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ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

農家見習いになる

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、お風呂場でムカデと遭遇しました。
梅雨入り前の今頃から、出てくるみたいですね~。
いつか出会うと思ってましたが、まさか入浴中とは。
初対面から、いきなり裸の付合いになってしまったわけです。

小学校の運動会とかで「ムカデ競争」なる微笑ましい種目もあった気がしますが、そんな生優しい雰囲気は皆無。
「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」と言ったのは誰だったか。(笑)

知人からのアドバイスに従い、-85℃で瞬間冷凍するスプレーを買っていたので、早速噴射!ムカデを凍らせ、無事ペットボトルに収納。

ところがどっこい。
ギョッとしたのはここからでした。
なんと常温に戻ったら、凍っていたはずのムカデが動き出すではないですか!
おいおい、ターミネーターかよ。

幸い、ムカデに刺されず切り抜けることが出来ました。
そのうち刺されるのかなぁ…。
だけど、天井からポトリ、だけは嫌だ。(笑)

目次
1.産業体験とは
2.農家見習いになる


1.産業体験とは

 実は、今月から農家見習い、はじめてます。
もう少し詳しく説明しましょう。

島根県の制度である「産業体験」を使って、農業の勉強をさせて頂いています。
産業体験を簡単に説明すると、自ら選んだ特定の受入れ先の下で、一定期間(3カ月~最長1年間)、県の補助金を頂きながら体験ができるというもの。

産業体験の制度の詳細は、島根県のHPを参照下さい。


しまねのUIターン産業体験 | くらしまねっと・ジョブカフェしまね



制度の対象は、農業、林業、漁業、伝統工芸。
後継者不足に悩んでいる産業が対象になります。
補助金(12万円/月)は、労働の対価としてもらうのではありません。
島根県での担い手育成のため、産業体験中の経費の一部を県に助成して頂く、ということになります。

島根県への定住が大前提なわけですが、産業体験後に別の道に進んだとしても、体験を助成頂いたお金は、返さなくてもOKという、何とも太っ腹な制度なのです。


僕自身、半農半Xを志して田舎に移住しました。

初めは産業体験を考えてはいなかったのですが、これまでに比べて農がうんと身近になり、農業の奥深さを感じるにつれ、一度本格的に勉強してみたいと思うようになりました。
産業体験を始められるのは、移住後1年までということも背中を押してくれました。

うーん、何だかどっかの会社のエントリーシートみたいになってきましたね。(笑)


2.農家見習いになる


そして、僕が選んだのはタイトルにもある通り、農業。
自分たちの食べるものを自分たちで作る。
これが原点にあるのは間違いないのだけど、こちらに来て食べたコメ、野菜が美味しすぎて。

コメについては、色んな農家さんから分けて頂く機会がありましたが、どれも味に個性がある。そして言うまでもなく、美味しい。
勿論品種の違いもありますが、町内と言えど稲作環境の違い(天候、標高etc.)が影響しているとも聞きます。
こんなコメを、自分でも作れたらなぁ。

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僕が弟子入りしたのは、町内でもベテランの有機農家さんです。

弟子入りを決める前に、一度お会いさせて頂きましたが、20年以上の有機農業経験を持ち、農家としてきちんと自立できているのに、今なお、お金を払って土作りの勉強をされている。軽く感動すら覚えました。
普通、これ位の経験と実績があれば、一段高いところに上って、守りに入ってもおかしくないと思うのですけどね。


実際、産業体験に入って3週間が経ちました。
毎日、色んな所が筋肉痛になり、いつの筋肉痛かも分からないのですが。(笑)
ただ、貴重な体験をさせて頂いています。

段取りがいかに大切か。
書物や座学だけでは学べない事。

充実した毎日を過ごしているのは確かです。
今の悩みは、半農半Xでなく、全農になってしまうかもしれないこと、ですかね!?


ただ、こういうチャレンジができているのは、受入れて頂いた師匠でもある農家さん、税金を財源とする助成金、外で働いて現金収入を得てくれる嫁のおかげでもあるのは間違いない。

感謝の気持ちを忘れず、精進していくことにします。

はじめての田植え!  ~Road to my rice~

こんにちは。OGUROBBYです。

「河童の川流れ」という諺があります。
河童は残念ながら見た事がないのですが、先日、「蛙の川流れ」なる現場を目撃しました。いや、正確には「蛙の用水路流れ」かな。(笑)

どんなに上手であっても、失敗くらいありますもんね。
でも蛙ちゃん、自力で用水路のへりにしがみついていました。
腐っても鯛、ですかね。流石です。


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目次
1.はじめてのコメ作り
2.田植え!

1.はじめてのコメ作り

 さて、突然ですが、今年は米を作ります。
いや、作れるかどうかは、まだ分かりません!
無農薬、無化学肥料。
勿論、はじめての経験です。

「自分たちが食べるものくらい、自分たちで作りたい」

それが、僕たちが移住を決断した原点でした。
その原点からすると、いずれ作るだろうなぁ…とは考えていましたが、こんなにも早く機会を頂けるとは。

 
移住者5世帯で、14aの田んぼに挑戦する機会を頂くことになったのです。
14aと言われても、ピンと来ませんよね?
1400平方メートル。
もっと分からなくなりますかね?
「東京ドーム〇個分」という言い方が、商業的には分かりやすいのかもしれませんが、出来なくてスミマセン。(笑)


さて、始まってみると、あれよあれよと言う間に、植物は成長していくもんです。
4月頭に種籾の種子消毒から始まった1粒1粒のお米が、はい、この通り!

