ダウンシフトを生きる

「ダウンシフト」、一緒にはじめませんか?

夏作準備、進行中。

こんにちは。OGUROBBYです。

この4月から始まった、半農半X生活。
満喫させて頂いております。

草が元気になってくる季節になったので、
草刈りにどんどん時間を取られ、なかなか農が追いついていかない感はあるのですが、、、

それでも定期収入を頂くことで、何が何でも農業収入をあげる必要がなくなり、肩の力を抜いて農に取り組むことが出来るようになりました。

目下、休日は趣味の農に没頭中です。
でもって、体力使い果たして、早めに寝てしまう。
これって、紛れもなく、幸せな生活と言えるのではなかろうか。

そんな中、一番皺寄せが行ってしまっているのが、ブログを書く時間と、読書の時間。
これまでも筆まめとは決して言えませんが、そこはなかなか改善できそうにありません。(笑)

ご容赦下さい。


f:id:OGUROBBY:20190502200722j:plain




目次
1.夏作準備、進行中。

1.夏作準備、進行中。

それにしても、久々の更新ですね。
農作業の方も、田んぼの準備、畑の畝立て、マルチ張りと順調に進んでいます。
町内を車で走っていても、沿道で草刈りする人だったり、田んぼを代掻きする姿だったり、早い人は田植えも始まりました。
ウチの田植えは5月下旬かな~。

冬、なかなか動くことが出来ないので、皆さん、口では「忙しい」と言いながら笑顔の方が多いです。ま、腰は痛いんでしょうけど。(笑)


今日は、いよいよ苗ものを植え始めました。
まずは茄子。残念ながらホームセンターで買ってきた苗ではありますが。

f:id:OGUROBBY:20190502214943j:plain


支柱になっているのは、いつぞや取ってきた竹です。
買わずに済むって、素敵。


それと、さつま芋に再挑戦。
今回は、紅はるかです。
どーん、と30本。

このシャープな緑。
好きだな~。

f:id:OGUROBBY:20190502215319j:plain


一昨年は、安納芋を植えたのですが、全然甘くなかった。
原因はわかっておりません。(泣)

なので、安納芋は避けました。
根本的解決にはなっていませんが。


サツマイモについては、面白い記述を見つけました。
購入苗を再育苗する、というやり方。
こちらの本に出ていました。

図解 家庭菜園ビックリ教室


本の中の写真が白黒で、いまいちやり方がわかりづらくはありますが、、、
自分なりに忠実に再現。
この「自分なり」というのは、いかにも曲者っぽいですね。
でもyoutubeにもそれらしいのは見つからないし、まあ取り敢えずやってみましょう!ということで。


畑の一角に、購入苗を仮植えしました。

f:id:OGUROBBY:20190502220743j:plain


曰く、種苗店やホームセンターの苗は、温室育ちのグニャグニャ苗なので、しっかりした苗を自分で育てよう、ということのようです。
先の写真の苗にも、下方にうっすら根が出ているのですが、これが良くないそうです。
なんでも、根は土の中で出させないといけないのだとか。

つまり、購入苗を育てて大きくして、そこから新たな苗を取る、というやり方。
「挿し木」をイメージしたら解りやすいでしょうか。


そんなわけで、本にある通り、ビニールで覆います。

f:id:OGUROBBY:20190502221749j:plain


風で飛ばないように、ビニールの裾には土をかけました。
ちょっと取り外しが面倒にはなるのですが…。


あとは、約1か月。
見守った末に、新たな苗が取れるはず。

うまくいくかは分かりませんが。


最後に、春のお裾分け。
これ何か分かります?

f:id:OGUROBBY:20190502222114j:plain


筍です。
残念ながら、ウチの土地ではないので取れません。(笑)

まだこういう光景見慣れてないんで、眼福だわ~。

ダイコンの花、ジャガイモの芽。

こんにちは。OGUROBBYです。

桜も散り、町内を移動していて色んな花を目にするようになりました。
季節の変わり目。
寒暖の差も、なかなか激しくなってきました。
昼間は半袖でもいいくらいの時もありますが、朝晩はそこそこ冷え込みます。
こういう時は、着るものが難しいですね~。
そろそろヒートテックはやめどきなのかなぁ???

