが、家の裏にある田んぼ。

f:id:OGUROBBY:20180622173233j:plain


ちょっと光が足りない。
カマキリの卵ではありません。

少し引いてみましょう。

f:id:OGUROBBY:20180622173401j:plain


やっぱり光が足りない。
そして、卵、どこ行った???(笑)

これ、田んぼのへりに植わった、柿の木なのです。
そして、卵の下には田んぼ。

モリアオガエルの、卵なのです。

ウチが借りている田んぼのヘリにも、卵を産んでいます。

f:id:OGUROBBY:20180622173643j:plain


拡大すると、メレンゲみたいな泡の中にある、卵の粒々が見える…でしょうか。

このメレンゲみたいな泡、結構大きくて握り拳くらいの大きさがあります。
このメレンゲ部分、生みたては柔らかいそうですが、触ってみると意外と固い。
乾いてます。

調べてみると、雨水に溶けて田んぼにオタマジャクシとして落ちるのだそうです。
オタマジャクシとして孵るまでが約1週間。

よく、「初めて〇〇考えた人、凄いよね~」なんて会話がありますが、多分、考えてないですよね。モリアオガエルさんは。(笑)
自然の凄まじいまでの神秘です。

このモリアオガエルの親、よく田んぼ脇でお亡くなりになっています。
大きさにして、手足を除いた本体で6センチ位でしょうか。
自分の身体より大きなものを産む。

壮絶。

そして近所で聞いたのは、モリアオガエルの死体を、ヘビとカラスが奪い合っている、と。彼らにとっても、貴重なタンパク源。

人間の安っぽいセンチメンタリズムを超越した、自然の雄大さ。
今日も世界は廻っている。

2.そして、初めての蛍。

暗くなってきて、いよいよ蛍鑑賞です。
幸い、この日は晴れ。
ただ、時期的には少し遅いのだそうです。

暗闇に目を凝らします。
じーっと。


すると、ポーーーーーーーッと。
小さな白い点が、10m位先をゆっくり、フワフワと飛んでいくのが見えました。

ポーーーーーーーッと。
一旦光は消えて、またポーーーーーーーッと。

ポーーーーーーーッ で大体5秒くらいでしょうか。(笑)
感覚的に。

儚いんですよ。
LEDの光みたいに絶対的な安定感はない。
でも、儚く、そして優しい。

あそこにも、ここにも!
とはならないのですが、よーく見ると、「あそこも光ってないかい?」と。

歩いていると、1匹の蛍が目の前に。
知人がふわっと捕まえて、掌の上に載せてくれました。
掌の上での光。
不思議な、どこか懐かしいような光でした。

照らす範囲は狭いけど、明るい。
儚さは消えて、吸い込まれるような優しい光。

「蛍には、蛍の臭いがあるんよ。いい香りよ~。」

知人のコメントは、残念ながらよく解りませんでした。(笑)

でも、とても良い体験をさせてもらいました。
心もスーッと軽くなったような。