干し柿リターンズ!
こんにちは。OGUROBBYです。
12月を間近にして、ようやくいつもの寒さが戻ってきました。
朝起きると、一面霜が!
恐らく、僕の近所では初霜じゃないですかね~。
あ、決して喜んでいるわけではないですよ。
季節は巡るものですし、「来るべきものが来た」というだけの話ではあります。
本当の冬は、こんなもんではないですから、「気を引き締めていこう!」という気持ちもあります。
何にせよ、今年も冬が始まります。
目次
1.干し柿リターンズ!
1.干し柿リターンズ!
先日仕込んだ干し柿が、いい感じです。
前回も再三書いた通り、僕は柿が嫌いなのですが、意外と干し柿は好きなようです。
そもそも、干し柿を過去に食べた記憶も曖昧ではあるのですが、僕の想像上の干し柿は、見た目真っ黒で、固くて、、、
「結局、柿だろ!?」
という暴言を吐いてしまいそうな印象でした。
ところがこの干し柿。
中は柔らかいんです。
良い感じで水分が抜けて、食べた時の食感が良い。
上品な甘みが、ふわーっとやってきます。
昔、砂糖なんてなかったころの日本では、きっと重宝されたに違いない。
貴族の食べ物ですよ、これは。(笑)
遊びに来ていただいた方々にも好評です。
カビずに出来てくれて、ありがとう!
大量に頂いた渋柿を持て余し気味に作った干し柿ですが、どうしてなかなか。
「ケガの功名」とは、このことです。
作った干し柿も、あれよあれよと言う間に数が減り、最近はクルマで町内を走りつつ、木になったまま放置されている柿の実に目を奪われることも少なくありません。
感慨深いのは、材料となっているのが渋柿であるということ。
うかつに口に入れてしまい、「ゲ!渋柿じゃん!!」という経験は、恐らく日本人なら誰しも一度はあるんじゃないでしょうか。
渋み、とか灰汁とか、こういうのが転じて旨味に変わる。
そこに面白さを感じますね~。
「昔はヤンキーだったけど、今や名俳優、名女優」みたいな人、いるじゃないですか。
ずっと優等生だった人より味がある、と言うか。
あ、残念ながら僕はヤンキー上がりではないですよ。(笑)
兎に角、夫婦揃って「これはウマい!」ということで。
急遽、追加で作ることにしました。干し柿。
寒さは一段と増しており、空っ風に当ててやればカビるリスクもあるまい、ということで。
材料はそこらへんに幾らでも、、、
転がっちゃいないけど、成ってる。(笑)
ウチから50m位行ったところにある、道端の柿です。
誰も取りません。
カラスさえも、見向きもしない渋柿。
前に頂いた柿に比べると小粒ですが、自然の恵みに感謝!というところでしょう。
何せ、タダですから。
ビワより一回り大きいくらいかな~。
頂きました。
吊るす作業に至るまでは、もう慣れたもの。
風通しの良いところに、吊るしておくことにしました。
皮を剥いた柿に直に触れると、手がニキニキします。
多分、これこそが渋。
そして旨味の素!
自然って、不思議です。