ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

三匹目。

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、当地方(島根県吉賀町)にも初雪が降りました。
積もるというほどではなく、「今年も来たな~」程度の話です。
今年は暖冬と言われているようですが、さすがに雪の前後は冷え込み、凛とした寒さが。足も手も、指先がチリチリするような冷たさです。

気付けば12月。
今年ももう、終わろうとしています。
早いもんだな~。


目次
1.登場人物(猫物?)
2.三匹目。


1.登場人物(猫物?)

「ダウンシフトを生きる」。
このブログを初めて、約2年半。
記事数にして約150。

「田舎暮らし」だったり、「農」だったり、色んなテーマで書いているのですが、「猫」も一つのテーマにしても良いのでは???といった感も持っていたりします。
個人的に。

このブログ上では、2匹目の猫まで紹介しているのですが、実は夏の終わり頃からもう一匹増えています。

元々、捨てられた野良猫。
ある日突然、ウチの縁の下に住みつきました。

それが、この子。
名前は「ゆら」。(多分♀)

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「多分」としたのは、まだ1度も抱っこさせてもらえてないから。
過去に人間と何かあったのか、警戒心が滅茶苦茶強い。
引っ掛れたことは、何度もあるんですけどね。(苦笑)
なかなか尻尾を上げないから、そこにツイているかが確認できないのです。


猫というのは、柄で結構性格が解るらしく、ネットで調べると色んな情報が溢れてます。例えば、三毛猫はこんな感じ。


<三毛猫の性格>
・きまぐれ
・プライドが高い
・自立心が強い
・母性本能が強い
・好き嫌いがはっきりしている
・賢い
・やや攻撃的
・甘えるときはしっかり甘えてくる

  引用元:ねこちゃんホンポ

   ※以下、断りない限り引用元は同サイト

まあ、これだけ色々書いてあれば、どれかは当てはまる…という気もしないではないですが。(笑)


同様に、先住猫たちもご紹介しましょう。


①みお(♀)

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ウチに来た、最初の猫です。
お隣の益田市の保健所から、貰ってきました。
生まれた時期が正確にわからないのですが、現在1歳半くらい。
ビックリするくらい小さな子猫だったのですが、すくすく大きくなりました。


<キジ白の性格>

・非常に賢く強い
・野性的な部分が強く残っている
・活発に動くことが好き
・慎重で用心深い
・心を許すと甘えん坊になる

まあね。
警戒心が強いのは合ってるかな。
特に食べ物には、超保守的。
刺身とかも食べません。ホントに野良出身???と思っちゃいます。
その割には、たまに自分で降りられないような高いところに登っちゃって、、、
その度に、僕がレスキュー隊として出動します。
警戒心強いんだかなんだか。
でも、「必要とされてる」と一番感じる瞬間だったりもします。(苦笑)

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こんな風に運動(?)もします。
網戸でストレッチ。
僕の網戸交換技術の向上を図ろうとしているのかもしれませんが、その網戸、既製品じゃないんだよね~。できれば止めてね~。(泣)

時々、このストレッチを僕の足にズボン越しにやってくるのですが、爪が刺さって痛いこと痛いこと。生傷絶えません。
でも、喜んでいるM体質の僕。(苦笑)



②与作(♂)

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コイツが2匹目。
町内で生まれた子猫をもらってきました。
1歳ちょっと。


<茶シロの性格>
・活発で天真爛漫
・人懐っこく、甘えん坊


これは合ってます!
とにかく甘えん坊。つけ加えるなら、食いしん坊。

野良経験がないことも大きいんですかね。
人間に対する「不信感」というものを知らない気がします。

椅子に座ってTV見たり、本読んでたりすると、自らよじ登ってきて肩口のところに抱きついてます。場合によっては、ナウシカみたいな感じ。
あ、「風の谷のナウシカ」のね。
説明入れておかないといけない世代に、なってきたんだろうな~。

冷蔵庫開ければ、ピョーンと飛び込んできたりも。
油断していると、米びつに顔突っ込んで、生米食べてたりする、胃袋宇宙系の恐ろしいオトコです。(笑)





