干し柿をつくる
こんにちは。OGUROBBYです。
或る日のことでございます。
夫婦で外で手作業をしていると、遠くの方で一台の車が停まりました。
「あれ!?知合いかな???」
手を止めて眺めていると、中から出てきたのは知らない人。
おもむろにカメラを取り出し、こちらに背を向け写真を撮り始めました。
こちらには全く興味を示しません。(笑)
そんな事が二度、三度。
何かあるのかな~、、、と後でその場に立ってみると。
「!!!!!」
皆さん、これを撮っていたのですね~。
正面の真っ赤な山、島根県最高峰の「阿蔵寺山」です。
その右手は、また趣が異なる感じ。
赤やら、黄色やら、緑やら、モザイク状でこれまたキレイ。
通りすがりの方が、写真を撮っていく。
そんな中で日常を送っていることに、思わずほくそえんでしまいます。
まあ、不便なこともいっぱいありますが、悪くないですよ。
うん、全く悪くない。
目次
1.干し柿をつくる
1.干し柿をつくる
初めに言っときます。
僕は、柿が好きではありません。
その理由には、諸説ありまして…。
実家にも柿の木が2本くらい植わっていました。
それとは知らず渋柿を齧ってしまい、口の中が大変なことになった、とか。
柿の木につくトゲトゲの毛虫に刺されたからだ、とか。
そもそも果物があまり好きでない、とか。
最後のは、それを言ったら元も子もないですね。(苦笑)
今回は、近所から大量の渋柿を頂きまして。
その量たるや、、、
いや~、大量。段ボールひと箱分!
みかんじゃないんだから。(苦笑)
余談ですが、田舎の生活は、色んなものを頂きます。
この1週間で頂いたもの。
渋柿、手作り蒟蒻、しいたけ。
勿論、こちらからも色々お返しするので、広い意味では交換経済。
そこに見栄とか忖度はありません。(笑)
話を戻しましょう。
これだけ大量の渋柿。
「干し柿にしたら良いよ」
なんとサンプル品まで頂いてしまうという、至れり尽くせりです。
「やってみるかな~」
軒先に飾って眺めていると、何だかそんな気になるから不思議。
柿、好きじゃないんですけどね。
繰り返しますけど。(笑)
早速手に取ってみると、そこには昔の方々の知恵が。
柿の切り方一つにしても、凄いな~。
ヘタ(?)の部分がT字になってます。
どうやら「タイガースファンだから」ということではなさそうです。
それを言うなら、場所柄、カープファンのはず。(笑)
こうしておくと、紐で縛って吊るした時に、抜け落ちにくい。
作業中の写真は残念ながらないのですが、皮を剥いて、紐で縛って、吊るすだけ。
皮を剥くのも、夫婦で3つの工程に分担しました。
これも、柿と一緒に頂いたアドバイス。
①ヘタの緑色の部分をハサミで切る。 (後で縛るときに楽)
②ヘタの周りを包丁で皮むき。
③ピーラーで縦に皮むき。
ネットで見たら、色んなアドバイスが出てました。
干し柿を作るうえで、一番の大敵はカビ。
日当たりが良くて、風通しが良くて、尚且つ、寒い時期がよいそうです。
なので、紐で縛る際も、柿と柿がくっつかないように細心の注意。
干す前に、柿を焼酎や熱湯にドブ浸けする方法もあるそうです。
勿論、殺菌目的。
ウチは、後から霧吹きで焼酎をかけることにしました。
アルコール殺菌ですね。
吊るしてみたら、なかなかの壮観!
紅葉をバックに、色のコントラストもなかなかです。(自画自賛)
一気に季節感が出てきました。
カビずにちゃんと出来るか不安ですけど、出来たら出来たで、こんなに食べられるかな~。(苦笑)