ネコの発情期
こんにちは。OGUROBBYです。
昨日、畑から抜いてきた大根で、大根サラダを作りました。
最近の暖かさでトウ立ちが心配だったのですが、幸いまだ大丈夫のようです。
塩で水を抜いて、洗って、絞って、マヨネーズと醤油、ツナ缶で和える簡単料理。
大根の断面にㇲも入ってなかったので、安心して作ったのですが、出来映えはイマイチ。
大根に瑞々しさを感じませんでした。
通常だと、ツナ缶とかマヨネーズのコテッとした感じを、大根が受けとめてくれるのですが、昨日の大根は何か味気なし。
これが、旬ってことなんだろうなぁ。
目次
1.これまでは発情期をかいくぐってこれた
2.今回の難しさって…。
1.これまではかいくぐってこれた
今回は、我が家のネコの話。
我が家には3匹のネコがおりまして…。
いつもの枕詞ですね。(笑)
まずはキジネコのみお(♀)。窓際にいるネコです。
保護ネコを引き取ったのですが、野良出身の割には、我が家で一番お上品。
刺身とかお裾分けしてあげても、
近付いて臭いをクンクンはするのですが、その後はプイッと踵を返してしまいます。
「あたし、火を通したものでないと食べれないの」
当然言葉には出しませんが。
まぐろ味のキャットフードには目がないが、まぐろの刺身は食べない。
自然の摂理に反するのでは???と思わないではないのですが。(苦笑)
そして、二匹目として我が家に来たのが与作(♂)。
茶トラの甘えん坊将軍。我が家唯一の雄ネコです。
よく食べます。そして、よく走る。
我が家では食事の際は、メニューによってはネコを隔離しています。
時間のない朝は、メニュー次第で解放したまま食べる事もありますが、座って食べてるとネコの襲撃を受けるので、立ち食いすることもあります。
そんな時でも、与作は肩まで一気に飛び上がってきます。
まさにカオス。(苦笑)
あ、食事の話ではなかったですね。
みお も 与作も、人に懐いてくれてますし、発情期を迎える前に、避妊なり去勢なり、手が打てていたわけです。
「人に懐く」
それが当たり前ではないことを思い知らされたのが、今回。
主人公は、三毛猫の ゆら です。
2.今回の難しさって…。
「いつかは避妊させなきゃ」
ゆらについては、漠然とそう考えていたのですが、、、
それは突然始まりました。
その日の晩ご飯中のこと。
与作に「社長室」という名の檻の中に入ってもらい、ご飯を食べていたのですが、ゆらが檻越しに与作に近付くではありませんか!
これまで、どちらかというと ゆら は与作が怖くて逃げ回っていたので、これは驚き。そして見守っていると、ゆら が与作に向けて腰を高く突き上げ、モーションをかけているのです。そして吠えるように鳴く。
「これがネコの発情期というやつか!」
噂には聞いてましたが、一発で理解しました。
それにしても、凄い声で鳴く。声量も凄まじい。
動物なんで、人間で言うところの理性とかないんですよね。
その、ストレート過ぎまして、、、
画像は確実にR指定だと思います。(笑)
「でもね、ゆら。与作君にはソレがないんだよ。」
当の与作は、ゆらには全く関心を持たず、人間が食事を取る様をジッと凝視。
う~ん、切ないねぇ、ゆら。
そしてその夜から、ゆらの夜鳴きが始まりました。
でもって、何故かオスの野良猫がいるんだ。外に。
時々やってきては、外から呼応するように鳴いてくるのです。
その度に、ゆらは家中の窓際に移動して、激しく夜鳴き。
普段なら、この辺りじゃ寒くて冬は越せないはずなんですけどね、野良ちゃんは。
何はともあれ、ゆらの避妊を急がなくてはいけない事態です。
いつ隙をついて家から逃げ出されるか、わかりません。
一度交尾したら、ネコの妊娠率は9割超えるそうです。
しかも1度に産まれる数も、人間とは比較になりませんから。
翌日、なじみの獣医さんに ゆら の避妊について相談。
「飼い主が抱っこできないんじゃ、避妊手術は無理だよ」
ごもっとも。
ただ、そのハードルは想像以上に高かった。
その後、何軒かの獣医さんを当たったのですが、思いの外難航。
「洗濯ネットに入れてきてくれたら、大人しくなるから」
そう言われましても、そもそも洗濯ネットに入れられるなら、苦労はありません。
だって、抱っこできなきゃ洗濯ネットなんて、どだい無理じゃないですか。
なにしろ、1m位の距離に近付くと警戒心を露わにされます。
猫同士でじゃれている隙にタッチできることもあるのですが、ビクッとなって、その後猛ダッシュで逃げていってしまいます。
ハードル高いですよね。(苦笑)
ネットで類似のケースの対処法を調べてみました。
「医者で睡眠薬を処方してもらって、餌に混ぜる。ぐったりしているうちに捕まえる」
気は進みませんが、提案してみました。
ところが、どこでも断られる。
今は虐待とか、そういう問題もありますからね。
ただ、捨てる神あれば…というやつです。
ある獣医さんから、「ウチの檻に入れて来てくれるなら、麻酔してやってあげる」と嬉しい提案が!
