ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

【落葉農園みかづきや】にんにく、じゃがいもを販売します

(9/2追加)ありがたいことに、ニンニクは在庫がなくなりました。

お買い上げくださいました方々、誠にありがとうございました!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お待たせしました。

 

落葉農園みかづきやから、

  • 香ばしいニンニク 
  • ほくほくのじゃがいも(品種:きたあかり)

  • 季節の野菜詰め合わせセット

を販売します。

 

 

f:id:OGUROBBY:20200901101208j:plain

f:id:OGUROBBY:20200901111030j:plain

f:id:OGUROBBY:20200905073720j:plain

f:id:OGUROBBY:20200905073712j:plain


 

いずれも、三年以上農薬散布せず・化学肥

料散布せず

落葉と緑肥と小動物たちで豊かな土に育っている畑で

のんびり育ちました。

 

↓↓よろしければ、お立ち寄りください↓↓

f:id:OGUROBBY:20200901102804p:plain

イノシシの襲来

こんにちは。ogurobby嫁です。

先日、朝八時前ごろお隣のおばあちゃんが来られ
『あんた、見た?シシかもよ』と教えてくれました。

シシ?

・・・16

それは九九、と心の中で突っ込みながら

連れて行かれるまま畑へ。

そこは、数カ月前に二種類のサツマイモを植えた所でした。

収穫したら、焼き芋するぞー、干し芋作るぞー

と楽しみにしていました。

 

んが、

全滅でした。

 

これから実がなるところを、

すべて掘り上げ食べられていました。

 

あと数週間待ってくれたら、

もっと大きくなった芋を食べられたのよ、シシさん!!

そしたらあなたにもあげたよ、シシさん!!

ひと苗位残してってくれてもいいじゃない、シシさん…

 

電気柵を張るのが、遅かったんです。

そう、それに尽きる。ショボン(´・ω・`)

 

午後、件の隣のおばあちゃんが

"元気だしんさい”

と、ラッキョウ漬けをてんこもりで

くださいました。

ラッキョウの甘酸っぱさが

おばあちゃんの優しさのように身に染みました。

 

本日、写真はございません。

撮り忘れるほどの衝撃でした。

葉っぱで作ったニンニクの収穫

 

こんにちは。ogurobby嫁です。

 

本日は、落ち葉と緑肥で作った

もちろん農薬未使用!

感謝いっぱいニンニクのお話です。

 

一片のニンニクが冬を越す

ニンニクを調理するときに皮を剥く、

あの一片から物語は始まります。

地中に埋め、まもなく芽が出たところで越冬。

今年もそんなに雪は積もりませんでしたが、

冬の間の朝夕は氷点下。毎朝霜で真っ白。

寒いけど大丈夫かな…

心配になって見に行くこともありました。

その都度、細くも青々とした葉を広げるニンニクに

笑顔をもらったものです。

 

いよいよ、収穫。

茂った葉が黄色くなり、倒れてきたら収穫のサイン。

エッホエッホと掘り上げます。

一片のニンニクが六片程になり

まん丸く成長しているのです。

根は奥深くまで伸び、生命力を感じます。

 

 収穫してからが本番

収穫後のニンニクは真っ黒です。

何しろ、長らく地中に身をうずめ

栄養を蓄えてくれていたので。

ありがとね~と声かけしながら、

葉と根を切り落とします。

するとこんな様子に。

お店で並んでいる様相ではありません。

f:id:OGUROBBY:20200623233435j:plain

 

数日干して、土が乾いたところで

土がついた皮を剥いていきます。

すぅーーーっと、です。

すると…

f:id:OGUROBBY:20200623233636j:plain

 

パール系の白やピンクのニンニクが出現。

薄皮をめくる度に得られる、自然の美しさ。

おかげで、この作業にはまりました。

 

そして、いくつか束ねて風通しのよい所へ干します。

うつくしいなぁ

f:id:OGUROBBY:20200623233716j:plain

 

大きさは、4cm~6cmの小柄サイズ。

葉っぱ(落ち葉と緑肥)とお日様、雨の恵みをもらい

寒暖差のある高地でじっくり育ちました。

 

落ち葉農園みかづきやのニンニク。

今年も通信販売にてお届けできそうです。

準備が整いましたら、またご案内します。

 

 

 

2020年自己紹介【移住後4年のふりかえり】

こんにちは。ogurobby嫁です。

これからogurobbyと共に、こちらにて記事を更新します。

 

すっかり更新が滞りがちでしたが、その後の様子を含め

移住後の様子を簡単にふりかえりたいと思います。

 