目次
1.ダイコンの花、ジャガイモの芽。

1.ダイコンの花、ジャガイモの芽。

サラリーマンに復帰して3週目。
田畑の方は、、、と言いますと、出来る範囲で頑張っています。

折角の休暇日でも、天候が農作業に向かない…ということもありますが、そこはやむなし。定期収入のお陰で、農作業を楽しめるのですから。


気候が暖かくなってきたせいもあって、畑の方は色々と変化があります。


まずは。。。

f:id:OGUROBBY:20190418194314j:plain


キャベツです。
冬に入る時点で既に絶滅危惧種だったので、どうなることか…とヤキモキしていたのですが。(笑)

コイツは3株のうちのエース格になります。
冬の間に収穫できると思っていたのですが、どうやら春キャベツだったようです。
ここが寒いからかなー。
結構、キャベツ頂くこともあるので、なかなか収穫できずにいるのですが、トウ立ちしてもいけないのでそろそろ収穫しようと思ってます。

来年は、もう少し数が増えると良いなぁ。


お次は珍しいものを。

f:id:OGUROBBY:20190418194754j:plain


ダイコンの花です。
白いヤツ。
茎を根元までたどってみて下さい。
大根でしょ?(笑)

アブラナ科なので、てっきり黄色い花が咲くものと思い込んでました。
考えてみりゃ、同じアブラナ科のワサビなんかも白い花だもんな。


この位置から振り返ってみると、、、

f:id:OGUROBBY:20190418195120j:plain


既にお花畑。

「菜の花や 月は東に 日は西に」

と詠むには量も少ないし、風情もへったくれもないのですが。(苦笑)
小松菜やら、ターサイやら。

冬の寒さを耐えて、ここにきてようやく花開いたというところでしょうか。
花が開いてしまうと、固くなって食用には適さないということになってしまうのですが。

桜が春を告げる花だとすれば、菜の花は春の喜びを体現してくれる花、ですかね。


そして。。。

f:id:OGUROBBY:20190418200232j:plain


漸く、待望のジャガイモの芽が!
今朝畑を見廻っていたら、新芽がマルチを押し上げているのを発見。
早速、マルチを破いて日光を浴びせました。

f:id:OGUROBBY:20190418200438j:plain


色合い的には、「もやし」を連想させます。
まあ、日に当ててなかったですからねー。

ジャガイモの芽っていうのも、不思議なもので。
食用のイモから芽が出ているのを見ると、なんとも疎ましいのですけど、畑の地面から出てきた芽は歓迎される…という。

ちなみにマルチを被せず、そのまま植えたイモからはまだ発芽を確認していません。
やはり地温が高いと、生育も違うなぁ。


取り敢えず、霜が降りませんように!!




田んぼ準備、着々と。

こんにちは。OGUROBBYです。

今日は、田舎での人間関係が垣間見える一面をご紹介しましょう。
先日、職場での昼休み中に、隣のおばあちゃんから電話がかかってきました。

「あんた、今、どこにおって?(=居るの?)」

僕はいつも軽トラで出勤するのですが、その日は職場の歓迎会ということで、同僚の方に迎えに来て頂いてました。なので、軽トラは家の車庫に置きっぱなし。
それを見たお婆ちゃん、家の呼び鈴を押しても返事がないので、

「家の中で倒れているんじゃないか???」

と不安になって電話をかけてくれたのだそうです。
セキュリティは万全。
なんとまあ、セコム泣かせな。。。(笑)

それ位、田舎での心理的な距離感というものは近いです。
物理的な距離は50m以上離れているんですけどね。(笑)

