初雪見参!(仮題)
こんにちは。OGUROBBYです。
いや~、寒いです。
去年もそうだったかもしれないのですが、足が若干霜焼け気味。
一言で言えば「痛痒い」なのですが、「痛い」が7割、「痒い」が3割くらいでしょうか?冬に備えて、ヒートテックの靴下でも買い足すかな。
そんな折、最近価値を再発見した家電があります。
コタツです。
じんわり、集中的に足を温めてくれる感じ。
やっぱ、家電は日本のお家芸やわ~。
コタツが世界を席巻する日も近いのではないでしょうか。(笑)
目次
1.初雪見参!(仮題)
1.初雪見参!(仮題)
まさかの、連日更新です。
そりゃ雪も降るわ。(笑)
で、タイトルをご覧の通り、本日、初雪を観測しました。
朝起きたら、窓から見える納屋の屋根がうっすら白い。
「初雪だ」
そう思ってたら、あれよあれよと本降りに。
落ちてくる雪が大きくなってきました。
こりゃマズい。まだスタッドレスに履き替えていない。
急いで天気予報を確認。
予報は雨。
吉賀町っていっても広いですからね。
面積はさいたま市と同じくらいだそうです。
うちの周り標高高めなので、予報は雨でもこうして雪が降ります。
取り敢えず、タイヤを履き替えている時間もないので、スタッドレスタイヤをクルマに積んで出発。万が一積もるようなことがあれば、家に帰って来れませんから。
先日、神社の行事で、近所の方々にタイヤ交換の時期を聞いた時は、皆さん「12月に入ってから」と仰っていたのですが。
でも、今日は11月24日。
12月みたいなもんか。(笑)
それに、そこは自己責任。
外出先で聞くと、雪が降ったのは町内でもごくごく一部のようです。
なかには、一年中スタッドレスタイヤを履いているという強者も。
スタッドレスはゴムが柔らかいので、すぐに摩耗するんですよ。
なので、本音はギリギリまで交換したくないのです。
聞けば、町内のガソリンスタンドでもタイヤの履替え1500円程でやって頂けると聞き、取り合えず乗って出たクルマはタイヤ交換してもらいました。
ついでに帰り際、近所で油圧ジャッキを借りて帰ります。
クルマの付属品のジャッキよりも、はるかに楽なので。
終末はタイヤ交換だな~。
ちなみに、タイトルの「見参」。
日本語としては???です。
なので、(仮題)とさせて頂きました。
見参:目上の人が目下の者に会ってやること。
参上:目上の人のところに行くこと。
推参:自分のほうから出掛けて行くこと。
引用元:大辞泉
自然が相手の農業。
人間と自然が対等とするのはあまりにも傲慢。
自然の恩恵を受ける人間としては、、、
いや今回の場合、自然(雪)が主語とすると「見参」で合っているのかな。(笑)
初雪ですが、写真撮ったつもりが、撮れてなかったのが痛恨の極み。(泣)
なので、夕方自宅付近で撮った島根県最高峰 安蔵寺山 の光景です。
正面が安蔵寺山。
流石に山頂には雪。
夏に見たら涼を誘う一枚でしょうけど。
あ、足が痛痒くなってきた。(笑)
ある休日の過ごし方
こんにちは。OGUROBBYです。
先日、朝、靴下を履いたら何やら固いものが…。
ハッと靴下を脱ぎ裏返してみると、案の定、カメムシが。(泣)
大災害にならなくてよかった。
この時期、洗濯物を屋外に干すのはちよっとした勇気が要るのです。
いや、しまう時に丁寧にはたけば大丈夫なのですが。
知らずにカメムシのついた服を着てしまい、痛い目見たという話も聞きます。
臭いだけでも大変なのですが、ただれてしまう方もいるそうで。
こればっかりは、気を付けるしかないですな。
目次
1.ある休日の過ごし方
1.ある休日の過ごし方
或る日のことでございます。
この日は週に一度の日曜日。
当たり前か。(笑)
とは言え、平日と同じ時間に起きて、朝から庭の畑の畝を立て直し。
この日のメインイベントは、玉葱の苗の植え付け。
夏~秋野菜の収穫も終わり、庭先の畑はからっぽの状態。
2週間前に一度畝立てはしていたものの、畝間が狭いので、この日の朝、急いで立て直しました。畝間が狭いと、草取りとかしずらいですからね。