実質、他の選択肢がないので、これに乗っからせて頂くことにしました。
さて、どうなることやら。
冬の間に…。
こんにちは。OGUROBBYです。
3月に入り、周りの景色が少しずつ変わってきました。
今年は暖冬だったせいか、昨年ほどのインパクトはないのですが、それでも日を追うごとに春めいてくるのは、嬉しいもんです。
目次
1.冬の間に…。
1.冬の間に…。
冒頭にも書きましたが、最近、身の回りのあちこちで変化の兆しが。
3月ですもんね。
まず、裏山の梅の花が咲きました。
天気のせいか、昨年より「綺麗だなぁ」と思います。
というより、昨年の梅の花、あまり記憶にない。(苦笑)
四季を通じて自然が色んな景色を見せてくれるので、頭の中のメモリーが圧迫されてるのかなぁ。それとも、昨年より心に余裕があるのでしょうか???
うちの猫たちも、幸せそうです。
窓際で、毛繕いに余念がない。
陽射しが柔らかくなりました。
春ですね~。
ま、猫が日向で毛繕いするのは、春に限ったことではないですけれど。
さらに、我が家の猫界では、嬉しい変化が!
今年の夏から一員に加わったゆら(♀)が、今度こそ先住猫たちに馴染んできました。
これまで、与作(♂)が怖くて逃げ回っていたのですが、気付けば普通に共存しています。
季節の移ろい、というか、時の経過を感じるなー。
ただ、これには理由もありまして。。。
ゆらが発情期に入った模様。
与作は去勢してあるのですが、それを知ってか知らないでか、猛アピールをかけているのです。猫って、やっぱり肉食系ですよ。
アピールの仕方が、半端ない。(笑)
それに対して、与作はキョトンという感じ。
色気より、食い気のようです。
ただ、一昨日位からゆらが一日中吠えているんですよね。
それが新たな悩み。
避妊手術には、近々連れて行きたいのですが、まだ人間にも馴染んでいないので、抱っこできないという…。
これは獣医さんにも、色々当たってみることになりそうです。
畑の方は、冬野菜の薹立ち(とうだち)を待っている感じ。
平たく言えば、花が咲きはじめるということ。
暖かくなってきましたからね~。
野菜の方も、花を咲かせて、種を作るのです。
写真はタアサイという野菜。
地を這うように、横に広がっていく野菜です。
丁度、タペストリーみたいな見た目。平面的なのです。
それがみるみる立体的になって、あっという間に蕾をつけました。
もう黄色い花が咲くのは明らかですが。
薹が立つと、野菜は芯の部分が固くなって、食べづらくなります。
小松菜なんかも、急いで自家消費中ですが、味が変わってきました。
菜花みたいな、ちょっとしたホロ苦さが。
でも、これがまた大人の味、という気がします。
大根なんかも、急いで使わなきゃ。
草も地味に生えてきました。
冬の間は目立ちませんでしたが。
いつの間にか、根っこがものすごくはびこってました。
「地上部と地下部は相似形」
なんて習ったんですけどね。
野菜で地上部を立派に育てようと思ったら、地下部(=根っこ)を育てなくてはいけない、という意味です。
でも、この草は明らかに根っこの方が発達している。
冬の間に、コツコツ根を伸ばしてたんですね。
末恐ろしい。(苦笑)
「草の根活動」なんて言いますけど、本来は、こうやってしんどい時に、根回ししておくということなんでしょうね。
レシピを見ないで作れるようになりましょう。
こんにちは。OGUROBBYです。
ようやく、確定申告書類の作成に目途が立ってきました。
無事、仕訳は終了。残高も合致。
ホッと一息です。
気付けば、うちの梅にも花がチラホラ。
朝晩は毎日ストーブつけてるけど、随分暖かくなってきたな~。
目次
1.レシピを見ないで作れるようになりましょう。
1.レシピを見ないで作れるようになりましょう。
先日、とある料理本を読みました。
それが、コチラ。
書店で手に取り、「面白そうだな」と即買い。
著者の有元さんは料理研究家なのだそうですが、こんなタイトルの本が売れちゃうと、もう誰もレシピ本を買わなくなりますよね。
自分の首を絞めるのでは?