我が家は、幸い隣近所と仲良くさせて頂いていますが、そうでなかったら、、、と考えると恐ろしくなります。

以上、田舎生活の豆知識でした。


目次
1.田んぼ準備、着々と。

1.田んぼ準備、着々と。

少しずつ暖かくなってきて、会う人会う人の口から、田んぼの話題が出てくるようになりました。

「そろそろ、土を起こさにゃならん」

田んぼというのは、冬季は水を張っておかないことが多いです。
そうでないやり方もあるのですが、それはまた別のお話。

水を張ってなくても、雪が降ったり、雨が降ったりすれば、グランドコンディションはぐちゃぐちゃになります。

昨年は5月20日に田植えを行ったのですが、それまでに準備をしなくてななりません。
まずは、トラクターで土を起こすこと。
一旦、土を起こして日に当て、乾かすのです。

これはいつでも出来るわけではなく、天気と睨めっこです。
土がある程度乾いていないと、トラクターが傾いて危ないのです。
ということを、やってみて初めて知りました。
この感覚は、なんとも説明しずらいのですが、、、

実際にトラクターに乗っていると、車両の傾きはビックリするくらい身体で感じます。
絶叫マシンみたいに背筋がヒヤリとします。
安全は保証されてませんからね。

実際、天気と睨めっこしてみると、この時期、なかなか晴れ間が続くことがありません。あともう一日晴れて欲しいな、、、と思うと通り雨、みたいな感じです。


土を乾かしたら、いよいよ水を引いてきます。

f:id:OGUROBBY:20190410211427j:plain


実に半年ぶりに田んぼに水を引くわけですが、やはり水が入ると田んぼらしくなりますね。ワクワクします。


一度田んぼに水を張った後は、「荒掻き」という工程です。
水が張ったまま、トラクターで耕うんします。
この時、水を入れすぎると、トラクターでどこを掻いたか分かりずらくなります。
丁度良い水加減、というのがあるんですね~。勉強になりました。


ちなみに、これ以降、田んぼには水を張りっぱなしになります。

「荒掻き」の目的は大きく2つあって、まずは乾いた土塊を砕くこと。

田植えまでに、稲が根を張る作土層をトロットロにしておく必要があります。
こちらの言葉で言うと「土を腐らせ」ておく必要があるのです。
なんか言葉のイメージが悪いですけど。(苦笑)
昨年は、田起こしが出来なかったせいなのか、田植えの時も土がボソボソしてたように思います。

そしてもう一つの目的は、水面に顔を出している雑草を沈めること。
この時点で生えている雑草は、水の中では生きられないことが多いのです。

ただし、水を張ったままにしておくと、今度は水中でも発芽できる雑草が生えてきます。ヒエとかですね。
春の陽射しで、日中は水温も上がりますから。

雑草をわざと発芽させて、もう一度トラクターで入る。
そうすることで、雑草を抑えるのです。
それでも生えてくるんですけどね。


「荒掻き」を終えると、田んぼは一気に田んぼらしくなります。
水面に、周りの景色が映り込む感じ。

f:id:OGUROBBY:20190410213708j:plain


やっぱ田んぼはこれだよな~。


今の季節ならではの光景も。

f:id:OGUROBBY:20190410213909j:plain


桜と田んぼの組み合わせ。
ウチの田んぼじゃないですが…。

いや~、気ぜわしくなってきた。(笑)

半農半X、はじめる。

こんにちは。OGUROBBYです。

いつも、当ブログ『ダウンシフトを生きる』を読んで頂き、ありがとうございます。
本日は、皆さまにお知らせがあります。

これまで専業農家を目指してきましたが、この4月から勤めに出ることに致しました。
幸いにも、地域で福祉関係の仕事を頂きました。

1年の研修を経て、就農1年弱。
農業で食べていくことの難しさ、厳しさを実感しました。
昨夏はギックリ腰を再発させたり、体力不足を痛感。
全力投球できないもどかしさ、というのもありました。
そして、想像以上に孤独。
これは農家に限らず、「職人」と呼ばれる職業の方には共通するかもしれませんね。

とにかく、農家って凄いのです。
もうね、リスペクト!