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今、大分端折りました。(笑)


振り返ってみると、
思ったよりあっさり、この状態になっていた気もするし、
何が良くて、何が悪かったのかもわからない。
この状態が良いのか、悪いのかどうかも分からない。

すべては経験なんだろうなぁ。
経験を積み重ねていくことで、良し悪しの判断もついてくるだろうし。
まずは今年の経験が、今後のベースになるということ。



2.田植え!

繰り返しますが、大分話を端折っています。
直接関われなかったところもあったりしますので。

今回驚いたのは、「田植え」をハレの舞台とするならば、そこまでの用意は実に周到に整えられるということ。

一方で、田んぼの水量の調整は、結構原始的なやり方だったりします。

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上の写真で、右下から中央上部に流れていくのが用水路。
(冒頭の話で、蛙が落ちた用水路です。)
そこから、自分の田に水を引いています。
支流の入り口には、板を切って作った蓋。
この蓋の開け具合で、水量を調整しています。

なんだ、簡単じゃないか。一度環境さえ作ってしまえば。

甘い、甘い。
奢れるものは久しからず。

去年お米を作れた田んぼでも、冬の間にモグラが穴を掘ってしまって、田んぼから水が漏れる…というトラブルもあるようです。
「初心忘れるべからず」で続けていかないと。

それにしても、まさかモグラがこんなに身近な生き物になるとは。(笑)


そして、田植え当日。
僕らは、今回手で植える方法を選択しました。
手で植える場合も、いろんなやり方はあるようですけどね。

はじめに線を引きました。

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見えるでしょうか???

田んぼの表面に、碁盤目状に線を引いてあるのが。
これは人力で引きました。
野球部が引くようなトンボ。
トンボの先端が、熊手のようになっている道具を使います。
線と線の間隔は30cm。
田んぼの縦にも、横にも、30cm間隔で線が引かれているのをイメージして下さい。
(この30cmというのがミソのようです。それはまだ先の話のようですが…)

上の写真では、全体的に水がないように見えますが、それは田植えに向けて水を抜いていたから。
平らなようで、平らでない。
その証拠に、水が溜まっているところと、溜まっていないところがくっきり分かれてしまいました。
当然、水があるところは、線がつきにくい。

田んぼの中はとても歩きにくいので、線を踏まないように歩くだけでも一苦労。
なかなか骨の折れる作業でした。


そして、念願の田植え。
あーあ、肝心なところの画がなくてスミマセン。

泥まみれで、カメラを構える余裕がありませんでした。

イメージ付きやすい(?)かは分かりませんが、下の写真のように、苗箱から苗をブロックに分けたものを片手に、田んぼに入ります。
実際手に持つブロックは、もっと大きいですよ。

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苗のブロックを片手に、先程田んぼの地面に描かれた碁盤目状の線の交点に、苗を約3本ずつ、より分けて植えていきます。

例えば、手の届く範囲で、目の前の横に4点、苗を植えたとします。
次の1歩でまた4点。
その繰り返しのイメージです。
流石にこれでは効率が悪いので、歩く時の足の位置だとか、少しずつ自分なりに工夫もしてみました。

でも、なかなか思うようにはいかなかったりします。
交点のところに誰かの足跡が陥没していたり。
ぬかるみに足を取られて、不時着したところに苗が植わっていたり。

ただ、なんだかとっても穏やかな気持ちになりましたね~。
天気にも恵まれたし。
参加者みんな黙々と植え続けるのですが、集中しているのが心地良いといいますか。


合計7人でやったこともあり、2日間かかるかと思われていた田植えも、1日で終えることができました。

ただ、経験者によれば、まだまだ道は全体の2割程度しか進めていないそうです。
さて、どうなることやら。

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「山の恵み」って、こういうことだったのか。

こんにちは。OGUROBBYです。

早いもので、引越ししてから既に3週間目に突入。
まさに「あっ」と言う間に時が過ぎてしまっています。

5月に入って、生活のリズムが少し変わりました。
平日は外に出るようになり、余計に時の流れを早く感じるようになったのかもしれませんね。ま、この話はおいおいやろうと思います。


目次
1.豊かさってなんだろう
2.ありふれた食材、でも当たり前ではない食材。

 1.豊かさってなんだろう

このブログで再三書いているかもしれないけど、僕たちが初めて吉賀町に来たのが、丁度1年前。去年のゴールデンウィークに来た下見旅行でした。
そして、はじめて野草の天ぷらを食べたのも、そのときでした。

「では、夕飯の収穫に行きましょうか。」

初日に泊まった宿。
その日の予定を消化して、宿に到着してくつろぎ始めて間もなく、そんな声が掛かりました。

ついて行ってみると、収穫するものは、まさに草。
ユキノシタカラスノエンドウ、藤の花、etc...
全て宿泊先の庭で収穫。

10種類位あったかなぁ。。。
初めて聞く名前のものから、「え!?それ食べれる草だったの?」というものまで。
天ぷらの他にも、鮎だったり、色んな料理を出して頂きました。

