田中優さんの話を聞きに行く
こんにちは。OGUROBBYです。
今年はカメムシ見ないな~、異常なまでに夏が猛暑だったせいかな~、
なんて地球環境のことを心配していたのですが。
何のことはない。今年もブンブン飛び始めました。
季節は移ろうもの、ですね。
庭先の赤紫蘇も色素が抜けてきました。
こんな光景を見て、はたと思うのです。
これは赤紫蘇の紅葉なのだろうか?
いや、元々葉が赤いのだから、この現象をわざわざ紅葉とは言わないのではないか。
恐らく季節柄、色素が抜けてきているのではと想像するのですが。
真実は、謎のまま。
うっすらと家の周りの山々も色づいてきました。
赤い葉っぱがチラチラ見えるようになりました。
写真に撮っても、イマイチこの微妙なニュアンスが。。。
写真には写らない 美しさがあるから
THE BLUE HEARTS 『リンダリンダ』
目次
1.田中優さんとは
2.田中優さんの話を聞きに行く
1.田中優さんとは
「田中優」
恐らく、この名前を聞いてピンと来る方は少ないのではないでしょうか。
僕も、知ったのは2年前。
Wikipediaの説明を引用させて頂くと、「反原発の立場で活動を続ける環境活動家」、となっています。
所謂「オフグリッド生活」の先駆者としても有名です。
「グリッド」とは、日本中に張り巡された送電網のこと。
つまり、「オフグリッド」とは、自宅への送電線を文字通り切断して、電力を完全自給する生活です。
また、Mr.childrenが好きな方にはお馴染みかもしれない、「ap bank」の監事も務めていらっしゃいます。
僕が、田中さんを知ったのは、2016年のこと。
東京は池袋に「たまにはtsukiでも眺めましょ」というオーガニック・バーがありました。(基本的には、2018年3月に惜しまれつつ閉店)
マスターの高坂勝さんは、「ダウンシフト」の提唱者。
ちなみに、ブログタイトルに「ダウンシフト」という言葉を引用させて頂くことについては、ご本人の了解を得ています。
話が逸れました。
田中優さんの存在を知ったのは、高坂さんのご紹介。
お店の断捨離に協力する形で、講演のDVDを譲って頂いたのがきっかけでした。
DVDを見た感想。
詳細は大分忘れましたが、世の中には知らないことが沢山あるということ。
そんなこと、最初から分かっているでしょ!?というツッコミも聞こえてきそうですけど。(笑)
2.田中優さんの話を聞きに行く
最初に言っときますが、僕は原発は要らないと思ってます。
なぜなら、何かあったときに人間の力でコントロールができないから。
更に言うと、原発が役目を終えた時に必ず出る「使用済み核燃料」。
これの処理方法は、今もって確立していないのです。
子供の頃、誰もが部屋を散らかしっぱなしにして、「片付けなさい」と怒られた記憶があると思います。(僕だけですか?<笑>)
基本的には、それと同じ話だと思うんですよね。
後片付けできないなら、やるべきじゃない。
僕の考えです。
ご参考まで、過去記事です。
では、講演の内容。
2時間と言う短時間の割に内容が濃く、正直消化不良気味。
行間がイマイチ汲み取れなかったので、印象に残っている部分に絞って。(苦笑)
まずは、「原子力の発電単価が安い」というウソについて。
恐らく、一度はコストを表す棒グラフを目にされたことがあるのではないでしょうか?水力発電が一番高くて、原子力が一番低く表示されているようなグラフ。
僕の手元にある数字では、kwh当たりの単価が、以下の通り。
水力 11.9円/kwh
原子力 5.3円/kwh (電気事業連合会試算)
ちなみに、電気事業連合会というのは電力会社による業界団体。
