ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

はじめてのトンネル作り

こんにちは。OGUROBBYです。

最近、少しずつ朝晩の冷え込みがきています。
明け方なんて、毛布にくるまってないと寒くて…。
昼間はそれなりに暑いのですが、我慢できないほどではありません。
いや、暑くてもそれなりに我慢してきたから、今があるのか。(笑)

過ごしやすい季節にはなったものの、これから気温は右肩下がり。
寒い冬がやってくるな~。

その前に、秋を堪能しなきゃ!


目次
1.人参発芽!
2.はじめてのトンネル作り

1.人参発芽!

「お盆過ぎると涼しくなる」
こちらにきて、よく耳にする言葉です。

愛知、東京に居た頃、10月頃まで残暑が厳しかったようなイメージを刷り込まれすぎたのか、「いやいや、そんなことないでしょ!?」と都度、心で思っていたのですが。
今年は、お盆を過ぎたら明確に気温が一段下がった気がします。

それでも今年は暑さが異常だったので、今の寒暖の差は平年並みと言う気もします。
そこら辺の感覚は、これから年々チューニングされていくのでしょう。

さて、8月31日に種をまいた人参。
数日間雨が続く好条件で、無事発芽しました!

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目を凝らさないと解りにくいのですが…
見えますか?中央右手のY字型の芽。

昨年は一度目の種まきで全く発芽せず。
蒔き直して芽は出たものの、既に時機を逸して大きくなりませんでした。

9月8日にチョロッと不織布をめくってみると、チラホラと人参の芽らしきものが。
ただ、昨年研修で師匠の玉葱畑で手除草した草にもよく似ている気が…。
師匠のところでも「発芽した」と伺ったので、見せてもらいに行きました。

うむ、間違いない。
Y字型で、地際が少し赤い。(これは品種もあるのかな?)

太陽熱消毒もやったことだし、芽らしきものは一直線に生えてきている気もするので、草ではなさそうだ。(嬉)

現時点で発芽率のほどはよく分からないのですが、、、
半分は出たかな~。

人参は、発芽が難しいと言われています。
兎に角、土を乾燥させてはいけない。
そして、発芽には光が必要なので、種は深く植えてはいけない。

そんなわけで、人によって籾殻を上からふりかけたり、不織布をかけたり。

よし!難関を突破したぞ。
でも、ここ(発芽)までは昨年も到達してますからね。
油断は禁物です。




2.はじめてのトンネル作り

秋の畑準備は、なかなかに忙しいです。
なにしろ蒔き時を逃したら、実になりません。

今日は、白菜の苗の定植。

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こちらも、盆過ぎに種をポットに蒔いて、手塩にかけて育ててきました。
先に種を蒔いたキャベツを追い越して、どうどうの生育っぷり。
本葉が5-6枚で畑に定植なので、今が正に植え時なのです!

ただ現在、世の中、とりわけ蝶の世界では、空前の(?)産卵ブーム。
アブラナ科の植物とみたら、ちょっとでも触れたい。
そんなお年頃なのです。
まあ、蝶々に限らず、昆虫の世界ではアブラナ科、人気ありますからね~。

なので、白菜、キャベツなんかはトンネルで囲ってやることが必須なのです。

しかしこのトンネル、完全に見様見真似。
去年の研修先では、トンネル作るような野菜をやっていなかったので、ここは完全に独学。

使用する資材から、色々調べながら購入。
覆う布は、不織布が良いのか、防虫ネットがよいのか。
僕の経験値では、今もってどちらが良いのか断言できませんが…。(苦笑)

今回は、不織布を使用しました。
何故なら、隣の畝で人参発芽用にかけていた不織布が用済みになったから。
農業資材の使いまわしって大事だと思います。
どれも決して安くはないので。

畝の幅を約100cmで取っているので、トンネル支柱のポールは180cmのものを購入。
不織布も畝に対して余裕のある180cmを用意。
直径 x 円周率。
そこに地面に刺したりする余裕を見る。
やっていることは小学校の算数なんだけど、まとめて資材を揃えることになるので、成り立つかどうかはドキドキです。

まぁ、答えはやってみるしかないですからね。


取り敢えず、まずはマルチに穴を開けます。
こんな具合に。

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株と株の間は40cm取りました。
マルチ中央の青い線が20cm間隔のようなので、それを目安に。
僕の場合、手をパーにして親指と小指の先端が大体20cm。
身体を使って大よその距離感を持てると、結構重宝します。

穴を開けたら、定植。

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午前11時に定植が終わりました。
暑い時間に定植したので、若干苗がクターッとしてます。(涙)

そして、蝶々の接近を警戒する厳戒態勢の中、作業は粛々と。
すみません。写真撮る余裕ありませんでした。

畝の片側にポールを挿す。
畝の反対側に回ってポールを捕まえ、アーチを描くようにしてもう片方の畝の端に挿す。
端から不織布を引っ張り上げて、アーチにかける。
不織布の始点をピンで固定。
U字杭でサイドから不織布を固定する。

だーっと、こんな感じでしょうか。

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取り敢えず、カタチになったかな~。
「昼にするか」

そう思った矢先、一陣の風が!

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見事に裾が、風でめくれあがってしまったのでした。
これはいかん!

U字杭を3m置きに打って、トンネルを固定しておいたつもりが、3mの隙間は広すぎたようです。
盛大な(?)でもないのですが…隙間風でここまで煽られるとは。

ましてや、これから本格的な台風シーズン。
やっぱ、このままじゃ駄目でしょ。

そこで、、、

おもむろにスコップを持ってきて、片っ端から土をかけていきました。
土で隙間なく抑えとけば、強度は全然変わります。

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ただ、これやると後片付けが大変なんです。
土をどかすときに、なかなかどいてくれない。
最終手段と思っていたんですけど、まあ仕方ないか。