秋の芋掘り
こんにちは。OGUROBBYです。
実に久し振りの更新であります。
5カ月ぶりですか。
前回は、玉葱の収穫の話を書いたんですね。
ここまで開くと、自分が何を書いたのやら…。(苦笑)
奇遇にも、今回も収穫の話なんですね。
まあ、玉葱にしても、サツマイモにしても、一気に掘り上げるので「やった」感が出ます。気分が高揚するんだろうなぁ。
目次
1.秋の芋掘り
1.秋の芋掘り
11月に入った吉賀町。
大分寒くなってはきたんですが、まだヒートテックは投入せずにすんでいます。
ま、暖冬なんですよね。
例年なら、9月の終わりには朝、霜が降りてもおかしくないのですが、今年はまだ2回くらい。安易に「温暖化」とは言いたくないのですが、そういうことなのかなぁ。
ただ、霜が降りて来ちゃうと、そこは寒さが天敵のサツマイモ。
これまで何度か試し掘りして、大きくなるのを待って来たのですが、そろそろ限界か…と掘ることにしました。
定職についていると、なかなかやりたい時にできないんですよね。
「農」は天気との相談ですから。
ここ最近の寒さで、地上部は大分枯れてきました。
地表を覆っている黒いもの。
トリュフではございません。(笑)
これがサツマイモの葉っぱ、なのであります。
ちなみに、サツマイモの右隣の畝に立っている棒のようなもの。
これは、オクラです。
この夏は、とても楽しませていただきました。
調理法は、ちょっと蒸すだけ。
何もつけなくても、十分に甘い!
あ、脱線。
今年、植えていたサツマイモの品種は、紅はるか。
2年前に、全然甘くない「安納芋」を育ててしまったのがトラウマになってまして、品種は変えました。
取り敢えず、蔓を引っこ抜く。
イメージでは、そこにバナナみたいに芋がくっついているはずが、なかなかついていません。
「これは、嫌な予感…」
慎重に畝の端からスコップを入れていきます。
いきなり真ん中に突き立てると、芋に刺さりますからね。
すると、、、
まずまずの芋が!
残念ながら、ザクザク出るわ、出るわ、という風ではないんですが、
時々思い出したように。(苦笑)
しかしまあ、これが想像以上に重労働。
腰に悪そう…。
うーん、腰に致命的なダメージを与えないよう注意しつつ、かといって途中で止めれないし。。。
と思ってたら、ウチの飼い猫の みお がやってきました。
暫くそばで見守ってくれていたのですが、何を思ったか穴にジャンプ!
そして、穴から出て写真のように穴を掘るのを手伝ってくれました。
実は、みおさん、穴の中でおしっこしたみたいでして。(苦笑)
掘るというより、一生懸命砂をかけています。
「猫の手も借りたい」人からすれば、なんとも羨ましい???状況なのです。
それはさておき。
実際の芋掘りは、結構繊細です。
例えるなら、考古学者のよう?
力ずくでは、芋が傷ついてしまいます。
優しく掘っていくと、こんな風に突然地中から現れるのです。
ご存知と思いますが、サツマイモは根っこです。
水分含んで湿った黒い土に、赤い線。
澄んだひんやりした空気の中、この色のコントラストは、結構訴えかけてくるものがありますよ。良いもんです。
「農」は癒しですね。
腰痛いけど。(笑)
ちなみに、サツマイモは掘り上げてすぐのものは、あまり甘くありません。
掘り上げた芋は、まずはじっくり天日に当てて乾かす。
あとは寝かせておくことで、でんぷんが糖化して甘くなります。
今年の芋は、どうかなぁ。