基本的には、原子力をやりたくて仕方ない立場の方が作った数字です。
ただ、この数字には大きく2つのカラクリがあるのです。
①一部コスト(補助金)が隠されている。
②水力発電のコストに「揚水発電」が加えられている。
②については補足します。
揚水発電というのは、夜間の電気を有効利用するため、ポンプを使って水をダムに揚水する発電のこと。ポンプを稼働させるには、当然莫大なコストがかかります。
カタチだけみたら水力発電に見えるのですが、
じゃあなんで揚水発電なんてするの???ということです。
これは、原子力発電を稼働させることによって、夜間の電気が余っているから。
原発を作る度に、揚水発電が建設されてきています。
よって、揚水発電のコストは、原子力に加算されるべき。
こういった事を考え、コストを試算し直した方がいます。
著者の大島さんの考えによれば、
水力 7.26円/kwh
原子力+揚水 12.23円/kwh です。
しかも、この数字には先に述べた後片付け費用は加味されていません。
そりゃそうですよね。
片付け方が確立していないんだから。
じゃあなんで、電力会社は原発に執着するのか。
それには、現在の電気料金が決まる仕組みを知る必要があります。
一言で言うと、電力会社は損をしない仕組みなんです。
それは、必要になったコストの上に、電力会社の適正報酬を上乗せし、
そこから電気料金を算出するから。
仮に、適正報酬を電気事業コストの3%としましょう。
必要になったコスト(1,000円)+ 適正報酬(30円)=公共料金の総額(1,030円)
上記のようなイメージになります。
これを「総括原価方式」と言います。
さすがに、コストが1,000円ということはありませんが。(笑)
では質問です。
あなたが電力会社の経営者だとして、利益を増やそうと思ったら、どうしますか?
簡単ですね。コストを増やせばよいんです。
コストを増やすため、
架空の発電ニーズと施設が建設され、
政治献金が支払われ、
広告宣伝費が使われる。
もっと言えば、津波対策の堤防だってコストは上がります。
電力会社はかかったコストに応じて、電気料金を上げる。
そして、こういった事実を新聞、TVといった大手メディアは絶対に報道しません。
なぜなら、電力会社は巨大スポンサーだから。
メディアにとってスポンサー収入は欠かせませんが、電力会社への依存度が上がれば上がるほど、モノが言えなくなる。
そして電力会社は、広告宣伝費を電気料金に上乗せして回収できる。
いかがでしょう。
根深い問題ですね。
ちなみに、田中さんのオフグリッド生活。
電気の自給はソーラー発電によるものなのですが、今年の悪天候で電気が底をつき、近所の旅館で、食事と風呂のお世話になったそうです。
それを聞いて、なかなかオフグリッドはハードル高いな~、なんて思った気弱な僕。(笑)
地道な節電に励むことにします。
なんだ、猫の部屋飼いにDIYは必須じゃないか。
こんにちは。OGUROBBYです。
最近、夕飯に米を食べないというプロジェクトが始まりました。
発起人は嫁です。
米の代わりに、茶碗には豆腐が。
愛知に住んでた頃、やった記憶があるなぁ。
建前上は、「私のダイエットに付き合って」と頼まれていることになっていますが、狙いは別のところにあるかもしれません。(笑)
僕も、以前に比べて激ヤセしたとは言え、世間一般からすればまだまだふくよかなほうなのでしょう。
とは言え、今現在、台所の主導権握っているのはこの僕。
米を抜く代わりに、芋をふんだんに使ったり、春雨使ったり、色々工夫しています。
だって、お腹がすくんだもの!