どれも美味しかったのですが、あの下見で、一番印象に残っているのが、野草の天ぷらでした。

野草。
言い方を変えれば、放っておいても庭に生えてくる雑草。
でも、それがおもてなし料理に化けてしまう。

もてなされる方としても、本当に貴重な体験でした。
しかも普通に、いや普通以上に美味しかった。

カラスノエンドウなんて、普通に東京でも生えているんですよね。
東京に戻って、光が丘公園のカラスノエンドウに何度目が留まったことか。(笑)
食指がピクリとも動きませんでしたけど。

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2.ありふれた食材、でも当たり前ではない食材

そして吉賀町に引っ越して、冬が過ぎ、春が巡ってきました。

植物も、虫も、鳥も、ヘビも、蛙も、人間すらも活動的になってきました。
植物で言えば、草が生え、木々は新芽をつけていきます。

そんな山の恵みを、天ぷらにして頂いてみました。

まずこれ。

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柿の新芽なんです。
写真の中央部あたり。枝がまだ緑色の部分、わかるでしょうか?
緑色の部分は、まだ枝になる前の新芽。柔らかいのです。
この部分を摘み取ります。


そして、これ。

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山椒です。
鰻にかける粉は、この山椒の実を轢いたものです。
これまた、枝の先端の柔らかい部分を選んで摘み取ります。


そして、これ。

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タラの芽です。(タラの木の新芽)
僕は、今回こちらに越してきて、はじめてタラの芽なるものを見ました。
タラの木って、物凄くトゲトゲしていて、化学繊維のウィンドブレーカーなんかだと、すぐに引っ掛って穴が開きそうです。
新芽にもやはり棘があるのですが、まだ柔らかいので、このまま食べれます。


最後に、こちら。

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お茶の木なんです。
黄緑色が鮮やかな部分が新芽です。
これも新芽を頂きます。


こんな材料を、家の周りでかき集めて、天ぷらにしてみました。

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写真、左上あたりが柿の葉。
とてもオーソドックスな、優しい口当たりです。

左下が山椒。
山椒の風味がたまりません。
水分量が少ないからか、カリッと揚がりました。

写真右上がお茶の葉です。
最初の一噛みで、お茶独特の苦みを感じさせる風味。
でも甘みも感じさせます。

そして、中央部の長細いのがタラの芽。
棘も全く気になりません。
他の天ぷらが葉っぱメインであるのに対し、芽なのでジューシーさは際立っています。
食べごたえがありました。


基本的に揚げ物って、自分ではやらずにこの年まで生きてきたのですが、昨年、野草の天ぷらを頂いてからは、「出来るようにならなくては!」と強く思いました。
だって、こんなにも身近に、素晴らしい食材があるわけですから。

厳しい冬があっての、春の恵み。
そして、感謝しながら春の恵みを頂く。
これが年中手に入るものだったら、そこには感動なんてない。

スーパーで買うカップラーメンに感動があるだろうか?
(自分で言っときながらだけど、たまにカップラーメン食べると、とても美味しく感じてしまったりする。<苦笑>)

感謝の念を抱いて料理し、感謝の念を抱きながら頂く。
とても穏やかな幸せに満たされます。
こんなに豊かなことはないなぁ…と感じるわけです。

そして、自分が味わった感動を、いつか提供できるようになりたいなぁ。

引越しをする

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、こちらに来て初めてヘビを見ました。
しかも、1日に2回。
意外と足(?)が早いんですね。
2回とも、車に乗っている状況だったので、パニックになるということはなかったのですが、2回目は気付いた時には轢いていました。
木の棒と思ってそのまま車を走らせたら、バックミラーにのたうち回っているのが見えまして。

南無阿弥陀仏。(合掌)

暖かくなってきて、冬眠から覚めたヘビが車に轢かれた姿をよく見かけます。
ヘビ自体、決して珍しいものではないようです。
生身で出くわしたときの対処法、身に着けとかなくちゃ。



目次
1.実は家を探してました
2.業者に頼らず、引越しをする
3.家を改造する(ちょびっと)


1.実は家を探してました

 昨年(2016年)の9月に、僕たちは島根県吉賀町柿木村に引っ越しました。
入居先の「お試し」住宅は、まさに吉賀町での暮らしを「お試し」するための住宅。
入居できる期間が決まっています。

子供のいない僕たちの入居期限は、1年間。

移住を前に吉賀町に下見に来た際(昨年8月)、実はいくつか空き家を見せてもらいました。
残念ながら、その時点で入居を即決できる物件はなく、一度お試し住宅に入って、時間をかけて家を探すことにしました。


空き家情報は、町の管理している空き家バンクだけでなく、近所の方から教えてもらうこともあったし、アルバイト先で教えてもらうこともありました。
個人的に、地域で働く(アルバイト含め)というのは、やって良かったと思っています。

こちらで初対面の人と会話すると、大抵二言目には「仕事は?」と聞かれます。
自分が何をやっている者なのか、簡単に説明できると相手も安心してくれる気がします。
また情報が地域で廻るのも早いので、家の外で見せた姿勢が、家探しを間接的にサポートしてくれる可能性はあると思います。