でも、今はクックパッドなんかもあるので、誰もレシピ本は買わないのかな?
そんでもって、内容は「看板に偽りなし」。
例えば、野菜炒めのつくり方は、大よそこんな感じ。
①切った野菜を水に漬ける。
②鍋を熱し、油を敷く。量は多め。
③鍋に野菜が極力重ならないように置く。
④野菜が透き通って来るまで、かき混ぜないで待つ。
⑤頃合いを見て、フライ返し等で引っ繰り返す。混ぜることはしない。
⑥塩をふりかける
いつもの野菜炒めのつくり方と比べると、かなり違和感があるのでは?
何となく、野菜炒めというと、中華鍋を豪快に振るうのが格好いい、みたいな。
ただ、このつくり方には、ちゃんと理由があるのです。
なんでも、まずは野菜の中にしっかり水分を確保させることが肝要なのだとか。
そして、野菜の中の水分に火を通し、その熱で炒める。
掻き混ぜてしまうと、鍋の中の熱が下がってしまいますからね。
塩を最後にふりかけるのも、最初にやってしまうと、野菜から水分が出てしまうから。
・充分に熱していないフライパンに油をひき、シャキッとしていない野菜を入れて掻き混ぜる炒め方だと、時間がかかり、ベトッとした油がしんなりとした野菜にからむので、おいしくないのです。
・野菜は、表面にだけ水が付いている状態ではなく、しっかり水を吸わせて、細胞の中にまで水分が十分にあることが大事です。細胞の中の水分を熱することで火を通す炒め方ならば、炒め物が水っぽくなることはありません。
・「鍋の中の温度が低い」こともうまくいかない原因の一つです。フライパンは空焼きして、カンカンに熱くすること。そこまで高温にした鍋でないと、野菜の細胞の中の水が熱せられない。空焼きができる鉄のフライパンに、私がこだわる理由もここにあります。
・火加減についてですが、(中略)
気にした方がいいのはガス火の炎の大きさではなく、‟鍋の中の温度”。鍋の中を見ていて「焦げそう」と思ったら火を少し弱めればいいし、逆に蒸気の上がりが悪ければ、火を強めればいい。
引用元:有元葉子
「レシピを見ないで作れるようになりましょう」
早速やってみました。
僕は畑から収穫してきたところのチンゲン菜。
水に浸します。
まずボールに葉っぱ部分を入れ、その上に笊を置いて軸部分を。
火の通りが違うので、葉と軸で分けました。
そして炒める。
鍋の中に置いていきます。
すみません、大分雑です。(笑)
トウ立ち前に使い切りたかったので、鍋に対してチンゲン菜が多すぎた!
引っ繰り返します。
焼き色がつきましたが、鍋に野菜がこびり付かないのは、水分をきっちり吸わせているからでしょうか。
調理方法はとても簡単。
一発でマスターできました。
今は便利な世の中です。
たかだか野菜炒めでレシピ検索をする人は少数派かもしれませんが、ちょっと手の込んだ料理でもちょっと検索すればレシピは直ぐに手に入る。
具材の切り方から、調味料の分量、火の通し方、調理時間まで詳細に情報が手に入ります。レシピを選択するのに、ちょっと疲れてしまう位。
「手に職」じゃないですけど、
今の時代に、このシンプルさはちょっと気持ち良かったです。
勿論、本の中身は野菜炒めだけではないので、ご安心を。(笑)
ベテランであり続ける。
こんにちは。OGUROBBYです。
相変わらず外は寒いのですが、早いところはチラホラと梅の花が咲き始めました。
今年はやっぱり暖冬なんでしょうね~。
一方で、家の中はというと、なかなかにホット。
確定申告の準備真っ盛り???まだまだ序盤???