米は、朝と昼に頂きます。
いつまで続くのかなぁ。
それにしても、米の偉大さを知る。
夜、米を食べないことにすると、カレーとか食べられなくなるし。(苦笑)
食習慣が変わる。
こんな食生活が広まってしまうと、農家はさらに困ってしまうわけで。
皆さん、くれぐれも真似はしないでください。
目次
1.なんだ、猫の部屋飼いにDIYは必須じゃないか。
1.なんだ、猫の部屋飼いにDIYは必須じゃないか。
「猫ってかわいいなぁ」
しみじみ思います。
猫を飼い始めて1年と3カ月ほど。
眺めているだけで何だか幸せな気分になります。
ただ、猫は気まぐれな生きものです。
全てをコントロールできるとは思っていないですが、時に「それだけは勘弁して!」という行動も。
家の中の色んなところが爪とぎの場所になります。
前にも書いたことがありますが、僕のスピーカーのカバー、ボロボロ。
オーディオマニアじゃなくって、良かった。
マニアだったら、きっと卒倒してます。(笑)
当然、カバーを買い替えるつもりもありません。
おっと、話が逸れてしまった。
田舎だったら、猫も放し飼いできるだろう…とお思いでしょうけど、島根県はなぜか「猫の部屋飼い」が条例化されています。
猫が好きな方ばかりではないので、うちもしっかり部屋飼い。
ところが、、、
猫って賢いんですよ。
なんと、扉を自分で開けることを覚えてしまったんです。
これ、ウチの玄関を内側からみたもの。
ドアは、ドアノブのついた一般的なもの。
どこでもドアみたいなやつです。
さすがにドアノブを自分で開けたりはしないのですが、ドアの手前に網戸を張った内扉があります。これを開けるようになったのです。
最初は、網戸を登って遊んでたら開いちゃった、、、という感じだと思いますが、最近は登らずして、横から隙間に直接手を入れて開けます。
しかも、爪とぎに見せかけた、巧妙な手口。(笑)
言ってるそばから、現行犯。
最近は寒くなって来たので、網戸だけにしておくことは減ってきましたが、網戸だけだったら外出てますからね。
そして、縁側の下にでも入られた日には、回収に時間がかかります。
お腹がすいたら帰って来るのは分かっているんです。
外は刺激がたくさんあって楽しいだろうし。
ただ外に出しちゃうと、急に出掛けなくちゃいけないとき、困っちゃうんですよね。
100%人間の都合で申し訳ないけど。猫を外に出して出掛けても何とかなるんだろうけど、世間体というものもありまして。
そこで、引っ張るだけでは開かないよう、内鍵を付けることにしました。
といっても、とっても簡単。
鍵はホームセンターで売ってます。
500円も出せばお釣りがきます。
最近は、農業資材置き場として小屋を作ったりもしているので、インパクトドライバーの扱いは大分慣れてきました。
やっぱり、経験は大事ですね。
昔は、DIYなんて毛嫌いしていたのに。
(多分、中学生の頃とか、木工で居残りさせられてたのがトラウマ)
あ、インパクトドライバーというのは、電動のドライバーです。
こんなやつ。
とても便利で、先端を付け替えれば、ドリルにもなります。
ウチのはコンセントつないでやるタイプなのですが、充電式のコードレス、憧れます。
こういう便利な道具を使えば、あっという間に。
上の写真も、ネジを四本留めるだけ。
簡単なんです。
ちなみに、木枠に縦に入っている線は、全て猫の爪とぎのあと。
これで、家の中で網戸にしてくつろぐことが出来ます。
季節柄、来年の夏まで活用はお預けですが。。。
ただこの技術(というほどのものでもないけれど)。
汎用性が高いのです。
うちは、猫のご飯を、食器棚の引き出しに収納しています。
猫の鋭い(?)観察眼により、ご飯のしまい場所はモロバレ。
これくらいの引き出しだと、彼ら、余裕で開けてしまいます。
人間が開閉する様を、観察してるんです。
そこで、ここにも鍵。
家具だと、木が固いことも多いので、ネジを打つ前に下穴は必要です。
ただ、あーだ、こーだ書きましたけど、、、
猫は可愛いです。
思ったようには動いてくれないけれど。
はじめての小屋作り <中編>
こんにちは。OGUROBBYです。
ここ数日で、気候が大分変ってきました。
昨日の朝8時頃の気温、屋外で見たら4℃でした。(温度計壊れてなければ…)
日中も汗ばむことはあっても、ダラダラ流れることはなくなってきました。
近所の山々を見渡しても、紅葉こそしていませんが、緑の中に赤や黄が内包されているような雰囲気。解ります???