2.三匹目。

「みお」と「与作」の2匹の世界に、新たに飛び込んできた「ゆら」ですが、、、
正直言うと、最初は相性最悪でした。

最初は、ウチの半室内みたいなところに隔離して、トイレもご飯も別々にしてたんです。窓ガラス1枚隔てて、2匹の猫とご対面。
そんなの1か月位続けました。

人間だけが、屋外から回り込んでご飯やら、トイレの清掃やら。
その間も「ゆら」の警戒心は如何なく発揮され、人間には全く懐かず。
人間が部屋を出ていくと、ご飯を食べに物陰から出てくる。

2匹の猫は、ガラス越しには「ゆら」に興味を持つ風でもなく。
ただ、ガラス戸を開けると、2匹が飛び込んで行って威嚇。
そんな感じだったかな~。


とは言え、吉賀町の季節は確実に進みます。
秋になると、昼間暖かくても、朝晩の冷え込みはキツくなる。

でもって、家に入れました。
正確に言うと、2匹の猫を隔離して、窓ガラス開放しておいたら入って来てくれた、ですかね。


そこからが、「ゆら」の日陰の人生(猫生?)の始まり。
物陰から出てこれなくなっちゃったんです。
2匹の先住猫とも、時間と共に慣れてくるだろう…とタカを括ってたところもありました。

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こんな感じ。
そして、ほぼ声を出さない。
まるで「天の岩戸」。。。
と言うよりは、ただの「引きこもり」です。

ご飯の時は、猫を1匹ずつ隔離して、それぞれ個室で召し上がって頂きます。
というか、餌で誘導して、それぞれ部屋と檻に隔離する。
こうしないと、先に食べ終わった猫が、奪いに行っちゃうんですよね。

「ゆら」は食べ終わったら、すぐに押し入れの奥に引っ込んでしまう。

個室から解放された2匹が、まずやるのは「ゆら」参り。
押し入れの前で座り込み、シュプレヒコール、というより威嚇。
いやいや、参っちゃうのは「ゆら」の方なんですが。

食事よりも、さらに困ったのはトイレです。
「ゆら」の寝床の前に、「ゆら」専用のトイレを設置したのですが、「ゆら」が押し入れから出てくるのを許さない。
「ゆら」がトイレに降りてきた瞬間、2匹が追い返しにいくので、排泄も自由にできない。

「ゆら」のトイレタイムを作るため、2匹を隔離する時間が増えました。
多頭飼いの鉄則として、「先住猫に不快な思いをさせない」というのがあります。

そこからいくと、2匹にもストレスを与えてしまい、「ゆら」への攻撃をエスカレートさせているのではないか、と悩んだりもしました。
負のループですよね。

おまけに、こちらもずっと家の中で猫を見守れるわけでもないですし。

三毛猫の性格が、「好き嫌いがハッキリ」だとすると、永遠に3匹が馴染むことはないのでは???なんて疑心暗鬼になったりもしました。
そんな状態を2か月強。。。



ところが、数日前から少し転機が訪れました。
なんと「ゆら」が「みお」に対してコミュニケーションを取ろうとし始めたのです!

「ゆら」の鳴き声も、初めて聞いたような。(ちょっとオーバーかな)
結構大きな声を出しながら、「みお」に近付いて、鼻先でキスみたいな。

上島竜平のような名人芸!(笑)

時々、「みお」に追い返されるのですが、「ゆら」も止めません。
恐々ですが、「みお」の後を追おうとします。

この時、与作は檻の中。
檻の中から、2匹の様子をジーッと見てます。

そうこうしている内に、「みお」にも少し変化が。
「ゆら」から少し離れたところで、「こっち来いよ」とばかりに「ゆら」を待っている様子。

「ゆら」は「みお」の後を追って、我が家のトイレ、洗面所、、、、と色んなところを冒険。ちょっと感動モンでした。

大河ドラマも大詰めですが、TVつけてても「それどころじゃない!」みたいな。(笑)


「ゆら」の変化の背景は解りません。
でも、状況を変えるために、自分を変えたんだなぁ…というのは、見てて感動。

2匹の猫も、今までに比べると、少しは「ゆら」を受け容れてくれたのかな。
「みお」は、「ゆら」を押し入れに押し込めることを止めました。


「え!?なんでそこでネコパンチ???」

ということも時々ありますが、
猫は気まぐれな生き物ですから。


え?人間ですか?
悲しいことに、全く馴染んでくれません。

避妊手術に連れていくのも、大分先ですね。