やることは沢山あって、ホントにため息が出ます。(笑)
錆ついた簿記の知識を引っ張り出し、鞭打って、無理矢理整列させている感じ。
しっかりやらんとな~。
目次
1.ベテランであり続ける。
1.ベテランであり続ける。
三浦知良(51歳) <J2 横浜FC>
伊東輝悦(44歳) <J3 沼津>
明神智和(41歳) <J3 長野>
中村俊輔(40歳) <ジュビロ磐田>
小野伸二(39歳) <コンサドーレ札幌>
遠藤保仁(39歳) <ガンバ大阪>
中村憲剛(38歳) <川崎フロンターレ>
松井大輔(37歳) <J2 横浜FC>
※各 敬称略
突然ですみません。
上記は、2019年2月現在も現役を続ける、プロサッカー選手です。
「プロ」がつくので、当然アマチュアではありません。
何か仕事を持ちながら、趣味で続けているのではありません。
サッカー選手としての価値を誰かに見いだされ、そこにお金を投じてもらえるからこそ、サッカー選手として飯が食える。
30代に入ったら、何となくベテラン感が漂ってしまう世界。
そこから1年1年を積み重ねて、今に至る。
常に結果を求められる世界で、凄いな~と思います。
ここまで積み重ねることが出来た、というのは単純に人より努力した、ということではない筈。自己満足だけでは、第三者はお金を出してくれませんからね。
これはスポーツ選手に限った話ではありませんけど。
一般的には、加齢と共に衰えていく体力の中で、自分の中に何か強みを見出し、そこを磨くことに着地点を求めてきた。
結果を残せたからこそ今がある。
そして、その過程こそが、その人の個性であり、価値観であり、ベテランの味だと思うのです。
いきなり何ですか???って???
まあ、こんな雑誌を読みまして。
そして、触発されました。安易だなぁ。(笑)
色んなベテラン選手のインタビュー記事を読んでいて感じた共通点。
それは、自分の置かれている環境への感謝です。
「俺ね、契約更新とか、あんまよくわかってねえんだよね。一応代理人に、プレーする方向で、と伝えてるだけで。(中略)決まらなかったら決まらなかったで、やめりゃあいいし。サッカーをやめる覚悟ができているもなにも、プレーできる環境をもらえなかったら、やめるしかないっしょ。俺もう44っすよ!逆に44までやっていること自体、幸せだと思う。やめたら?何にもない。やべーっすよ、俺。かっこいい?いや、かっこよくないっすよ。こういうのかっこいいとか言っちゃだめっすよ!(笑)」
(伊東輝悦)
「それでもお金をもらえて練習ができる環境があるならやるでしょ。」
(三浦知良)
引用元:Number971号
※以下、注釈ない限り引用元は同書
実力が全てのプロの世界ではあるけれど、こういった感謝の部分が、プレーに宿るのかな~、とも思います。特にチームスポーツの場合は。
周りとの相互理解、阿吽の呼吸っていうのは、直感とかセンスだけではないと思うんですよね。
そして、次の二人の価値観の共通点も面白いと思いました。
「サッカーを始めたのは小学2年生の時ですけど、その時から今まで僕より上手い選手はいっぱいいました。だから僕はずっと考えてきたんです。どうやったらこいつらを追い越して試合に出られるんだろう、この世界で生き延びていけるんだろう、って。
その結果、僕は監督の求めているプレーや考えている戦術をとことん理解しようとしてきました。そうすることで、自分のいる場所を確保するんです。プロは試合に出てなんぼだと思うんで、そのためには監督が自分に求めることが何なのかを、いち早く察知しないといけない。これは監督に媚を売るとかではありません。」
(明神智和)
「ただ、ドイツへ来て『このままでは生き残れない』と思ったんです。こちらの選手は『自分が、自分が』という思いが強いので、それならば、チームのために戦うことが自らの存在意義なのかなと考えた。その思いに行きつくまでは葛藤もありましたよ。『自我を押し殺してまで、この世界で生き残りたいのか』と。ただ、僕はここで結果を残したかったし、そのためには変化を受け容れなきゃならないと思った。」
(長谷部誠)
面白いですよね。
ちなみに、明神選手41歳、長谷部選手35歳。