畑の野菜は…と言えば、
先日師匠の畑を見せて頂いたのですが、人参がウチの倍くらいの大きさに育ってました。
種を蒔いたのは、師匠に比べて1日遅いだけなのですが。
そりゃ土も違うし、、、
「標高の違いもあるんじゃない?」
有難いアドバイスも頂きました。
今年は今年で頑張るけど、来年に生かそう。
今日は、大根の間引きも行いました。
大根の間引き菜です。
現在取り組んでいる畑からは、初の収穫物!
サラダと、卵とじにして頂きました。
自分で作った作物って、美味しいというより愛おしい。
お酒飲みたい気分ではありましたが、ブログ書くために自粛しました。(笑)
目次
1.はじめての小屋作り <中編>
1.はじめての小屋作り <中編>
やっぱり、中編になりました。
この壮大な(?)プロジェクト。
前後編でまとめてしまうと、僕の記憶が曖昧になりそうなので。(笑)
ブログでも、日記でも、やっぱり経験したら直ぐに書くのが良いんだろうなぁ…と思ってます。感情は生物(なまもの)なので。時間を置いてしまうと、瑞々しい文章はなかなか書けません。下書きしといて、頃合いを見て「公開」はアリだと思いますけど。
前回(前編)は鋼管で骨組み作った所まででした。
言ってみりゃ、ちょっと雑なジャングルジム状態。(笑)
今回は、ココから。(長すぎる前置き)
屋根を付けるため、「垂木」というものを渡していきます。
僕も人生で初めて出会いました、この言葉。
ホームセンター行っても、「垂木用」っていう木材、ちゃんと表示されているんですよ。
マニアックかもしれないけど、一般的な言葉、なんでしょうね。
40歳を過ぎて、横文字以外の新しい言葉に出会えるって、素敵です。
本題に戻りましょう、、、
今回はホームセンターで45㎜ x 45㎜ x 4メーターの木材を12本、大人買いしました。
こんなに大量の木材買ったの、初めてです。
この垂木を、前回のジャングルジムに取り付けていくのです。
丁度、上の写真のイメージ。
鋼管に、垂木用クランプというのを抱かせて、その上に垂木をセット。
あとはネジで固定していきます。
上の写真は、まだネジで固定してませんけど。
写真でみたら、「ふ~ん…」という感じでしょうけど、これ全部屋根の上ですから!
当然、僕の身長より高いわけです。
都度都度、脚立を移動させて、インパクトドライバー片手によじ登る。
高所作業は、やたらと喉が渇きます。
そう言えば、僕は高所恐怖症だった。(笑)
そして、忍び寄る50肩の影。
自分の頭上での作業は、しんどくなってきました。
そういう苦労の甲斐あって、だんだんカタチが出来てきました。
僕の中では、ジャングルジムからは昇格。
なんとなく、小屋っぽくなってきた。
雨宿りはできないけど。
寒さも凌げないけど。
少し上から見ると、こんな感じです。
厳密には、垂木用クランプが足りなくなったので、まだこの作業は続くのですが、なんとなくイメージは出来てきました。
屋根にトタンを渡し、この垂木に釘で打ちつけて行けば、屋根の出来上がりです。
はじめての小屋作り <前編>
こんにちは。OGUROBBYです。
先日、スーパーで野菜を買いました。
思えば去年の今頃は、研修先の農家さんでのB級品や、出荷余りを頂けたので、野菜に困ったことはなかったのですが。。。
キャベツがちゃんと作られているのを見ると、素直に「スゲー!!」と思ってしまいます。
スーパーなんかで買わせて頂くキャベツ。勿論、農薬は使っているのでしょうけど。
こちとら無農薬・無化学肥料で育てようという心意気は持っていても、90株弱植えた苗が、現在の生存数3株!