日没がめっきり早くなり、平日は帰宅後何かをやろうと思っても、なかなか難しい。
17時半には、結構暗くなるようになりましたから。
とは言え、仮に明るかったとしても、畝の立て直しは難しいですね。
嫁が帰ってくる前に、猫にご飯を食べさせ、夕食の支度。
毎日ではないにしても、洗濯も。
O型なので大雑把ではありますが、それなりに主夫業もこなしております。
あ、今回は平日の話ではなかったですね。(笑)
1時間そこそこで、畝の立て直しを完了。
あとは、町内のお祭りで、苗を買ってくるだけです。
気温は5℃を下回っていたはずですが、ちょっと汗ばむ。
お祭りに行く前に、地域の神社の行事。
新嘗祭(にいなめさい)と銘打たれていますが、お祭りというよりはお祀りです。
僕らの地域では、年四回。
神主さんがやってきて、そのタイミングで土地の神様に報告だったり、祈りを捧げるのです。
一応、新嘗祭の開始時間は午前10時なのですが、
15分前には到着しても、僕らのあとに来たのは一人だけ。(苦笑)
僕らの地域では、大抵集合時間の30分前には、皆さん集まってたりします。
行事を終えると、町内のお祭りへ。
農業文化祭と銘打たれたこのお祭りでは、旧柿木村の町内会の方々がそれぞれに露店を出しています。この一年で、町内の知合いも大分増えました。
玉葱の苗を300株ほど購入し、家に帰るともう15時。
この日は夕方急に北風が吹き出し、みぞれ交じりの雨が。
夫婦二人で急いで買ってきた苗を植えます。
苗を植えていると、隣のお婆ちゃん登場。
なんと白菜5玉頂きました。
「漬物にしたら良いよ~」
また初挑戦ネタが増えた。(笑)
こんな風に、次から次にやることが増えていくんです。
ありがたい事です。
田舎暮らし=スローライフ。
こう思っている方、特に都会には結構多いと思います。
かくいう僕も、移住する前はそう思ってました。
「田舎に行ったら読もう」と持って来た本も、未だに本棚で埃を被ってます。
意外と、ノンビリという感じでもないんですね~。
出来合いのものを買うんでなくて、出来ることは自分でやる。
その過程が楽しかったりするんです。
勿論、面倒だな~と思う事もありますが。
<この日の行動>
6:30、起床。そのまま朝ご飯。
7:00、庭の畑の畝を立て直す。
9:00、シャワーを浴びて近所の神社の行事の支度
10:00、近所の神社行事
0:00、町内のお祭りへ。玉葱の苗を購入。
15:00、玉葱の苗植付け
18:00、夕飯支度
19:30、夕飯
21:00、就寝
自分で言うのもなんですが、就寝時間、早すぎますね。
来年の布陣
こんにちは。OGUROBBYです。
先日、サラリーマン時代の友人からメッセージを頂く機会がありました。
勝手に友人と呼んだら、怒られちゃうかもしれませんが。(笑)
「きっと咳も止まったことでしょう」
そう言えば、社会人時代は本当に咳が止まらなかった。
大学病院含め、あちこち医者には行ったんだけど、原因も良く分からず。
取り敢えず、〇〇という診断は受けるのですが、医者によって病名違ってたり。
効いているのか、効いていないのかよく分からない薬を、盲目的に飲み続けてました。
最近は、そんなことを完全に忘れてました。
今は咳、全くしないですから。
やはり原因はストレスだったのかな~。
気持ちは騙せても、身体は騙せない、ということでしょうか。
話は変わりますが、昨日の朝は寒かった。
外に出たら一面真っ白。
雪でなくて霜ですが、寒そうな感じ伝わりますかね~。
目次
1.来年の布陣
2.課題もたくさん
1.来年の布陣
今年は移住1年目にして、米作りを経験することができました。
ただ、かなりお膳立てしてもらっての話だったので、来年はいよいよ一人立ちです。
田んぼも近所で借りられる目途が立ちました。
近所で米作りしたのが良かったようです。
きちんと収穫まで漕ぎつけた事が、信用に繋がったのかな。
家から100m位離れたところ。
合わせて1.5反(たん)。
下の、黒い点線で囲まれた部分です。
いや~、グーグルアースなんて超久しぶりに使いました。(笑)