一方で、実際には空き家なのに、貸してもらえない理由も分かる気がしました。
実際の空き家は見学すると、身の回りのものが結構置いてあったりします。
単純に、それを片付けるのはエネルギーが要りそう。
都会的な感覚からすると、「遊ばせておくのは勿体ない。人に貸したり、売ったりすればお金になるのに」かもしれませんが、人の性として、大量の物(しかも自分の物ではないかも)を整理するのは、簡単なことではない。

一言で言うと、「ご縁」の世界なのかもしれません。
いささか乱暴なまとめ方かもしれませんが。(笑)




2.業者に頼らず、引越しをする

僕たちの新居は、結局、町の運営する空き家バンクで見つけました。
サラリーマン時代の転勤も含めると、この3年間で3度目の引越し。

3年前の引越しは転勤(会社都合)だったので、引越し代は会社負担。
引越し元での箱詰めと、引き払った後の掃除、新居での段ボール開梱くらいで終わりです。

「簡単だった」と勢いで書いてしまいたいんだけど、時間の制約がきつく、結構しんどかった。
愛知県のマンションで引越し屋さんを午後見送り、掃除して、夕方に新幹線で東京に移動。
翌朝、東京の社宅で荷物受け入れ。
その翌日には、出勤していました。
恐らく、今どきのサラリーマンの引越しとしては、一般的なパターンでしょう。


昨年の引越しは、退職後の東京から島根への移住。
自腹なのでお金はかけたくなかったのですが、さすがに距離もあるので、業者にお願いしました。無駄なものを運びたくなかったので、断捨離も一気に進めました。


そして今回。
近距離(片道20km程度)、かつ荷物も少ない。
ようやく、業者に頼らずに引越しをするチャンスが巡ってきました。
バンと、軽トラ、フル活用です。

今回はタンスを頂けることになったので、今まで衣装ケースにしまっていた衣服類を、早々にタンスに移しました。
空になった衣装ケースを、段ボール代わりにして、ピストン輸送。

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こんな具合に、1日に2-3往復。
引越し先で、衣装ケースの中身を出して、空箱を持って引越し元へ。
約1週間で荷物の運び込みを、ほぼ終えました。

「引っ越しは二度としたくない!」

そんな風に思ったのも、この3年間で3度目です。(笑)

ただ、引越し作業の意味を無理矢理ひねり出すとするなら、自分の持ち物と向き合い、断捨離を進めるきっかけになる、ということでしょうか。

環境に優しかったのかは、甚だ疑問です。
ゴミ(段ボール、ガムテープ、その他梱包材)は使わなかったけど、ガソリンは使った…。



3.家を改造する(ちょびっと)

家の改造。
厳密には、これは引越し作業と並行して進めました。
物を運び入れてしまうと、改造もしにくいですからね。

ぐだぐだ書くより、まずはお見せしましょう。ビフォーアフターを!

<before>

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<after>

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光の加減と、アングルの違いで解りにくいのですが。。。
もともと収納だったスペースを、棚ぶち抜いて書斎スペースにしました。

収納の床もフローリングになっていたのと、集中するために書斎スペースはリビングと分けたいと考えまして。


これまでの「お試し」住宅と違って、大胆に手を加えることが出来たのが、正に今回の引っ越しのご褒美でした。
実家を除くと、これまで住んだことがあるのは、賃貸アパート、寮、マンション、社宅。マンションだって、資産価値考えると re-form はできても、こういう改造って出来なかった。

1年前の自分と比べて、「自分で出来る」選択肢、増えてきたなぁ。
なんて、悦に浸ったりするのも幸せなもんです。


最後にサービスカット。
著者近影です。(笑)

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高菜の佃煮をつくる

こんにちは。OGUROBBYです。

日に日に春が濃くなっていきます。
ついこの間まで、ヒートテックを着ていたのに、最近はTシャツの上に1枚羽織る感じで昼間は過ごせてしまいます。「春めいた」なんて時期はあっという間に過ぎ去り、もはや「初夏」と呼んで差支えないレベル。

この吉賀町に、初めて下見に来たのが昨年のゴールデンウィーク
実際に引っ越してきた昨年9月を起点にしたら、こちらに来てまだ1年経ってないのですが、今のこの風景はなんだか見覚えが。早くも懐かしいような、嬉しいような。

目次
1.今日も頂きもの たくさん
2.高菜の佃煮

1.今日も頂きもの たくさん

先日、知人の畑(家庭菜園)の畝立てを手伝いに行きました。

自分で書いておきながら何ですが、「知人」という表現が、どうもしっくりきません。
察するに、年の頃は60代でしょうか。
女性なので、年齢聞きずらいところもあります。
そんな大先輩を、「友人」と呼ぶには憚られる気もするけど、「お婆さん」というのはもっとしっくりこない。

そもそも、こちらでは何歳くらいから、「お爺さん」「お婆さん」と呼んだらいいのか、物凄く曖昧です。
実際、僕より体力のある大先輩は、ゴロゴロいます。
なので、「お爺さん」「お婆さん」という言葉は、日常であまり使っていません。

話が逸れました。
話を進める為、敢えて「知人」という呼び方をすることにしましょう。

「料理を作って、人にあげるのが好き」

この知人の口癖です。我が家にとって、なんとも有難い方の一人なのです。
今までも、芋の天婦羅やら、ぼた餅やら、ゆずみそやら、頂いたものは数知れず。
ところが、お返しできるものがなかなか見つからない!