2016年 東京から島根の山あいの町へ引っ越す

2017年 今の家に縁をいただき住み始める

    ogurobby農家の見習いに、嫁は町内で職を得る

            初めての稲作に挑戦。一年間のお米がほぼ自給できる量を収穫

    1匹目のキジ白猫、2匹目の茶白猫が家族になる

2018年 三毛猫が住みつき、試行錯誤の上徐々に家族になる

    ogurobby稲作畑作に挑戦、途中ギックリ腰で30日程動けなくなる

    農業は楽しいが、収入が予想の一桁二桁違う世界観を味わう

    腰の持続性、社会性の維持という点でogurobby兼業を検討する

2019年 ogurobby町内に職を得る

    林道で手のひらサイズの三毛猫に遭遇。4番目として我が家の一員へ

    じゃが芋、さつま芋が奇跡的においしく生育する

    家族の体調不良等で700km離れた実家の行き来を嫁が開始

    同時に仕事と遠距離移動の難しさを感じ、今後を模索するようになる

2020年 ogurobby町内で得た仕事に関する勉強開始

    二拠点で継続可能な働きかたを見据え、嫁町内の仕事を退職

    4匹のねこ達は、思い思いの姿で生活に潤いを提供中

    にんにく・じゃが芋・さつま芋・大豆・かぼちゃ・菊芋・コーンを栽培

    『落ち葉農園発☆干し芋・手作りポップコーンの販売』が目下の楽しみ

 

やってみたから結果が見える。工夫改善につながる。

人生って、実験の積み重ねなのかもしれない。

時に悩みながらも、その手ごたえを感じる今日この頃です。

 

日々、暮らしを味わいながら、五感をとぎすませ

これからも積み重ねていきたいと思います。

f:id:OGUROBBY:20200519161031j:plain

 

 

茶を摘む、煎る、干す

こんにちは。ogurobby嫁です。

最近夫は、勉強に夢中。

仕事の合間に、家事の合間に、まるで受験生のように机に向かっています。

実務につながる勉強は、おもしろいようです。

(私からみたら、とてもつまんなそうな内容ですがね、笑)

 

小雨からの

今朝は明け方から小雨。

畝立てしたかったのに残念だな、と窓から視線を落とし

室内でできることをしていたときのこと。

呼び鈴がピンポーンと鳴りやまぬうちに、『こんにちは~』とご近所さん。

『あんた、晴れてきたから一緒に茶を摘まんかね』

見上げると青空が広がっていました。

 

いざ、茶を〇〇〇

実にさわやかな風に包まれながら、

時に無言になり手先に集中し、

第一弾のお茶を摘みました。

 

f:id:OGUROBBY:20200519135455j:plain

摘みたてのお茶の葉

それから煎って

f:id:OGUROBBY:20200519135500j:plain

 

ただいまお茶の葉を

天日と新緑の風にお任せしています。

f:id:OGUROBBY:20200519135504j:plain

 

お茶は買うものとばかり思っていました。

初めてのお茶摘みから4年。

今年もこの季節になりました。

 

新茶、楽しみだな。

こぼれ種からコンニチハ

こんにちは。ogurobby嫁です。

こちらもようやく昼間は20度を超えるようになりました。

朝夕は変わらず肌寒いので、冬仕様の羽毛布団を使っています。

ご近所から株分けいただいた菖蒲の花も満開です。

f:id:OGUROBBY:20200517103154j:plain

満開の菖蒲


今日は畑で見かけた、ちょっと得した気分になったお話です。

 

ホームセンターでかぼちゃの種を購入

昨年ぼっちゃんかぼちゃを二株植えて、予想以上に収穫できました。

味をしめて今年も植えようと、ホームセンターで種を購入。

畑に植えるために、9粒程個別に育てていました。

f:id:OGUROBBY:20200517103221j:plain

購入したかぼちゃの種を栽培

 

ところが先日、家の横にある菜園にふと目をやると

植えた覚えのない所に、見覚えのある双葉が。

しかもあちらこちらでコンニチハ! しているではありませんか。

これは… かぼちゃだ。

f:id:OGUROBBY:20200517103243j:plain

こぼれ種から芽生えたかぼちゃ

 

かぼちゃの双葉、あらわる

そういえばこのあたりに、昨年収穫した坊ちゃんかぼちゃで

傷んでしまったかぼちゃさん達を土に返したような気が。

土に返って、また芽吹いてくれていたのです。アリガトウ

けなげな双葉の姿は、日々変わっていきます。

それを一日一日、日によっては朝夕眺めるのが最近の日課です。

 