「反」という単位は耳馴染みが薄いと思いますが、田畑の広さを表す単位です。
ざっくりですが、こんな感じ。
1畝(せ)=1アール (= 10m x 10m)
1反(たん)=10アール
1町(ちょう)=1ヘクタール(=100m x 100m)
もっとも、アールとかヘクタールってのも、イメージ伝わりずらいですね。
主観で言えば、こんな感じ。
1畝=手頃
1反=結構広い
1町=考えられない
広ければ広い程、当たり前ですが仕事量に関わります。
草刈りの大変さにも直結します。
収穫した作物を、どうお金に変えるか。
米は、野菜と違って保管が利くのが長所ですが、売れなければ在庫になってしまいます。新米が出来てしまえば、余った古米は場合によってはコストをかけて処分しなくてはならないかもしれません。
何より、機械がたくさん必要なことが解りました。
トラクター、田植え機、コンバイン、乾燥機、籾摺り機、、、
全部使うのは年1回ですもんね。
維持、メンテしていくだけでもお金がかかります。
一方で、有機の米作りは、「反当り5俵」と言われます。
5俵=300キロ。
玄米での重量なので、精米すればさらに数量は減ります。
勿論、もっと収量上げる人はいるのですが、酷使すれば土地が痩せてしまうとも聞きます。
うちは夫婦二人(猫は2匹いるけど)なので、月15万円あれば生活できます。
つまり、年間で180万円(15万円 x 12か月)は稼ぐ必要がある。
この際、経費は抜きにして、米だけで180万円稼ぐには、どれだけ生産して、キロ単価いくらで売ればよいのか、という話。
なので、相当大規模にやらなければ、米で収支を合わせるのは難しいのかな、というのが今年気付いたこと。
まあ、やる前から聞いてはいたんですけどね。
やってみて解る、実感する事も大切だと思ってます。
僕、そんなに要領いいほうではないので。(笑)
何を収入の軸にしていくか。
数年は試行錯誤が続くことになります。
どちらにしても、自給用の米は作っていきたいので、来年も米作りは継続して取り組みます。
2.課題もたくさん
「継続して取り組みます」なんて簡単に言い放ったものの、来年も同じように米が出来るとは限りません。
寧ろ、米作りだけを考えても課題は山積。
地主さんによると、来年使わせて頂く田んぼは、10年間使っていなかったそうです。
「雑草が生えるの嫌だから、ずっと水を張っていた」、と。
なので、土作りしてあった今年の田んぼとはワケが違う。
そして、田んぼを囲む金網自体、なくなってるエリアもあります。
つまり、猪をはじめとする獣が侵入し放題。
猪の侵入を一度でも許すと、もうその年、その田んぼの米は食えないのだとか。
なんでも、臭くて食べれないそうです。
食べたことがないので、何とも言えませんが。
そんなわけで、ちょっと考えただけでこれだけ課題があります。
・土作りをどうするか
・獣害対策をどうするか
・苗をどうするか
・持ってない機械をどうするか etc.
もっとも、一つ一つが新しい経験であり、勉強です。
課題から逃げても、前には進みませんからね。(笑)
二匹目。 (はじめてのネコ多頭飼い)
こんにちは。OGUROBBYです。
最近は、日が暮れるのも大分早くなりました。
大体、夕方5時半には暗くなってきます。
日に日に増す寒さが、冬の到来を感じさせるのですが、そうなってくると気になるのが雪の対応。
雪については、色んな話を聞いてまして。
①カメムシが多い年は、雪が多い。
②カマキリは、雪が届かないところに卵を産むので、卵が高いところに産んであると きは雪が多い。
ここまでは、去年聞いたもの。
今年新たに聴いたのが、
③柚子が、木の内側に実をつける年は雪が多い。
確かに、今年は家の裏の柚子を見ても、実が内側に付いているんですよね。
さて、どうなりますか。
目次
1.猫、もう一匹欲しいと思ってた
2.二匹目。
3.初日はひどかったけど…
1.猫、もう一匹欲しいと思ってた
今回はダウンシフトも移住も関係ありません。
猫の話です。
全く私的な話ですみません。
うちには、生後6か月と推定される猫(♀)が1匹います。