ギブ&テイクどころか、一方的にギブして頂いている、超不平等外交なのです。
他所の台所事情なので首は突っ込めませんが、時々心配になります。
「あげてばっかりで大丈夫?」、と。
そんな大富豪(笑)が、田舎にはゴロゴロいたりするのです。
ありがたや~。


「ホウレンソウ、一人じゃ食べきれんから収穫手伝って!」

この日も、有難いお誘いを頂いていたので、参上。
「当然」という言葉は、この場に相応しくないのですが、
当然ホウレンソウだけで許してもらえる訳がなく(笑)、
サニーレタスやら高菜やら、スーパーの袋いっぱいに野菜を頂いて帰りました。

今日も、たくさんの借りを作ってしまった…。


2.高菜の佃煮

高菜。
今回の話の主役です。

恐らく、関東出身の人にとっては、なかなか馴染みがない野菜です。
そもそも、東の人にはあまり食べる習慣がないのでは?
唯一登場するのは、豚骨ラーメンを食べに行くと卓上にある薬味くらい。
アレだって、僕は替え玉した2杯目からしか投入しない。
家庭の食卓には、まず登場しないのではないでしょうか?

でも九州の方にとっては、とてもポピュラーな野菜なのでしょうね。
ウチも嫁が九州出身なので、会話には何度か登場したことがあります。

そしてこの知人も、九州のご出身。
自宅の裏庭である畑に、関東出身の僕からすると「こんなに!?」という位、大量の高菜を植えていらっしゃいました。
やはりソウルフードということなのでしょう。

「持っていきなさい」

ということで、6株分も頂いてしまいました。
さて、どうしたものか。食べ方がわからない。
意外とゴツいんですよ。

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どう見ても、手軽にサラダとかで納得してもらえるようなタマではない。(笑)
どういうおもてなしが、高菜さんに満足いただけるのか。

知人からは、「一度湯がいて、ゴマ油で炒める」というアドバイスを頂ました。
想像するに、正にラーメン屋のアレです。
ここは王道を進んでみるか。


教えてもらった通り、高菜を湯がき、刻んで、ゴマ油で炒める。
味付けは、醤油と酒と砂糖。
最後に、たっぷりの鰹節をまぶして混ぜる。

出来たのがコレ。
ゴマをまぶしても良かったかな~。

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思いの外、味もまとまった。
見た目は完全にラーメン屋のアレなのだが、砂糖入れたので、どちらかと言うと飯の友、という感じ。

手前味噌ではあるが、自分で作ると美味しい気がするし、何より楽しかった。
嫁も「懐かしい~」と言いながら、食べてくれた。


さてこの高菜、である。
東の人は、仮に八百屋やスーパーの店頭にそのまま並んでいたとしても、まず手に取らないだろう。見た目のとっつきにくさ、かな~???

一方で、好奇心というか、珍しい野菜への興味は、誰しもが持っている気がする。
ロマネスコ、とかスティックセニョール、アイスプラント等々。
アボカドだって、市民権を得たのは最近だと思う。国産とはなかなかいかないだろうけれど。

高菜みたいな野菜が、全国的に市民権を得るには、どういった仕掛けがいるんだろう???なんて考えてみる。

知らない野菜を調理して食べる。
それが美味しかった時、そこには間違いなく喜びがあるはず。

もっとも、そういった野菜が普及するための一番の難敵は、忙しさとか、余裕のなさなのかもしれない。
「料理ごときに時間をかけたくない」、「失敗しないため、扱いやすい野菜が良い」。
日常的に時間に追われていると、そう考えてしまうのも自然なことなのかもしれない。
生活スタイルが複雑な分、都会の方が時間に追われている感は強いと思う。

田舎暮らしだと、ある日突然、大量の野菜を頂くことがある。
頂いた野菜の鮮度はどんどん失われていくので、早いところ料理して、食べてしまわなくてはいけない。
「必要は発明の母」という言葉がある。

案外、今回僕が抱いた思いも、そういった環境による必然なのかもしれない。



軽自動車セルフ車検に行く (後編)

こんにちは。OGUROBBYです。

今回は、前回に引続きの後編です。

<前回までのあらすじ>
セルフ車検なるものにチャレンジしようと、隣県の山口市の車検場まで、車両を持ち込んだOGUROBBY。
ところが、想定外の排ガス検査で不合格となってしまい、正規ディーラーへと足を運ぶのでした…。

<前編はこちら ↓ >

ogurobby.hatenablog.com

 

目次
1.今度こそ、セルフ車検
2.まさかの…
3.正規ディーラー整備員による、有難~いアドバイス



3.正規ディーラー整備員による、有難~いアドバイス

有難いことに、正規ディーラーも比較的近くにありました。
そりゃ、車検場のそばですから、そういうニーズはありますよね。

ただ、あるからといって、時間を割いてもらえるとは限らない。
ダメ元で飛び込むことにします。

「すみません。たった今、セルフ車検の排ガスで不適合となってしまいまして…。何とか今日中に再検査に持ち込みたいのですが…何とかならないもんでしょうか?」

整備員の方が、チラッと僕の軽トラを見ます。
県外ナンバー(島根)であることを気にしてくれた様子で、暫し沈黙の後、
「内容によります。まずは測ってみましょう」

門前払いを覚悟して飛び込んだのですが、嬉しい誤算です。


整備員の方はキビキビと、排気口にセンサを突っ込みます。
見守るこちらとしては、神にも祈る想い。
せめて軽傷であってほしい!