生存率にしたら3%程度。(苦笑)
ちゃんとしたキャベツの影も形も見えていないわけで。
1カ月後、、、2カ月後、、、
どんな風になっているんでしょうかね~。
全て経験。
目次
1.いきなりの小屋作り
2.作業風景
1.はじめての小屋作り <前編>
タイトルにある通り、小屋作りに着手しました。
ちょっと唐突ですけど。
「小屋」と言っても、ホームセンターで売っている鋼管パイプとトタンを使った簡単なもの。農作業用の機械や、資材の置き場所として考えています。
密閉度はあまり求めていなくて、雨風を防げる程度のもの。
我が家にも物置として活用している建物はあるのですが、昔は人が生活していた場所なので、入り口から入るといきなりの段差。
手で持ち上げられないものは、保管できないんです。
改修工事も考えたのですが、プロに頼んだら想像以上にお金がかかりそう。
この建物は別の使い道に充てるとして、今回はその建物の横に「小屋」を建てることにしました。
そういう目線で町(「街」ではない!)を車で流していると、結構皆さん自作のトタン小屋があったりします。
そんな話を、知り合いのOさんに話したら。
「私が見てあげよう!」
そんなこんなで強制的に(!?)スタートしました、はじめての小屋作り。
素人の僕からしたら、とっても有難いし、心強い限りですね~。
2.作業風景
幸い、ウチの裏山に不要な鋼管パイプが沢山ありまして。
今回は、それを使わせて頂くことになりました。
Oさんの頭の中には、既に完成図が出来上がっているご様子。
取り敢えずご指示に従って、建設予定地に鋼管パイプを並べてみました。
「これをそこに置いて」
・・・
「あっ、そういうことだったんだ!」。
作業中は作業の意味が分かっていない、というのが悲しい。
なかなか身体も頭も追いついていかない…というのが実態です。(泣)
頑張れ!DIYド素人!
ただ、鋼管だけでは小屋は建ちません。
これは僕みたいなド素人にも解ること。
実際には、クランプというこんな継ぎ手を使います。
以下は、鋼管と鋼管をつなぐタイプ。
輪っかの部分に鋼管を抱かせて、ボルトで締めて固定します。
鋼管と鋼管の継ぎ目が自在にクルクル回るもの。(向かって左)
垂直に角度が固定されているもの。(向かって右)
鋼管と木を固定するタイプのものもあります。
これが実際にどうやって使われるかというと…
こんな感じ。
鋼管と鋼管を接続。
そして写真下方のクランプは、なんと建物の壁に木を打ちつけて、そこに鋼管を固定しています。
これで台風が来ても、建物ごと吹っ飛ばされない限りは、この小屋も安泰。
こういう知恵がパッと出てくるのが、先生(Oさん)の凄さ。
鋼管を埋め込むため、既存のコンクリに穴なんかも開けちゃったりして。
こういうプロの道具も、先生が人脈を駆使して、元大工さんから借りてきてくれたりします。
そんなこんなで、初めて3日目にはもうこんな感じ。
「見える!私にも見えるぞ!」
骨組みができてきたので、完成した小屋の全貌がなんとなく。
雪が多い地方なので、雪に押しつぶされないよう、念入りに補強していきます。
今、全体の何%くらいの進捗なんだろう。
前後編で完結するのか、中編が入るのか。
それは神と先生のみが知るところです。(笑)
シソの実の醤油漬け
こんにちは。OGUROBBYです。
ウチの庭の畑が、猪の徘徊コースに組み込まれてしまったようです。(泣)
先日、訳あって食べられなくなった米を庭に埋めたのですが、見事に掘り返されていたのです。
スコップで穴を掘って、10cm以上土をかけていたつもりだったのですが…。
野生動物の嗅覚は侮れません。