「推定」なのは、隣の益田市の保健所でもらってきた猫だから。
元々、保護猫だったのです。
スクスクと健康に育ち、体重で言えば家に来た時の3倍近くになってます。
今や、抱き上げるとズッシリきます。(笑)
夜、寝ているとお腹の上に飛び乗って来る時があるのですが、そのインパクトたるや。
「うげっ!」と声が漏れることもしばしばなのです。
順調に育ってくれているのは有難いのですが、一つ注文をつけると噛み癖が…。
多分、猫的にはじゃれているのでしょうが、こちらとしては真剣に痛いことも。(泣)
幼くして親兄弟とはぐれたのもあってか、加減を知らないのでしょう。
猫は幼い時に兄弟でじゃれあって、社会性を身につけると言います。
嫁とも、「もう一匹いると良いね」と話していたところでした。
2.二匹目。
結果からいうと、来たんです。
二匹目。
しかも生後1か月の子猫。(♂)
町内の方から、「子猫要らない?」と声掛け頂きまして。
猫は縄張り意識が非常に強い、と言われています。
元々、多頭飼いに不安があるとすれば、そこでした。
血のつながった兄弟ならまだしも、赤の他人。
いや、猫か。(笑)
うちの猫がちゃんと受け入れてくれるだろうか。
広い家でもないし、相性が合わなかったら…。
「相性が合わなければ、返してもらってもよいよ」
そんな有難いお言葉を頂き、多頭飼いに踏み切ることにしました。
うまくいけば、先住猫に寂しい想いもさせずによくなるし、少しでも社会性を身に着けてくれたらなお有難い。
早い話、甘噛みを覚えて欲しい。
マジ噛みではなくて。
そんな思いでした。
そして、もらってきた新入り君。
なんとビックリ。
生後一か月、こんなにも小さい、そして軽かったのか。
下手したら、僕のスマホより軽いんじゃないか?
擬音語ではありますが、まだ「ニャー」と鳴けないんです。
感覚的ではありますが、「ミー」という感じでしょうか。
3.初日はひどかったけど…
で、どうなったか。
見出しにもある通り、初日は最悪でした。
多分、先住猫のナワバリ意識を思い切り刺激したのでしょう。
さらに、舌足らずできちんと挨拶できないからなのか、先住猫がもう絡んで、絡んで、絡みまくり。(苦笑)
最初は少し大きめの檻に新入り君を入れていたのですが、トイレやら餌、水の皿を入れていると流石に狭い。
先住猫も、檻の中に手を突っ込んで、「ワレ、誰に断って来たんや!?」と凄む。
新入り君も檻から出たがるのですが、出せば取っ組み合い。
というか、一方的に組み敷かれる感じ。
体格差で3、4倍はありますから。
リーチの長さも違う。
生後6か月と1カ月、こうも違うか。。。
新入り君の「シャー!」と抗議するような声が断続的に聞こえ、飼い主二人はネットで「猫、降参」の画像、動画を急いで調べる。
基本、猫同士に任せておきたいですが、新入り君の心が折れちゃう前に、救出しなくては!
変なトラウマ残しちゃいかんな…と、親元に返すことも頭を過ぎりました。
そんなわけで、2日位は、昼間は別部屋に隔離。
「多頭飼いの初めは、先住猫を大切に扱うのが鉄則」らしいのですが、これが意外と難しい。
夕方帰るとまずは先住猫にご飯を。
この間、隣の部屋からは絶えず「ミー、ミー」と。
先住猫の皿にご飯をついだら、そそくさと隣の新入りの部屋へ。
新入り君がご飯食べ終わるのを待ちつつ、ふと、先住猫がどんな気持ちで待ってるのか不安になる。
何かと、先住猫のことを思いつつも、なんだかんだ新入り君に時間をかけてしまう。
先住猫も、まだ1歳に満たない子猫ですから。
思ってるだけじゃ、駄目だよね~。
でも3日目から、目に見える変化が!
なんか、二匹が馴染みだしたのです。
新入り君の「シャー!!」の回数が徐々に減りだしました。
喧嘩、というよりじゃれ合う感じに。
何が違うかって、先住猫が深追いしないんですよ。
加減を知る、というか。
ちょっとホロっときたのが、ボールの玩具を持ってきて、新入り君に遊ばせてるんです。それを遠巻きに見ている。
なので、こんな風に並んでご飯を食べる事もできるようになりました!