モニターの数字は小刻みに変動しています。
「これは、通らないですね。CO、HC共に正常値ではない。」

整備員の方曰く、「何かおかしな箇所がある。」
検査場のHCの合格閾値が300位のはず。通常なら、この数値は1桁台。
整備員の方からすれば、300でも高いのに、500越えちゃっているのは異常。

事実は事実として、どんどん心が重くなります。。。
応急処置で何とかなるレベルなんだろうか???

「処置方法としてプラグ交換だけなら、今日中に再検査まではいけると思いますよ。ただ、合格するかどうかは、解りません。
プラグ交換だけで足りない場合は、触媒交換が必要です。触媒は、在庫取り寄せから始まるので、1週間単位で時間が必要です。
プラグが傷んでいるかどうかは、エンジン見てみないと解りませんが、こっから先は有料です。」

・・・ ・・・。

・・・ ・・・。

・・・ ・・・。


ものすごく誠意のある回答。
考えてみりゃ、一日で車検終わらせたいのは、こちらの都合。100%、エゴです。

さらに聞いてみると、以前、排ガス不適合で持ち込まれたお客さんの時は、プラグ交換で何とかなったとか。ただし、もう少し数値が良かったそう。

う~む。。。悩みどころですね。
でも、改めて65kmの往復というのは、時間的にも、精神的にも痛すぎる。
とりあえず、提案頂いた通りやって頂くことにしました。
先方も、通常の仕事を押しのけて、突発対応してくれるわけです。
そう考えると、十分な神対応です。


待合スペースで待っている間、何とも日常離れした神妙な気持ちになります。
手術室の前で施術が終わるのを待っているような。

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途中、整備員の方が、取り出したプラグを1本持ってきてくれました。

「結構傷んでいるので、3本とも変えてみます。」
「お願いします!」

こちらとしては、まさにすがる想い。
整備員がガレージに戻った後は、再び独りで現実と向き合い、ひたすら祈るわけです。(笑)

手術が終わりました。
こちらに向かってくる整備員の方に、笑顔はありません。
嫌な予感しかない。


「プラグを安定させる目的と、エンジン内の悪い排ガスを出すために、車を走らせる必要があります。結構、高回転でエンジン回す必要がありますが、この辺の土地勘は?」
「ありません。」
「では、行ってきます。」

僕の軽トラは、日常では絶対に聞かないような甲高い音を出しながら、瞬く間にディーラーを出ていきました。
そうか。まだ施術は終わってなかったんですね。


軽トラは30分程で帰還してきました。
整備士さんが先程のセンサをつっこむと、先程500あったHC値が、なんと10をきるレベルに。
COも正常値です。(2.5→0.02)


これはもしや!
色彩のなかった寒い冬に、突如春が訪れたような。
期待に胸が膨らみます。

「このまま持ち込めば、多分通りますね。」


さらに、整備士さんの有難いアドバイスが。

「セルフ車検される方は、どうしてもお金のほうに目がいき勝ちでなかなかやりたがらないんですが…。本検査を受ける前に、予備検査を受けたほうが良いです。

予備検査は、大体車検場そばに民間の工場があります。
山口市の検査協会の隣にも、大きな看板をだしているところがありました。
予備検査を受けると、車検で合格するかどうか、大体わかります。

不良箇所が複数見つかった場合、修理が一日で終わらない可能性もある。
その場合は、先にメンテを行っておけば、検査法定手数料の払い損は避けられる。
もっとも、この考え方がすべてではありません。
予備検査も有料ですから。


喜び勇んで検査協会に舞い戻ったはよいが、タイミング悪く昼休み。
今度は、休み時間中もしっかりとアイドリングです。
環境のことを考えると、ちょっと申し訳ない気持ちにはなるのですが。

そして午後一の本試験。
排ガス検査は、今回は「〇」。
ホッと胸を撫で下ろすのでした。

ちなみに、再検査は落ちたところだけなのですが、検査ラインは途中で抜けられないので、前の車が検査終わるまでは車内で待機します。


最後に事務所でフロントガラスに貼るラベルをもらえます。
今回は、色々あったので感無量ですね。

最後に、今回セルフ車検で要した費用をもう一度まとめます。


  ①検査法定手数料           ¥1,400
  ②自動車重量税印紙代         ¥8,200
  ③自動車損害賠償責任保険保険料  ¥25,070

  ④スパークプラグ交換費用      ¥9,558

   合計              ¥44,228

④は、あくまで僕の場合。
プラグ交換が必要なければ、かかりませんので悪しからず。

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そうそう、整備員さんからは、結果についての連絡依頼も受けていました。
通りすがりの顧客へのホスピタリティ、と言うよりは、自分の仕事(未来の顧客)のためのデータの積み上げ、という印象を受けました。

恐らく、車検場付近という立地からして、同じようなトラブルで飛び込んでくる顧客は、今後もいるでしょう。その時に、「どんなレベルの問題が、どういう対処方法で乗り切れた」という前例が話せれば、顧客は安心する。