豚の原種ですからね。(猪が家畜化されたものが豚)
あの鼻は、伊達じゃないということでしょうか。
今日見たら、掘り返された面積が広がっていた上、ご丁寧に置き土産までありました。
猫のそれより、一回りくらい大きいサイズの。
写真は自粛。(笑)
近所の猟師さんに聞いたら、「それは狸のでしょ。猪のはもっと丸いよ」、と。
なるほど。
ウチの庭には、夜間、色んな動物が来ているようです。
翻って、我が家の猫。
猟犬とまではいかなくても、少しは唸るとかしてほしいもんですが。。。
野性の本能をどっかに置いて来てしまったのか、布団の中でぬくぬくと寝ています。
ま、可愛いから許されちゃうけど。
目次
1.シソの実の醤油漬け
1.シソの実の醤油漬け
田舎に住んでいると、都会では見向きもされない食材に出会ったりします。
野草なんかもそうですね。
なんだかんだ、春になると野草の天ぷらを食べる機会が一回位はあります。
これはこれで幸せを感じるもの。
「シソの実」
こう聞いて画を思い浮かべることが出来る方は、結構レアだと思います。
僕も知らなかったんですけどね~。
これです。
ところどころ、花なのか、さやなのか、、、
というようなやつが付いているのですが。
これがシソの実。
道の駅なんかで袋に入れられて売っているのを見ると、単純に「これってどうやって食べるの?」なんて思いますよね。
ウチの庭にも、シソが生えていまして。
昨年、一株程購入してきたのですが、こぼれ種であちこちに芽を出していたのを、庭の一角に集めました。
すごい生えているし、多分、このこぼれ種で、来年以降も凄い事になるんだろうな…。(笑)
食べれると聞いたので、一度やってみよう!と醤油漬けにチャレンジすることにしました。
まずは収穫。
手で手当たり次第に摘んでいきます。
ものの10分程度で、この量。
手に若干の灰汁がつきます。
葉っぱが多少ついていますが、まあ良いでしょう。
コイツを水洗いし、指でしごいて実を茎から外します。
親指と人差し指で茎の根元をつまんで、そのまま反対の手で引っ張るだけでOK。
簡単です。
外した実を、塩もみしたら、熱湯に1分程。
ここで火を通しすぎると食感が落ちるそうです。
ざるで水を切ったら、ヒタヒタに醤油を注ぎ込む。
僕はちょっと味醂も追加しました。
工程はこれだけ。
まあ~、簡単ですよ。
一番時間がかかるのは、実をしごく工程ですから。
これで料理って言えるの???くらい。(笑)
季節のものというか、よいご飯の友になります。
魚卵や海ブドウみたいに派手なプチプチ感はありませんが…。
頬張るとシソの香りがして、逆にこの地味な感じが良いです。
シソも、立派なハーブなんだなぁ。
ただシソの香り、猫にとってはあまり良い匂いではないらしく…。
ウチの子は、匂いを嗅いで排泄物に砂をかけるモーションを取ります。
箸をのばす度に、容器の中のシソの臭いを嗅いでる。
分かってて、嫌な臭いなら、しなきゃいいのに。(笑)
台風一過!?
こんにちは。OGUROBBYです。
列島を縦断した台風24号。
関東だったり、東海だったり、僕に馴染みのある地域も大変だった様子を、ニュースで知りました。
自然災害、年々ひどくなってきてますね。
「気候が変わった」なんて話は、大分前からよく耳にする言葉ではあったのですが、ここに極まれり…なのか、まだまだ酷くなるのか。。。
まあ、明日を信じてコツコツやるしかありませんね。
目次
1.台風一過!?
1.台風一過!?
何はともあれ、台風24号は去っていきました。
ただ、天候はなんだかハッキリしない。
時々晴れ間は覗くものの、基本は曇り。
昔だと、台風が行ったあとは快晴!