幸い、農の楽しさは学ぶことができたので、今後も米作、畑作は出来る範囲で続けていきます。週休2日の中での「農」ということになります。
野菜は無農薬、無化学肥料でやるつもりですが、お米は最低限の除草剤は使うことになるかなぁ。
そこについては残念ではありますけど。。。


ただサラリーを得ることで、何が何でも農で収益を上げなくてよくなったのは良いことかもしれません。まだまだ農を楽しむことはできそうです。


ブログ更新が、これまで以上に遅くなるかもしれませんが、
書くこと自体は続けようと思っていますので、気長に見守って頂けますとありがたいです。


f:id:OGUROBBY:20190410074343j:plain






竹取物語(エンドウ編)

こんにちは。OGUROBBYです。

「春はあけぼの」
有名な、枕草子の序文です。

最近は、ようやく寒さが少しおさまってきました。
先週は、朝、ストーブに点火しなくても良い日も一日だけあったりして。
寒くて布団から出られない日々も、そろそろ終わりそう。

一念発起して、朝日が昇る様でも眺めてみるかな~。

あ、タイトルは「竹取物語」でしたね。
御愛嬌、ということで。てへっ。(笑)



目次
1.竹取物語(エンドウ編)



1.竹取物語(エンドウ編)

暖かくなってくると、畑の中の景色も変わって来るものです。
冬の間は、植物もジッと耐えているんでしょうか。
春になって、一気に動き始めた感があります。

例えば、コレ。
何だと思います???

f:id:OGUROBBY:20190327210327j:plain


白菜なのです。
普通にスーパーなんかで見かける白菜とは、似ても似つかない。

「なんだ!?このタワーは?」

面白い花の咲き方ですよね~。

試しにトウ立ちした白菜を収穫してみました。
ダイナミックに玉ごと輪切りにしていったんですけど、中央を1本、背骨みたいに芯が通ってました。芯みたいな、花の茎。
そして、この茎の部分は、食べることは難しそうな位固い。

キャベツの玉を想像してみて下さい。
玉を裏返すと、茎というか芯の部分があるじゃないですか。
あれが、ぐーんと伸びて行って、最後に花をつける。
そんなイメージです。



さて畑を見廻っていくと、、、
冬を越した(?)はずのスナップエンドウ

f:id:OGUROBBY:20190327211411j:plain


前から気にはなってたんですけど、コレ生きてるのかなぁ???
先端(頭頂部)は緑だけど、根元の部分が茶色。
枯れて見えるんです。

と思ってたら、先日ホームセンターで、スナップエンドウの苗を3割引で売っていたので、つい買ってしまいました。

f:id:OGUROBBY:20190327211817j:plain


だって、春は年一回。
折角の季節の恵み。味わいたいですからね。

で、このスナップエンドウの生育には支柱が要ります。
マメ科なので、つる性の植物ですから。

ただ、この支柱、田舎では買わなくても手に入る!
隣のお婆ちゃんに許可をもらって、竹を切らせてもらいました。

竹取の翁といふものになりけり。
勿論、平成最後の竹取の翁。
何言ってんだ???(笑)


f:id:OGUROBBY:20190327212529j:plain


竹なんていうのは、田舎ではありふれた資材です。
ノコギリ一つ持っていけば、いくらでも切り出せる。
この写真、目に入るもの、全て竹です。
パンダに生まれたら、幸せだったかなぁ???(笑)


戦利品を手に家へ戻ったら、
早速、ネコが興味をもって近付いてきました。
君はパンダじゃないはずだよ。
それとも、熊猫というだけあって、パンダと猫ってそれほど遠くないんでしょうか?

f:id:OGUROBBY:20190327213441j:plain


この後、獲ってきた竹と格闘。
ナタがあると楽なんでしょうけど、ノコギリでギーコギーコ。
枝を払っていきます。


最終的にこの通り。

f:id:OGUROBBY:20190331192943j:plain


この規模だったら、わざわざ資材買わなくても余裕です。
ま、エンドウが絡みついた重さで、紐がずり下がっていく…という後日談はあるのですが。(苦笑)