直接こういった話をしたことがあるかどうかは解らないけど、世代も場所も隔てて、似たような道を模索した。
これを面白いと感じたのは、読み手である僕側にも何かあるのかな。
これは一人で考えていても、答えは出なそうです。(笑)
自分のストロングポイント。
もっとも、地域じゃまだまだ全然若手なんですけどね。(苦笑)
確定申告ごときで、弱音を吐いてちゃいかんわな~。
土曜大工。
こんにちは。OGUROBBYです。
「獣害」
田舎で作物を育てる限り、それはとても身近な言葉です。
あ、最近は都会のショッピングセンターにも猪が出没したり、とニュースになっていましたね。(笑)
吉賀町でも、猪による被害がもっともポピュラーなのですが、ここのところ近所でホットな話題が、猿です。
ちなみに、世の中には色んな獣害がありますが、猿が一番厄介と言われているのです。
なぜなら、賢く、そして身軽。
例えば電気柵一つとっても、猪相手なら地上戦で事が済みます。
高さ20cmと40cmのところに、電流の流れるワイヤーを張る。
でも、猿の場合は空中戦も考えなくてはいけません。
近くにはえている木から、枝をしならせて降りてくるなんてことも!
そんなわけで、近所では話題騒然なのです。
「2日前に、〇〇さんの家の前で見た」
「××さんのところでも、人間を見て山の方に逃げてった」 etc.
ウチの畑には、猿が狙いそうなものは何もないので、今は良いんですけど…。
人参は狸にやられちゃいましたからね。(泣)
目次
1.土曜大工
1.土曜大工
このブログでも何度か紹介させて頂いておりますが、、、
ウチには3匹の猫がいます。
2匹は時々脱走しますが、部屋飼いです。
3匹目は、去年の夏から我が家に居候となりましたが、なかなかの猫見知り、かつ人見知りで、押し入れに引きこもり状態。
ちなみに、身体の下に敷いているのは湯たんぽ。
白いカバーの中に、金属製の湯たんぽが入ってます。
お気に入りの場所なのか、大抵はこの位置に陣取っているのですが、温かい湯たんぽを差し入れる時だけ、この場をサッと譲ってくれます。
ただ、先日ちょっとした事件がありました。
3匹目のこの猫、名前を「ゆら」と言います。
ゆらが、お気に入りの湯たんぽカバーの上で、お漏らしをしてしまったのです。
ゆらのトイレ問題、というのは実は以前からありました。
押し入れから出ようとすると、2匹の先住猫に威嚇されて、押し戻されてしまう。
先住猫との関係改善も、少しずつ良くなっているとは思うのですが、ここのところ停滞気味なのです。
これまでは、一日のうちで2匹を隔離する時間を意図的に作って、ゆらのトイレタイムに当てていたのですが、ゆらのタイミング、解りませんもんね。
今回のことを機に、ゆらの住環境を抜本的に改善しよう!ということになりました。
具体的には、専用トイレの設置。
そして、2匹の侵入を許さない、ゆら専用の居住スペースです。
トイレを設置するため、まずは衣装ケースを押し入れから撤去しました。
そして、侵入させない仕組み。
ウチの押入れスペースは、間口(幅)120cm、高さが73cmでした。
ネットで探しても、なかなか丁度良いサイズが見つからず、自作することも考えました。何か使える材料はないか、ホームセンターをウロウロしたり。
サイズに妥協はできません。
なにしろ、わずかなスペースでも、猫は自分の身体をねじ込んでいけますから。
そんなこんなで色々探し、ようやくネットで合うサイズのゲートを見つけました。
ゲート重量5.8kg。
実際に組み立ててみると、案外軽く、ゲート破られないか心配ではありますが。。。
左奥にトイレを設置。
中央の衣装ケース2段は、敢えて残しました。
奥をゆらが通れるように、衣装ケースは奥の壁より手前に設置しています。
そうすることで、先住猫から身を隠すこともできるでしょう。
ただ、、、
右側手前の餌と水を飲むスペースが、狭いですよねぇ。
かといって、湯たんぽを床に直置きすると、底冷えがしそうだし。
そこで、湯たんぽを設置する棚を自作することにしました。
材料の木材は、納屋に多少は貯えがあります。
というわけで、設置場所の寸法を測り、簡単な設計図を書いて、いざ実践!