そんな風に相場が決まっていたような気もするのですが、今年に限ってはそういうケースがないような…。
「台風一過」という言葉も、死後になりつつあるのでしょうか。
また異常気象の話にループしてしまうので、止めときます。(笑)
朝起きて、家の前を見るとビックリ。
なんと、白菜、キャベツにかけていたトンネルが、風で剥がれているではないですか!
あちゃ~。
辛うじて、片側だけ留まっています。
風の向きでこちらだけ剥がれてしまったのか、
はたまたかけた土の量によるものなのか。
通路側だと、どうしても土を運んで歩いて行かないといけない分、土の量(=重し)に限りがあるんですよね。
かといって、土を思い切りのせていくと、畝と畝の間の溝が土で埋まってくるので、水はけの問題が出てきてしまいます。
そもそも、水はけをよくする為に、畝を高くしたかったので。
「対処療法」と「そもそも」のせめぎあい。
とは言え、、、
トンネル剥がれてしまっては元も子もない。
まぁ、今回は不織布が完全に剥がれて、電気柵に悪さしなかっただけでも良かったのかなぁ。。。
折角なのでトンネルの中の様子を観察。
まず白菜。
強風でこけています。
ただ根っこは生きているので、立ち直っていくのでは…という希望的観測。
虫食いはありますけど、恐らく白菜にとっては今の気候が暑すぎず、寒すぎずで育ちざかり。立ち直ってほしいもんです。
全面的に希望ですけど。(笑)
こちらは不織布が透けて見えるタイプだったので、把握していた通り5割程度の生存率はキープ。
急いでトンネルをかけ直しました。
それにしても、水に濡れた不織布の重いこと。
繊維自体が重みに耐えきれず、たくし上げる際に破れることも。
目が細かく、風通しもあまりよくないんでしょうか。
土を載せる以外には、U字杭で地面に固定していたのですが、これは直径5cmも穴が空いたら簡単に抜けてしまいます。
防虫ネットの方が、良かったのかな。。。
ちょっと高いけど。
あとは、トンネルの長さを短くするとか、工夫の余地はありそう。
空いた穴は、布製のガムテープで塞ぎました。
続いてキャベツ。
こちらは想像以上に酷かった…。
白菜と違って、不織布の中が見えにくいものだったので、何となく覚悟はしていたのですが。
90株近く植えて、生き残っているの3株。
これ、生きてるんかな~。(泣)
なぜかトンネルの両サイドだけ辛うじて生きていました。
あとは、サザエさんのお父さんの髪形みたいな株がいくつか。
葉っぱなし、茎だけというやつ。
これはカウントできません。
白菜よりも、キャベツの方が虫がつきやすいのか、繊細さの問題なのか。
トンネル張った際に虫を閉じ込めてしまったのか。
そもそも土が未熟なのか。
こちらも試行錯誤は続きます。
とりあえず、ここまでスカスカになると、ただトンネル掛け直すのも癪なので、空いているスペースに小松菜の種を蒔きました。
30cm間隔で。(泣)
やってて思ったのは、不織布って目が細かいから、風通しが悪いのかなぁ。
その割に強度もないし、次剥がれたら使いまわすの結構苦しい。
あと、トンネルを短く区切って行った方がよいのかな???