水飲む器も、トイレも共用です。
なんか、先住猫が一気にお姉ちゃんになりました。
もう猫じゃらし的な玩具にも、あまり反応しなくなりました。
一週間前までは、我が家のお転婆姫だったのに。
立場が人を育てる、ってこういうことなんでしょうね。
あ、この場合、猫か。(笑)
もしくは、人間が子猫を遊んであげているのではなくて、人間が遊んでもらっていたのかも。
「新入り君のお世話で忙しいから、あんた勝手に遊んでて!」、って。
深まる秋
こんにちは。OGUROBBYです。
随分と久々の更新になります。
あっという間に秋も深まり、最近は冬の気配が感じられるようになりました。
町内でも、比較的標高の高いところに住んでいるせいか、朝は霜が降りることも珍しくありません。
今週は、外気温-2℃ということも。
温度計壊れているのかと思いましたが、翌朝7時半の外気温が0℃。
フロックではなさそうです。(苦笑)
既にヒートテックを常用していますが、昼間はそれなりに気温が上がる。
その日の作業によっては汗だくになるので、何を着るかが難しい。
冬には冬の生活があるのですが、やはり少しでも暖かいほうがよいですね。
目次
1.深まる秋
1.深まる秋
秋が深まってきました。
ここでの生活における季節感。
やはり気候でしょうか。
四季がとてもハッキリしています。
気温が下がれば、景色が変わる。
着るものも変わる。
そして、食べる物も変わる。
今年始めた家庭菜園を見ているだけでも、季節の移ろいはとても印象的です。
兎に角、頂いた苗を全て植えていたら、想像以上の密植になってしまい、地面が見えない位茂っていた夏。
まだ豆が小さいなぁ…と思っていた大豆は、あれよあれよと粒が大きくなり、大分枯れてきました。
枝豆は諦めて、もう干して大豆にするかなぁ…。
さつま芋も、急いで掘り上げました。
低温に弱く、5℃以下になると腐る、とも聞きます。
昼間は兎も角、早朝に霜が降りることもありますので。
安納芋を植えたのですが、さつま芋は面白かった。
苗と言うより、芋づるを植えたのです。
しかも、芋づるを数日陰干しして。
素人目には、痛めつけてるんじゃないかとも思えてしまったのですが、こうすると夏場の日照りに強くなるとか。
植えた時は若干萎れているようにも見えたのですが、写真の通り!
良く出来たのかどうかは分かりませんが、
1本の芋づるから、芋がこれだけ取れると、やはり豊かな気分になります。
投入するのは、自分の時間とエネルギー、そして僅かなお金。
でも、それに見合った成果物を得ることができる。
天候なんかのリスクはありますが。
これも投資なんだよな~。
そうだ、堆肥つくろう
こんにちは。OGUROBBYです。
先日、とある言葉に唸らされることがありました。
ご紹介しましょう。
怒りは酸のようなもので、それを注ぐ相手ではなく、それを保つ器のほうをより傷つける
―マーク・トウェインー
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の著者、佐々木典士さんがtwitterで引用していたもの。なので、引用の、そのまた引用です。(笑)
なかなか核心をついた言葉だと思いません?
怒りは、確かに大きな力を生む時があります。
漫画『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空が、伝説の超サイヤ人になったように。
振り返れば、僕も、会社員のときは、「この野郎、上等だ!」とPCに向かうことがあった気がします。
終電近くまで仕事して、翌朝始発で出勤みたいな。(苦笑)
一時的ではありますが、普段考えられないようなパワーがでることがあります。
でも、それって巡り巡って、自分自身を削ってるんですよね。
え!?悟空?
そりゃ、彼は僕らと鍛え方が違いますし、そもそも宇宙人(サイヤ人)ですから。(笑)
目次
1.そうだ、堆肥つくろう
2.堆肥、どうやって作ろうか
1.そうだ、堆肥つくろう
話の取っ掛かりは、想定外に大量の稲わらをもらうことになりまして。
どれくらい大量かって?
もう、大量過ぎて。
軽トラの荷台が、軽くハイジャックされてる状態なわけです。
どれだけ納豆作れるんだ?
作る予定ないけど。(笑)
ここまで大量だと、納屋に収納できるかも微妙なところ。
だけど、納屋にはそのうち手を入れたいので、今はモノを増やしたくない。
かといって、荷台に積んだままでは、軽トラ使えない。
そもそも、バックミラーに藁しか映らないし。。。
裁断して、来年やる田んぼに撒くか!?