ジャガイモの植え付け

こんにちは。OGUROBBYです。

先日、ウチの3匹目のネコ(ゆら)の避妊手術が完了しました。
抜糸まで無事終わり、これで檻に閉じ込める必要もなくなり一安心。

警戒心の強さからか、物理的に一定距離を保つスタイルは相変わらずですが、
動物病院まで、計4回、のべ480キロに渡るドライブの効果でしょうか。
ちょっかいを出した時のネコパンチに痛みを感じなくなりました。
爪を出さないでいてくれてるようです。

そうなると、可愛さが増してくると言いますか、
いつまでもパンチを受けていたくなってしまいます。
急性パンチドランカー。(苦笑)




目次
1.ジャガイモの植え付け

1.ジャガイモの植え付け

もうじき3月も終わり。
今年度も終わり、と言った方が良いのかな。
ここ吉賀町でも、日に日に「春度」、増してきてます。
そんな日本語ないですけどね。

ただ、温かくなってくると自然と外でする作業が増えます。
久々に身体を動かすことになるので、筋肉痛と友達になったりもします。
春の季語。(笑)


さて、春になってまずやること。
その1は、ジャガイモの植え付けです。

昨年作ったジャガイモが美味しかったので、今年も味をしめて二匹目のどじょうを狙います!
種イモは、昨年のうちに買いました。
JAから回覧板が回ってきまして、そこは右へ倣えで。
それにしても凄い回覧板。(笑)


ジャガイモの植え付け時期って、こういう山間地では結構難しい。
折角芽が出ても、霜が降りたらやられちゃいますから。
昨年は、「霜で全滅」なんて話を、近所では耳にしました。

ウチは、たまたまホームセンターで売れ残りを衝動買いして植えたので、植え時としては遅め。だから助かったんですけどね。多分5月頭じゃないかな。

そこに比べると今年は1か月も早いのですが、一方でジャガイモは過度の水に弱いので、梅雨入り前に収穫するのが定石なのだそうです。
土の中で腐ってしまうのだとか。

というわけで、最近は近所の方と顔を合わせると、ジャガイモの植え時を聞いてました。で、今なんです。


最初は、ジャガイモの芽かき。
一応、日があたらないように保管していたのですが、取り出すと結構芽が!
白い芽を、無心で掻き取ります。
色々調べた話では、ジャガイモの芽は後からいくらでも出てくる、と。
なんでも、白い芽は徒長の原因になるんだそうです。

徒長とは、一言で言うと「ひょろっとした、やせ細った苗」みたいな感じです。

f:id:OGUROBBY:20190327092615j:plain


これだけの数のイモを芽かきしていると、勢いでカレーでも作ってしまいそうになります。(笑)


これを30cm間隔で植えていきます。

昨年は、教科書通り、途中で土寄せをしていったのですが、これは疲れる。
土って、重いですから。
人力だとなかなか大変です。
草取りも必要ですしね。

そこで、今年は植えたイモの上からマルチをかける方法も試してみました。
発芽したら、ジャガイモの新芽が下からマルチを持ち上げるので、そこだけ破いてあげます。地温が上がるので、生育はいいだろうなぁ、と。

f:id:OGUROBBY:20190327093435j:plain


そして、最後に電気柵。
種イモとはいえ、芋ですから。
植えたそばから、イノシシに掘り返されたらたまりません。

イモを植えたら、そこは一日でやってしまわないと。
自然は待ってくれないですからね。

昨年は、新じゃが使って、驚異の肉じゃが率を記録。
今年はポテサラにも回せるだろうか。

そんな皮算用も、畑の楽しみですね。

ゆら、避妊手術から帰還ス。

こんにちは。OGUROBBYです。

先週、ホームセンターに行ったら色んな野菜の苗が置いてありました。
スナップエンドウ、キャベツ、ブロッコリー、レタス etc.