つまり、仕事に対する姿勢が垣間見えたんですね。
「その場しのぎ」ではなく。

どんな仕事であれ、お客さんとの関係つくりは大切だと思いました。
その場で耳に心地よい言葉を発することが関係づくりではない。
相手のことを考える姿勢が滲み出てしまう、ということが信頼関係なんだろうなぁ。
これは、相手がお客さんに限った事ではなく、家族関係、友人関係、すべてに言えること。

そういう姿勢、大事にしていきたいですね。

軽自動車セルフ車検に行く (前編)

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、久々に小説を読みました。

世の中には大きく分けて二種類の酒飲みがいる。ひとつは自分に何かをつけ加えるために酒をのまなくてはならない人々であり、もうひとつは自分から何かを取り去るために酒を飲まなくてはならない人々だ。
  引用元: 村上春樹 『女のいない男たち』

村上春樹
高校生のときに、『ノルウェイの森』読んでからの付合い。
大抵意味は分かんなかったですね。
深く読めている自信は、まったくない。
時々、森の奥深くに迷い込んでしまったような感覚になったりする。
(挙句の果てに、寝落ちしたりもする…)
「何となく雰囲気が好き」という声はよく聞きますが、僕もその一人です。

村上さんの文章。
特に、食べ物に関する表現(と言うか妙に具体的なワード?)が好きです。
"新鮮なレタスとハムのサンドウィッチ” 、みたいな。
出典元が僕の頭の中なので、正確性は今一つですが。

僕の本棚には、未読の村上さんの本が何冊かたまってきました。
『女のいない男たち』も、そのうちの一冊。

最近も新刊出たようです。
元々文庫派なので、今すぐ買うことはないのですが、こちらに来てからはそういう意識すら希薄になりました。
読みたいときに図書館で借りればいいや。
田舎は、図書館の本の廻りも早いのです。
人が少ないから。(笑)

 

目次
1.今度こそ、セルフ車検
2.まさかの…
3.正規ディーラー整備員による、有難~いアドバイス



1.今度こそ、セルフ車検

セルフ車検というのは、自ら公的な施設に車両を持ち込んで、車検を受けること。
一般的には、ディーラーや近所のクルマ屋さんで車検を代行してもらう方が多いかもしれません。

でも、それはあくまで代行。彼ら業者も軽自動車検査協会や、陸運支局に対象のクルマを持ち込んで検査を受けます。車検証を発行できるのは、そういった公的なお役所だけですから。

当然、セルフ車検のメリットは料金の安さ。そして、明朗会計。
逆に、デメリットは最低限の検査で終わってしまうこと。
限られたテスト設備、時間ではクルマのちょっとした異常には気付けません。

プロの付加価値は、細やかな整備・点検と、代行してもらうことによる時間節約でしょう。

セルフ車検のメリットについつい目が行きがちですが、デメリットもきちんと認識しておくことが大事だと思います。


さて、僕の話に戻ります。
本当はもっと早いタイミングでやりたかったんですよ、セルフ車検。

まずは軽トラを譲り受けた。
松江で名義変更した翌日に、ついでに車検も受けてきたかった。。。

 

ogurobby.hatenablog.com

 

税金が旧オーナーにかからないよう、年度内に軽トラの名義変更には行ってきた。
それが、3/31(金)
でも、翌4/1は土曜日だったんです。
つまり、お役所である軽自動車検査協会は定休日。

仕方なく、出直しです。
ただし、名義変更と違って、車検は全国どこの協会事務所に持ち込んでもOKです。

なので、今度は最寄りの山口県山口市軽自動車検査協会事務所に持ち込むことにしました。その距離65km!


セルフ車検の詳しいやり方は、以下、協会のホームページを参照下さい。

軽自動車の車検


普段使いしている軽自動車の場合は、「継続検査」に該当します。


注意が必要なのは、予約が必要なこと。
予約も軽自動車検査協会のホームページから取ることが可能です。

1日を4ラウンドに分けてあるので、空きのあるラウンドを予約します。
検査時間でいくと、下記の通り。

 1ラウンド  9:00-10:15
 2ラウンド  10:30-12:00
 3ラウンド  13:00-14:15
 4ラウンド  14:30-16:00

兎に角、午前中の検査予約を取ることをお奨めします。
万が一、車検に合格できなかった時、当日に限ってあと2回、敗者復活戦に臨むことができるからです。

車検場は、あくまで検査をするだけの場所。
何らかの不調で不合格だった場合、自分で(もしくはどこかに持ち込んで)クルマを修理しなくてはなりません。

検査法定手数料として1,400円を支払いますが、2回分の追加検査の費用も含んでいるのです。(当日に限る)
 ※費用については、後で別途まとめます。

もし仮に、4ラウンドで申し込んで不合格になったら、その場で出直し決定。
改めて手数料も払い直すことになりますからね。


「早起きだな~」と思いつつ、1ラウンドを予約したのはよいですが、これが思わぬ ‟落とし穴” にハマることになるとは…。
この時は気付くわけもないのでした。

 

2.まさかの…

というわけで、行ってまいりました。
軽自動車検査協会山口事務所。

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言うまでもないですが、車検切れのクルマを自ら運転して検査場に行ったりしないでください。当たり前ですね。

こちらの事務所のトイレの壁にも、警告が貼ってありました。
「見つけた場合は、警察に通報します」、と。
過去にそういう事例があり、警察に検挙されたことがあるとか。
気を付けて下さい。


到着後、まずは受付を行います。
窓口に申し出ると、書類を3枚くれます。
書類提出と同時に、各窓口に以下の料金を支払います。

  ①検査法定手数料           ¥1,400
  ②自動車重量税印紙代         ¥8,200
  ③自動車損害賠償責任保険保険料  ¥25,070

   合計              ¥34,670

つまり、セルフ車検のミニマムコストは、34,670円ということです。
③の自賠責保険料を別で支払っているのであれば、なんと1万円でお釣りが来るということになります。ひえ~!!