長ければ長いほど、風の抵抗も大きいし。
なんて試行錯誤が続きます。
結果がすぐに出ないので、そこがもどかしいところではありますが。
そうこうしているうちに、台風25号が東向きに進路を変えたとか。
直撃の恐れが…。
悩みはつきません。
来年に向けて。
こんにちは。OGUROBBYです。
月日が流れるのは早いもので、カレンダー上でももう10月に入りました。
今年も残すところ3カ月。
気候の方も、一雨ごとに気温が下がるのを実感します。
家の中とはいえ、朝晩を考えると半袖半ズボンでいることは難しくなりました。
つい先日、ヒガンバナは「彼岸の頃咲くから、ヒガンバナなんだ」って教えて頂いて、「へぇ~」なんて思ったものですが、そのヒガンバナも大分枯れてきました。
来たる冬の訪れを意識せずにはいられないのですが、その前に秋を楽しみたいもんです。早く紅葉しないかな~。
目次
1.来年に向けて。
1.来年に向けて。
「来年のことをいうと鬼が笑う」
なんて言葉があります。
人生を振り返ってみても、あまり縁のある言葉ではないな~。
傍から見てると、「いやいや、そういうタイプでしょ」なんて言われてしまうかもしれませんが。(笑)
今年、曲がりなりにもゼロから米作りに挑戦しました。
もっとも、一人でやれるはずなど毛頭なく、地主さんはじめとする地域の方々、業者さん、嫁にも随分助けてもらいました。
有機の米作りの世界では、俗に「反5俵」という言葉があります。
(あるのか?という位、根拠は怪しいですが。<苦笑>)
1反当り5俵とれれば、及第点みたいな感じでしょうか。
もう少し一般的な単位に直すと、「10a当り300kgは取りたい」。
勿論、玄米での重量です。
精米して白米にすると、もっと重量減っちゃいますから。
それくらいを目標にしていたのですが、
蓋を開けてビックリ。
目標の半分にも届きませんでした。しかも全然お話にならない。(泣)
もっとも、ギックリ腰というアクシデントで、大事な時に全く田んぼに入れなかったので、収穫まで出来ただけでも御の字、、、という考え方もあります。
健康管理も含め、様々な課題が見つかったので、1つずつ潰していくしかないかな、と。
それはさておき。
鬼は笑ってしまうのですが、来年の米作りはもう始まっているのです。
稲刈りを終えた今現在の田んぼの様子は、こんな感じ。
稲株から、少し新葉も出ていたりして。
コンバインで、稲わらは細かく裁断されています。
こいつを早めに土に鋤き込んでやらないと。
寒くなって来ると、土中の微生物の活動も低下して、稲わらの分解スピードが落ちます。稲わら等の有機物が土中で分解されるとき、植物の根にとって有害な酸だったりガスが排出されるため、早めに鋤き込んでやらなければならないのです。
言わば、土作り。
ただ、鋤き込むにも条件が揃わないと。
水はけがあまり良くないので、こんな風にところどころ水溜りが!
長靴で入ると長靴が脱げてしまうくらい足を取られます。
トラクターで無理矢理入って転倒しようものなら、大事故になってしまいます。
もっと地面を乾かさないと。
そこで、水溜りから水を抜くため、排水溝に向かって水を掘りました。
もちろん、鍬で。
高低差を作って水を流す。
やっていることは、子供の頃、公園の砂場で川を作ってたのと似たようなことなのですが、必死さが違います。(笑)
水が流れる様子を写真に撮りたかったのですが、、、
伝わらないな~。
ただ、溝を掘ってて感じたのですが、ちょっと掘ると砂地っぽいところもあったりして。来年は、もっと代掻きを念入りにすることにしよう!
一刻も早く、田んぼを乾かして、稲わらを鋤き込む。
そのために、田んぼは乾いてないですが、鶏糞をまきました。
秋は雨も多いですから。
乾いたのを待って、鶏糞をまくのでは間に合いません。
鶏糞をまくのは、微生物が稲わらを分解する際にチッ素が必要だから。
マメ科の根粒菌みたいに、空気中のチッ素を取り込んでくれたら、こっちは楽なんですけどね~。
15kg/袋の鶏糞を、脇に袋ごと挟んで、口を左右に振り回しながら歩きます。
これはね~。
シビレます。
鬼は笑いませんが、腕が笑います。
え!?腰?
勿論、腰痛ベルトをガッツリ巻いてます。(笑)
2日ほど晴れの日が続いたので、無事、トラクターで鋤き込むことができました。
取り敢えず、一安心。