とは言え、ありあわせの材料ですから。
当初は、四角い天板の2辺に板を打ちつけるだけの、
正に「コ」の字型のシンプルな台を想定していたのです。
台の下を通り抜けできれば、猫も嬉しいだろうし。
ところが、それだけの高さのある脚に見合うような板がない。
仕方なく、4つ足のテーブル型に設計変更です。
板をノコギリでギコギコ。
そして、インパクトドライバーでネジを固定。
完成したのがこちら。
出来映えは、それなりですけど…。
ただ、有り合わせの材料を使って、即興で作ったにしては上出来かな、となかなかの充実感。(笑)
押入れに設置してみると。
スペース的には大分ゆとりが出ました。
台の下が吹き抜けなので、ご飯を食べる時にこちらに頭を向けることも、お尻を向けることもできます。
そして、台の上で背伸びするくらいのスペースはある。
今も、台上の湯たんぽの上で寝そべってくれているのですが、そんな光景を見て、思わず笑みがこぼれてしまいます。
DIYの楽しみって、そこだろうな。
料理で例えると、一流シェフが一流の素材をかき集めて作った高級料理には遠く及ばないけど、冷蔵庫にあるもので、チャッチャと作る家庭の味。
「キャベツ切らしてるから、白菜で」
みたいな。
そんな日曜大工、いや土曜大工も悪くないもんです。
真冬の畑
こんにちは。OGUROBBYです。
気付けば2月。
年度末…ということで、なんだか慌ただしくなってきました。
確定申告、そろそろ本腰入れてやらなきゃですねー。。。
目次
1.真冬の畑
1.真冬の畑
一年で最も寒いと言われる「大寒」の時期も過ぎました。
何度か雪は降ったものの、今年はやっぱり暖冬なんですね。
足が霜焼けになることもなく、ここまで過ごせています。(笑)
農業1年目。
全て勉強なのですが、色んな経験をさせて頂いてます。
最近考えさせられたのは、収穫にも「適期」があるということ。
当然と言えば、当然なんですが。(苦笑)
最たるものは人参です。
大きさは小ぶりですが、1年目にしては上出来な甘い人参ができたと思っていたのですが…。
ちょっと目を離している隙に、狸に結構やられてしまいました。
昨年、師匠の畑にある人参。
降雪後に一気に甘みが増したんですよね~。
実際、葉物でも寒さに当たると甘味が増すし、掘り出さずに敢えて畑に置いておいたのですが…。
雪の中掘り起こされ、大きめのものはあらかた狸に持っていかれてしまいました。。。
残念!!
その他の野菜。
前回も登場した、小松菜です。
自画自賛ですけど、味はなかなか。
特におひたしとかにすると、甘味が引き立つように感じます。
うちは、ナムルとか、辛子和えにして食べる事が多いです。
ただし、昨年末の積雪で、茎という茎が、バッキバキに折れていますので。
残念ながら売り物にはできません。
こちらはチンゲン菜。
そもそも小ぶりな野菜なので、小松菜のように雪による傷害事件は起きていませんが。(笑)
でもこの時期まで引っ張るのは厳しいのかな~。
外葉の方から徐々に黄色くなってきてますね。
やっぱり甘味はあるのですが、チンゲン菜は炒めるくらいしか料理法を知らないので、個人的に嬉しいのは小松菜ですかね。
そして、ホウレンソウ。
サラリーマン時代もやっていた筈ではありますが。(笑)
報・連・相!!
