レシピを見ないで作れるようになりましょう。
こんにちは。OGUROBBYです。
ようやく、確定申告書類の作成に目途が立ってきました。
無事、仕訳は終了。残高も合致。
ホッと一息です。
気付けば、うちの梅にも花がチラホラ。
朝晩は毎日ストーブつけてるけど、随分暖かくなってきたな~。
目次
1.レシピを見ないで作れるようになりましょう。
1.レシピを見ないで作れるようになりましょう。
先日、とある料理本を読みました。
それが、コチラ。
書店で手に取り、「面白そうだな」と即買い。
著者の有元さんは料理研究家なのだそうですが、こんなタイトルの本が売れちゃうと、もう誰もレシピ本を買わなくなりますよね。
自分の首を絞めるのでは?
でも、今はクックパッドなんかもあるので、誰もレシピ本は買わないのかな?
そんでもって、内容は「看板に偽りなし」。
例えば、野菜炒めのつくり方は、大よそこんな感じ。
①切った野菜を水に漬ける。
②鍋を熱し、油を敷く。量は多め。
③鍋に野菜が極力重ならないように置く。
④野菜が透き通って来るまで、かき混ぜないで待つ。
⑤頃合いを見て、フライ返し等で引っ繰り返す。混ぜることはしない。
⑥塩をふりかける
いつもの野菜炒めのつくり方と比べると、かなり違和感があるのでは?
何となく、野菜炒めというと、中華鍋を豪快に振るうのが格好いい、みたいな。
ただ、このつくり方には、ちゃんと理由があるのです。
なんでも、まずは野菜の中にしっかり水分を確保させることが肝要なのだとか。
そして、野菜の中の水分に火を通し、その熱で炒める。
掻き混ぜてしまうと、鍋の中の熱が下がってしまいますからね。
塩を最後にふりかけるのも、最初にやってしまうと、野菜から水分が出てしまうから。
・充分に熱していないフライパンに油をひき、シャキッとしていない野菜を入れて掻き混ぜる炒め方だと、時間がかかり、ベトッとした油がしんなりとした野菜にからむので、おいしくないのです。
・野菜は、表面にだけ水が付いている状態ではなく、しっかり水を吸わせて、細胞の中にまで水分が十分にあることが大事です。細胞の中の水分を熱することで火を通す炒め方ならば、炒め物が水っぽくなることはありません。
・「鍋の中の温度が低い」こともうまくいかない原因の一つです。フライパンは空焼きして、カンカンに熱くすること。そこまで高温にした鍋でないと、野菜の細胞の中の水が熱せられない。空焼きができる鉄のフライパンに、私がこだわる理由もここにあります。
・火加減についてですが、(中略)
気にした方がいいのはガス火の炎の大きさではなく、‟鍋の中の温度”。鍋の中を見ていて「焦げそう」と思ったら火を少し弱めればいいし、逆に蒸気の上がりが悪ければ、火を強めればいい。
引用元:有元葉子
「レシピを見ないで作れるようになりましょう」
早速やってみました。
僕は畑から収穫してきたところのチンゲン菜。
水に浸します。
まずボールに葉っぱ部分を入れ、その上に笊を置いて軸部分を。
火の通りが違うので、葉と軸で分けました。
そして炒める。
鍋の中に置いていきます。
すみません、大分雑です。(笑)
トウ立ち前に使い切りたかったので、鍋に対してチンゲン菜が多すぎた!
引っ繰り返します。
焼き色がつきましたが、鍋に野菜がこびり付かないのは、水分をきっちり吸わせているからでしょうか。
調理方法はとても簡単。
一発でマスターできました。
今は便利な世の中です。
たかだか野菜炒めでレシピ検索をする人は少数派かもしれませんが、ちょっと手の込んだ料理でもちょっと検索すればレシピは直ぐに手に入る。
具材の切り方から、調味料の分量、火の通し方、調理時間まで詳細に情報が手に入ります。レシピを選択するのに、ちょっと疲れてしまう位。
「手に職」じゃないですけど、
今の時代に、このシンプルさはちょっと気持ち良かったです。
勿論、本の中身は野菜炒めだけではないので、ご安心を。(笑)