って、この稲わらを裁断する仕事量って、想像つかないし、
僕はまだトラクター持ってないのです。
途方に暮れて師匠に相談すると、
「堆肥でもつくったら?」
おお!その手がありましたか。
聞くと、必ずしも裁断する必要はないらしい。
そりゃ裁断すれば、微生物による分解が早まるのは間違いないんだけど、
そもそも急がないし。
というわけで、軽トラの荷台を空けるために、堆肥づくりに着手することに。
2.堆肥、どうやって作ろうか?
まずは、そもそも堆肥とは何か?という話です。
肥料と何が違うのか。
堆肥は作物が育つ土壌環境を改善する役割(土壌改良効果)があるのに対し、肥料は作物が育つのに必要な養分を供給する役割(肥料効果)がある。
<中略>
また、堆肥が肥料と大きく違うのは、効果が徐々に現れるとともに、連年施用することによってその効果が累積してゆくことである。堆肥を毎年施用すれば、ゆっくり分解し、分解されずに残った有機物は、翌年にまた一部が分解されて養分を供給することが繰り返される。
引用元:『堆肥のつくり方・使い方 原理から実際まで』 藤原俊六郎・著
つまり、堆肥は土作り。
究極的には、土さえ出来ていれば、肥料はなくても育つ(?)のです。
肥料は、植物が必要な養分を直接的に摂取させるものなので、例えるなら注射とか点滴みたいなものでしょうか。
堆肥を例えるとなんでしょう?
食事のように毎日とる物でもないし、皮下脂肪???
こりゃ、物議を呼びそうです。(笑)
さて、無事に出来るか分かりませんが、こんな感じで仕込んでみました。
ちなみに水が必要なので、雨の降る前日の仕込み。
雨待ちで、ブルーシートを被せる作戦です。
まず、稲わらを敷き詰めていきます。
そして、米ぬか投入。
近所の、コイン精米所でもらってきました。
米ぬかは、微生物の餌になります。
微生物も、たくさん食べて、仲間を増やしてもらわないと。
そして、稲わらと米ぬかの層を、ミルフィーユ状に交互に重ねていきます。
とりあえず、こんな感じに。
米ぬかがなくなったので、とりあえずこの日はここまで。
翌日、予報通り雨が降ったので、しっかり濡らしてブルーシートを被せておきました。
ブルーシートを被せたのは、微生物は紫外線に弱いようですから。
発酵・分解が上手く進むと、70℃位の熱が出るそうなので、ブルーシート大丈夫かな?
「物凄く少なくなるよ」、とは聞いていますが、庭の畑スペース6畳分くらいだから大丈夫でしょ、と勝手に想像。
どんな風に発酵が進んでいくのか、楽しみです。
ということを書きながら、今回の工程が、今年5月から月イチで有機農業を勉強させて頂いている山下一穂先生の教えにも似ているな~、なんて感じます。
先生の提唱されるのは、「畑まるごと堆肥化」。
少し乱暴ですが説明すると、畑で草を育てて、大きくなったところで土中にすき込む。
トラクターで浅い耕うんを繰り返し、微生物の活動を後押ししてやる。
すると、微生物の活動で、土の中に団粒構造と呼ばれる、小さな土団子みたいなものができてくる。
この団粒構造が、土の保水力、保肥力を高めてくれるのです。
かなり端折ってますが。
僕の研修先の師匠は、昨年から受講されています。
色んな方が、色んな農法を提唱されていますが、師匠が山下流で今年春先に作った人参が美味しすぎて、僕の人参観が変わりました。
そんな農法を直接教えて頂けるのは、幸いとしか言えません。
今回の堆肥づくり、経験者の方々からは山下流とは「似て非なるもの」と怒られそうですが。(笑)
それより、軽トラに稲わら、まだ半分くらい残っているってよ!
ガーン!!!!
