ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

2016年自己紹介

はじめまして。OGUROBBYです。
ここは僕の自己紹介ページです。

目次

 1.自己紹介

 2.何故移住なのか

 3.OGUROBBYの由来

 

1.自己紹介

 埼玉県草加市の生まれ。172cm。97kg(若干サバ読み気味)。男性。
2016年8月現在、嫁と東京練馬の社宅で二人暮らし中。
8月末で正式退職により社宅を出る為、近日中に島根県に移住予定。

 

大学は首都圏の某大学で経済学を専攻。
人より1年多く大学に通いましたが、決して勉強好きではありませんでした(笑)。

 

大学時代は、沢木耕太郎の「深夜特急」に憧れて、バックパッカーやってました。
1年生(2回目の)春休みからは、長期休みの度に、どっか行ってた気がします。
‟真剣に酔狂なことをやる” って言葉は、今でも大事にしている言葉です。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)


英語は片言でしたが、初めてのタイで一人旅にハマる。
とにかく、自由を感じました。そして旅行記書くのが楽しかった。
好きな国はスペイン。
サッカーの城彰二が、リーガで唯一挙げた1試合2得点も、たまたまスタンドで観戦できました。現地(バリャドリー)のスーパーで、子供たちに城と間違われるおまけつき。こう見えて、当時は痩せてたんです(笑)。

 

就職は、文章書く仕事を志望し、マスコミも受けましたが、縁なし。
あくせく働きたくない。あわ良くば、本でも書きたいと考え、非鉄金属メーカに入社。


でもまあ、世の中そんなに甘くない。
電子部品材料の営業に配属されましたが、毎日深夜遅くまでサービス残業
土日もどっちかは出てた気がします。

仕事そのものより、人間関係の悩みが多かった。


課内は、学卒と現場上がりの混成チーム。
尊敬できる先輩は、現場上がりの方が多かったんです。物知っているので、お客さんに一目置かれてるんですよ。でも、上に上がるのは学卒ばかり。そりゃ、雰囲気も悪くなります。社内には旧財閥系という甘えもあったのかな。ここにいても、スキルが身につかないと危機感を覚え、転職しました。

 

次に勤めたのは愛知県の自動車部品メーカ。
広島の自動車メーカに転職した同期の話を聞いて、自動車業界に魅力を感じてました。
社会人になって、自分の車を持つようになって興味が湧いたんでしょうね。

 

 最初の会社(業界)とは何もかもが違いました。
兎に角、時間も含めたコスト意識が徹底的。初めの頃は、冗談抜きにトイレに走って行ってた気がします(笑)。性格的に隙だらけなので、結構しんどかった。
結局、8年間を愛知県で、最後2年を東京で勤務しました。

グローバル経済のど真中で働いた、17年間でした。

 

2.何故移住なのか

 僕が会社を辞めた理由。
一言でいうと、「家族の健康的な生活を取り戻すため」。


ザックリ言うと、網膜剥離になりました。ボクサーでもないのに。
ネットで原因を調べたところ、真因は解明されてないみたいですが、‟ストレス”、‟眼精疲労”、‟睡眠不足”だそうです。
心当たりが、あるような、ないような。
幸い日常生活には支障は出てきてないですが、裸眼で右目で見た場合と、左目で見た場合、物の大きさが変わります。

昨年夏からは、睡眠薬を飲まないと眠れなくなった時期もありました。

学生時代と比べ、体重も20KG増えました。

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僕が幸いだったのは、「会社(今の働き方)辞めてくれ」と嫁がずっと言ってくれてたこと。
鹿児島出身の彼女は、地方への移住にずっと興味を持ってました。

「自分たちの食べるものくらい、自分たちで作りたい」


ただ、僕はその言葉に、ずっと耳を貸せませんでした。心の中には、こんな恐怖がありました。


  会社を辞める=収入が途絶える=家族を養っていけない

転機はやっぱり、体調の変化です。
なにしろ目の不調だけに、目を逸らすことができない。見え方に出ちゃうから。

そして昨年の秋、久々の旅行(北海道)で行った北海道で、ふと思ったんです。

「会社、辞めよう」

 

その後、北海道のとある農家さんを訪ねた際、「半農半X」という言葉を聞きました。
この言葉、実は初耳ではありませんでした。本で読んだことあったから。
当時は「兼業農家と何が違うの?」位の感想で、あんまり響かなかった。

半農半Xという生き方【決定版】 (ちくま文庫)

ただ、農家さんの口から「半農半X」という言葉を聞いて、何か引っ掛った。
半農半X」を提唱されている塩見直紀さんの講演会を聞きに行ったら、ダウンシフターの高坂さんの話も聞けた。

 

そっから、世界が一気に開けました。
半農半X」だけじゃなく、僕たちが普段口にしている食べ物の話(農薬や化学肥料から、遺伝子組換えまで)。エネルギーの話(原発問題からオフグリッドまで)。
どちらも、とても深い、そして不快な話です。

 

そして思いました。「自立しなくては」、と。
本当の自立とは、お金だけに頼らず、自分たちの生活を手作りしていくことです。
東日本大震災の時を思い出して下さい。
食料も、エネルギーも自給できれば、暮らしの安定感は格段に上がります。

 

東京(都会)では自給は難しい。
あくまで消費に依存した暮らしになるから。

地方で「足るを知る」を大事にした暮らしを実践していこう。

 

これが、僕たちが地方移住を選んだ理由です。

 

3.OGUROBBYの由来

ここは完全に余談。
僕は昔から、苗字をもじったこの愛称を使ってます。

友人からは、「昔、近鉄バファローズにいた助っ人外人のオグリビーが由来?」と聞かれた事があります。

否。

 

正解は、サッカーの元イタリア代表、ロベルト・バッジォです。
彼の愛称が ‟ロビー” だったんです。
90年W杯イタリア大会で彗星の如く現れ、94年アメリカ大会では悲劇のヒーロー。
その後も、非常に味のある選手であり続けました。

 

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昔、近鉄ファンだったのでオグリビーでも悪い気はしないんだけど、違うんだなぁ。
僕のアイドル。

 

長々とお付合い頂き、ありがとうござました。