春なんですねー。
ウチの畑はと言うと、越冬した野菜が次々とトウ立ちしてます。
もうじき蝶々も飛ぶだろうから、アブラナ科は回避して、レタスでも少し植えようかと思っていたのですが、先週土曜は突然の雪!

苗を買ってなくてよかった。(笑)
買って植えるのは、もう少し先だな~。


目次
1.ゆら、避妊手術から帰還ス。



1.ゆら、避妊手術から帰還ス。

今回もネコのお話です。
人に懐いていない猫の避妊手術。

主人公は、この子。
少し憂いを帯びた瞳がチャームポイントの、ゆら(♀)です。
昨年の夏、我が家の縁の下に住みついたのが縁で、居候になりました。

f:id:OGUROBBY:20190318234403j:plain


最近、二匹の先住猫とは馴染んできてくれたものの、人間には一向に懐いてくれません。(泣)
とは言え、発情期を迎えてしまい、万が一、外にでも逃げ出されたら大変なことになる!ということで、人に懐いていないネコの避妊手術をしてくれるお医者さんを探していたのが前回までのお話。

ネコを入れる檻を借りに、隣の市の動物病院まで行ってきました。
その距離、往復で120km!
まあ、日常といえば日常ですけどね。(苦笑)


避妊手術の前夜、ゆらを餌で釣って檻に入れます。
本当は檻に入れるのは、手術ギリギリにしてあげたいんだけど、何しろ抱っこどころか、捕まえることもできないので、苦渋の策です。

取り敢えず、手術前は最後の晩餐。
夕食後は、手術までは水も含めて絶食。
可哀そうではありますが、一般的にこういうやり方なのだそうです。

なんでも、手術中に万が一食べたものが逆流して喉につまると危ないので、胃の中は空にしておかないといけないのだとか。

そもそも避妊手術も人間の事情。
そしてこの絶食も人間の都合ではあるのですが、人間が社会でうまくやっていくためには必要なことなのです。
ネコに罪はないのですが…。


翌日、ゆらを動物病院へ。
みお(♀)、与作(♂)の時も通った道なのですが、、、
鳴かないゆらが愛おしく感じられました。
帰ったら、美味しいものを沢山食べさせてやろう!

ちなみに、ネコの避妊手術というのは、経験上1泊させることが多いようです。
経験上と言っても、2回だけですが。(笑)

なので、翌々日はゆらを迎えに。
この時点で120km x 3回の計360kmのドライブ。
蛇足ですが、東京(日本橋)- 名古屋間の距離が351kmだそうです。
新東名を使用して。

田舎で猫を飼うというのは、ソウイウコトナノカ???


手術を終えたゆらとの対面。
引続き檻の中に入ったゆらは、しおらしく見えたのですが、、、

「いや~、攻撃性が強くて参ったよ」

手術を担当された先生の第一声。
なんでも、注射針が触れた瞬間に、大暴れしたのだとか。

「それと、その子。子猫じゃないね。多分3-4歳だよ。」

ナンデスト!????

思わず、聞き返しちゃいました。
手術で取り出した子宮で説明して下さったのですが、「うーん。。。」
人は見た目によらない、とは言いますが、ネコもそうだったか。

f:id:OGUROBBY:20190319002031j:plain


車に乗ったゆら。
うーん、いつもに増して目力が。。。(苦笑)

ちなみに首に巻かれたメガホンみたいな筒。
エリザベスカラーと言いまして、ネコの毛繕いを防ぐもの。
ゆらのお腹は、手術の縫合がなされたまま。
1週間後に抜糸なのですが、毛繕いで糸を取ってしまわないよう、抜糸までこれを付けたままなのです。

f:id:OGUROBBY:20190319002423j:plain


それにしても、我が家でもっとも幼いと思っていたゆらが、まさか最年長だったとは!
ネコ同士がパッと見で、相手の年齢を読み取れるのかは不明ですが、みおも、与作も、もう少し敬意を払わなきゃね。