育てるのは、今回が初めてではあります。
土壌が酸性すぎたのか、はっきり言って育ちませんでした。
我が家の食卓にも、一度も上がっていません。
来年はどうするかな~。
ただ、アブラナ科が多い冬野菜の中で、貴重な非アブラナ科(ヒユ科)ではある。
連作障害対策で、うまく咬ませたいな~。
最後に、大根。
ウチの冬野菜の中では、抜群の安定感。
ま、大物はほとんど出荷してしまったので、畑に残っているのは白い根っこ部分が20-25cmくらいのものでしょうかね???(推定)
ただ、畑に大根はありますが、時々頂くものもあるので、少々食傷気味ではあります。(苦笑)
大量消費レシピとして、大根サラダ、大根餅の他に、みぞれ煮みたいなものも覚えました。
こう見ていくと、野菜の旬ってなかなか難しいな~。
勿論、味覚上の旬もあるし、収穫の旬も思ったほど長くはなさそうだ。
何事も経験ですね。
初出荷
こんにちは。OGUROBBYです。
ここ最近、ウチの猫の脱走癖が止まるところを知りません。
人間が家から出入りする隙間を縫って、飛び出しちゃうんです。(泣)
もはや制御不能。お手上げ状態です。
先日、ウチのやんちゃ坊主(♂猫、1歳)が、凄いものを咥えて戻ってきました。
丁度いらしていたご近所さんが、一言。
「イタチですね」
猫が狩ってくるものって、昆虫やらせいぜい小鳥。
僕自身、そうタカをくくってました。
ところが、、、イタチ。
体長にして20cmくらいだったでしょうか。
鶏を飼っている方の話では、鳥小屋の外から穴掘って侵入し、一夜にして鶏を壊滅させてしまうという。
小動物とは言え、立派な肉食獣じゃないですか!
よく見りゃ、ウチの坊主もほっぺやら、顎やらに傷があるし。
それでも、外に遊びに行きたがる与作。(←ウチの猫です)
外の世界は「楽しい」だけじゃなく、「厳しさ」もあるんですけど。
好奇心が勝っちゃうんでしょうねー。
目次
1.初出荷
1.初出荷
先日、町内の道の駅に大根を出荷しました。
なんと、なんと!
記念すべき人生初出荷。(笑)
秋口は、まだまだ小さいな~なんて思ってたのですが、スクスク成長してくれました。
畑の大根って、見たことありますか?
こんな感じで、畑では育ってます。
根っこの部分が地上部にも出てます。
ウチは、大きいもので白い根っこ部分が30cm超位でしょうか。
初めてにしては、想像以上に育ってくれたのかなぁ。
まあ、ここに至るまで色々やりましたからねぇ。
感慨深い。
で、この地上に飛び出た白い部分、なんだか日増しに上に伸びてきているような…。
地面の下がつっかえて、上に押し出されているのかもしれませんが。
ただこの地上部。
環境としてはなかなか過酷なのです。
真冬の冷たい風にも吹きさらし。
毎朝霜も下ります。
翌日の天気が晴れだと、放射冷却で確実に氷点下にさらされます。
夜凍って、昼溶ける。
これは他の野菜も同じですけど。
洗って、道路に並べてみました。
親バカを自覚しつつ、、、う、美しい!
洗ったその場で葉っぱを間引いてポリポリかじるのですが、エグみがありません。
他の野菜も見てみましょう。
小松菜です。
見た事ないくらい、大きく育ってくれました。
種を蒔いた時期と、今年の気候がうまくハマったんですかね~。
「高菜か!?」というくらいのサイズです。
ただ、残念なことに年末に積もった雪の重みで茎がバキバキと。
これでは、小松菜としては出荷できません。
バッキバキだもんね~。
難しいもんです。
ただ、寒さのせいか、めちゃくちゃ甘いです。
なんか勿体ないけどな~。
はりきって自家消費していきます。
今回、大根を出荷させて頂いた町内の道の駅かきのきむら。
吉賀町(旧柿木村地域)は、地域的に有機農業がとても盛んなところでもあります。
なんと地域で独自の有機野菜の栽培基準を持っているのです。
こうした独自の仕組みを構築するというのは、面白い取組みですよね。
漫画の「美味しんぼ」にも取り上げられたことがあります。
こちらに来てから知ったのですが。
それにしても「出荷できる」って、嬉しいもんです。
近場にあるのもありがたいですし、ね。