もらい手もできました

この様子を見に来ていたお隣のお婆ちゃん、

『もう少し大きくなったらかぼちゃの苗をもらいに来るね』

と、うれしいお言葉。

実はかぼちゃは、2.7m四方に一株と栽培するのに広い面積が要るのです。

予定している家の隣の菜園と畑の一部だけでは、

こんなに苗があると植えきれません。

もらっていただけて大変うれしいです。

こちらのお隣さんからは、先日里芋の種イモを20個位いただきました。

植え時をお知らせしてくださるサポート付き。

ありがたいものです。

 

落ち葉農園みかづきや、いよいよ開始なるか

今年は、昨年すこぶるおいしくできた

じゃがいもとさつまいもを多めに植えています。

これらに加え、かぼちゃもたくさんできたりして。

落ち葉農園みかづきや、いよいよ販売なるか!?

秋の芋掘り

こんにちは。OGUROBBYです。

実に久し振りの更新であります。
5カ月ぶりですか。
前回は、玉葱の収穫の話を書いたんですね。
ここまで開くと、自分が何を書いたのやら…。(苦笑)

奇遇にも、今回も収穫の話なんですね。
まあ、玉葱にしても、サツマイモにしても、一気に掘り上げるので「やった」感が出ます。気分が高揚するんだろうなぁ。


目次
1.秋の芋掘り

1.秋の芋掘り

11月に入った吉賀町。
大分寒くなってはきたんですが、まだヒートテックは投入せずにすんでいます。
ま、暖冬なんですよね。

例年なら、9月の終わりには朝、霜が降りてもおかしくないのですが、今年はまだ2回くらい。安易に「温暖化」とは言いたくないのですが、そういうことなのかなぁ。

ただ、霜が降りて来ちゃうと、そこは寒さが天敵のサツマイモ。
これまで何度か試し掘りして、大きくなるのを待って来たのですが、そろそろ限界か…と掘ることにしました。

定職についていると、なかなかやりたい時にできないんですよね。
「農」は天気との相談ですから。


ここ最近の寒さで、地上部は大分枯れてきました。

f:id:OGUROBBY:20191110214708j:plain


地表を覆っている黒いもの。
トリュフではございません。(笑)
これがサツマイモの葉っぱ、なのであります。

ちなみに、サツマイモの右隣の畝に立っている棒のようなもの。
これは、オクラです。
この夏は、とても楽しませていただきました。
調理法は、ちょっと蒸すだけ。
何もつけなくても、十分に甘い!

あ、脱線。

今年、植えていたサツマイモの品種は、紅はるか。
2年前に、全然甘くない「安納芋」を育ててしまったのがトラウマになってまして、品種は変えました。

取り敢えず、蔓を引っこ抜く。
イメージでは、そこにバナナみたいに芋がくっついているはずが、なかなかついていません。

「これは、嫌な予感…」

慎重に畝の端からスコップを入れていきます。
いきなり真ん中に突き立てると、芋に刺さりますからね。

すると、、、
まずまずの芋が!

f:id:OGUROBBY:20191110215949j:plain


残念ながら、ザクザク出るわ、出るわ、という風ではないんですが、
時々思い出したように。(苦笑)

しかしまあ、これが想像以上に重労働。
腰に悪そう…。
うーん、腰に致命的なダメージを与えないよう注意しつつ、かといって途中で止めれないし。。。

と思ってたら、ウチの飼い猫の みお がやってきました。
暫くそばで見守ってくれていたのですが、何を思ったか穴にジャンプ!

f:id:OGUROBBY:20191110220638j:plain


そして、穴から出て写真のように穴を掘るのを手伝ってくれました。

実は、みおさん、穴の中でおしっこしたみたいでして。(苦笑)
掘るというより、一生懸命砂をかけています。

「猫の手も借りたい」人からすれば、なんとも羨ましい???状況なのです。

それはさておき。
実際の芋掘りは、結構繊細です。
例えるなら、考古学者のよう?

力ずくでは、芋が傷ついてしまいます。
優しく掘っていくと、こんな風に突然地中から現れるのです。

f:id:OGUROBBY:20191110221348j:plain


ご存知と思いますが、サツマイモは根っこです。
水分含んで湿った黒い土に、赤い線。
澄んだひんやりした空気の中、この色のコントラストは、結構訴えかけてくるものがありますよ。良いもんです。

「農」は癒しですね。
腰痛いけど。(笑)

ちなみに、サツマイモは掘り上げてすぐのものは、あまり甘くありません。
掘り上げた芋は、まずはじっくり天日に当てて乾かす。

あとは寝かせておくことで、でんぷんが糖化して甘くなります。

今年の芋は、どうかなぁ。