受付を済ませた後は、いよいよ検査。
ですが、協会はその前にテストコースの見学を推奨しています。
初めてならやっておいた方が良いです。

実際の検査は、検査ラインで行われます。
自動車工場を見学したことがある人は、イメージがつきやすいかも。

自動車工場では、コンベアやハンガーに吊り下げられた車体が、各工程を順番に回ります。各工程の作業員は、基本、持ち場を離れず、送られてきた車体なりエンジンに、決められた仕事(作業)を行います。

今回の検査場のラインには、コンベアがないので、運転手自ら車を自走させることになります。
各検査工程で、電光掲示板だったり、係員の指示に従うのですが、どういう操作が必要なのか理解しておけば、慌てないですみます。
実際、ネットを見ると操作ミスによる不合格というケースもあるようなので、見学しておくのがよいでしょう。
ラインの横に通路があり、各工程の検査内容等が看板で表示されています。
運転席から見える電光掲示板も、この通路から見えるので、僕も何度かイメージトレーニングさせてもらいました。


見学で心の準備を整えたら、車を運転して列の最後尾に並びます。

最初の検査は外観、内観チェック。
車体番号、原動機の型式等が車検証通りかどうかの確認もしているようです。
初めてで不慣れな人は、ここで「初めてです」と言って下さい。


次が、排ガス検査。
ここはエンジンを付けた状態で、先端にセンサのついた棒を自分で排気口に突っ込みます。
CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)が基準値を上回っていないかのチェックです。
係員が、不正がないか脇で見ています。
脇にある電光掲示板に、結果が〇×で表示されます。

「落ちるワケがない」と思っていたのですが…
ところが、これがまさかの「×」!

「エンジン空ぶかしして、もう一回やってみて!」
結果はやはり「×」!!

健康診断時のカルテみたいなものに、早々と「再検査」のスタンプが押されてしまいました。


排ガス検査については、列での待機時間中も、アイドリング状態にしておくと、気持ち、改善するのだそうです。エンジンが動いていれば、排ガスもきちんと排出されていきますが、停止するとガスがエンジン内に滞留してしまう。だから、空ぶかしする際も、極力高回転でエンジンを回す必要があるのだとか。

まあ、僕の場合は、いかなる小技を駆使しても、不合格だったと思いますが。
センサの棒を突っ込む際も、他人がどこまで深く突っ込むか等も、事前の見学コースでみておくとよいでしょう。


さて、いきなり排ガスで不合格となりましたが、検査はそのまま続きます。
何しろ検査ラインなので、途中で抜けられません。

次はスピードメーターと、各種ライト、ブレーキ検査。
ローラーの上で、時速40キロまでスピードを出します。
40キロになった瞬間、ヘッドライトをパッシングして、スピードメーターの誤差を測定。僕は2速で40キロまで上げました。

また、センサに向かってヘッドライトを照射。
光量、光軸がずれていないか等も検査します。

この検査時の操作、および結果は、目の前の電光掲示板に表示されます。
操作指示が意外と早いので、見学時に流れを把握しておくとよいと思います。
落ちる人はそれなりにいるようで、当日も見学時に1人いました。
(僕は4人分見学して、1人落ちてました。)

僕は、ここは合格。
もっとも、先程の排ガス後遺症で、心は鉛色でしたが。(泣)

最後は、足回りの検査。
リフトで運転手ごと持ち上げ、下に検査官が入ります。

「ハンドル右に切って~!」
「ハンドル小刻みに振って~!」 etc.

係員の指示に従って下さい。

ここも合格。

全体通して合格であれば、協会事務所に診断書を持っていけば、晴れて新しい車検証とフロントガラスに貼るシールが支給されます。

僕は、トータルでは不合格だったので、排ガスを何とかしなくてはならない。
「今日中なら、あと2回チャンスがある」とは理解しつつも、排ガスでアウトになる状況は想像していなかった。ライトの検査で落ちるケースは、ネット上にも出ていたので想定していたのですが…。

一体どんな対応方法があるのか。
う~ん、困ったぞ、と。


一旦協会の敷地を出て、取り敢えずネットで対処法について検索。
なになに…
「車検場付近の整備工場に持ち込む」
「インジェクタを一本抜いてもらって、とりあえずその場を切り抜ける」

二番目のやつ、不正だろ!と思いつつ、近くの整備場へ。
結論から言うと、正規ディーラーへの持ち込みを強く薦められました。
先程、僕がダメだと思ったインジェクターを抜く方法。そういう裏技も、近頃では検査員がエンジンの音で気付くそうです。


正規ディーラーが、当日で対応してくれるかなぁ???
そんな不安を抱きつつ、ディーラーへ。
さて、どうなることやら。


<後編へ続く>