秋祭りで神楽を観る
こんにちは。OGUROBBYです。
今年の7月に保健所から貰ってきた子猫が、スクスク育ってまして。
もはや、子猫ではない。
夜寝ていると、布団の上に乗って来るのですが、昔はチョコンと言う感じ。
今はズシンときます。
でも、たたずまいを見ていると、まだ子猫なんだなと思います。
大抵、油断していると、ガブってやられて我に返るのですが。(笑)
目次
1.祭りの思い出
2.神楽を観る
1.祭りの思い出
先週末は、地域のお祭りでした。
近所の神社を会場にして、僕らの地域は年4回、お祭りをすることになっています。
祭りの思い出。
これが、「コレ」っていうのがないんですよね。困った事に。
埼玉県草加市で育った僕にとって、小さい頃の祭りと言えば「草加市民祭り」。
小学校の時は、それなりに楽しみにしてましたが、楽しみなのは露店だけでした。
子供心に、お面やら、金魚すくいやら、射的やら、、、
長い露店街を、端から端まで何往復もしました。
雰囲気が好きだったんですかね~。
たこ焼き買ってもらってる同級生に会うと、少しジェラシー感じたり。
あの露店のヒエラルキーの中では、たこ焼きはアッパークラスだったのです。(笑)
限られた資源(お金)でいかに遊ぶか。
毎年、スピンという揚げ菓子の詰め放題と、型抜きが定番だった記憶があります。
一攫千金を夢見て、三角くじで有り金スってしまう、とかね。
こんなお祭りでしたから、中学、高校と進むにつれて興味を失い、行かなくなりました。
恐らく、同じような感覚の方は多いのではないでしょうか。
大学生になって、地方出身の友人が初めてできました。
「もうじき地元は祭りの季節だ」
そんな言葉をたまに聞くのですが、何か彼らの「祭り」って、僕の知っている祭りではないような。
博多で学生生活を送ったウチの嫁からも、山笠祭りの話は何度も何度も聞きました。
日本語では同じ「祭り」でも、そこに込めている熱量が全く違うんですよね。
愛知県安城市に暫く住んでいたことがあります。
ここには、
七夕飾りのボリュームは確かに凄かったのですが、結局ここも延々と続く露店街。
祭りに参加している、というよりは見学させて頂いている、みたいな。
地元の人間ではあるけど、観光客と何ら変わらない。
ただの消費者として分断されてしまってるんですよ。
関わりシロがない、と言うか。
オーバーな言い方をすると、僕の「祭りコンプレックス」は、ここでも解消されなかったわけです。
2.神楽を観る
「神楽(かぐら)」
東京に神楽坂、という地名がありますね。
でも、「神楽」
何のこっちゃ、ですね。
神楽ド素人の僕の感覚では、島根県ではとってもポピュラーな、神様に奉納する歌と踊り。
う~ん、この説明じゃ色んな方面からクレーム来そうだな。(苦笑)
ただ、ビックリするくらい浸透しているんですよ。
その理由は、きっと小さい頃から慣れ親しんでいるからだと思います。
イベントだと、大抵は神楽の上演がつきますから。
この日の会場となった神社も、少しおめかし。
普段は見られない、幟(のぼり)が立って、スペシャル感があります。
ただ、神楽の上演は20時からとこの辺りでは異常というくらい遅め。
なんつっても、21時は冗談抜きに寝ているときありますからね。
学生の頃旅行したスペインで、23時キックオフのサッカーの試合に驚いたことがありますが、衝撃度としてはそのときに匹敵します。(笑)
余談ついでに言うと、僕はスペインで元日本代表の城彰二に間違えられたことがあります
さて、話を現在に戻しましょう。
この日は、夜の気温が7℃。
ヒートテックも今年初めて着ました。
ジャンパーまで入れて4枚羽織るという、ちょっとした冬の格好。
まさか9月の最後に、こんな格好するなんて、ね。
神楽。
基本的には勧善懲悪で筋書が決まってます。
正義の味方(
例えば、「八幡」と言われる演目では、
弓矢を持った神様が鬼を退治する、
古典、と言われるものは筋書が決まっているものが多いですよね。
落語しかり。クラシック音楽しかり。
それをどう表現するか、というのが醍醐味なのです。
神楽を構成するもの。
まず演者。
そして小さな舞台の袖には、笛を吹く人、小さい太鼓叩く人、大きな太鼓叩く人。
太鼓を叩く人が、唄も歌います。
音のレパートリーとしては、昔から何も変わっていないような。
とても原始的な、と言うか、
昔の人は同じようにコレをボッーッと見てたんだろうなあ、
良く見ていると、鬼の動きと、神様の動き方は違うんですね。
鬼の方が、
刀(と言うか棒なんだけど)
威嚇、と言うか迫力を出すためでしょうね。
鬼の方が、神様より疲れそうだな~。
地域の子供たちが、
子供は正直ですからね。
自分で演じない以上、傍観者であることに変わりはないんだけど、地域の文化に参加している高揚感みたいなものが不思議です。
この規模感だと、観客も重要な構成員の一つですからね。