今年もやります!堆肥づくりの話。
こんにちは。OGUROBBYです。
個人的な話で恐縮ですが、少し前にスマホを変えました。
俗に言う機種変更です。
気に入った機種だったのですが、バッテリーが大分へたってまして。
電池残量充分なはずなのに、突然電源が切れる。
おまけに再起動すると、バッテリー残量はほぼ0。
一時期、知人のアドバイスで不要な写真等を削除して、メモリーを軽くすることで大分改善されたのですが、根本的な改善にはなりませんでした。
ひどいときは、バッテリー残量90%でも突然電源が落ちるので、怖くて外でおちおち調べものもできませんでした。
オマケに、色んなアプリが「サポート期間終了」を理由に、使えなくなってました。
amazonとか、気付けば乗換案内まで。
ユニクロなんかは、大分前からネット通販のwebサイトすら開けなくなってました。
アンドロイド4.1というOSだったのですが、5年以上は使っていたのかな~。
そんなに古い感覚もないんですけどね!(怒)
機械としてはまだ使えるのに、ソフトの側が使うことを許さない。
なんか腑に落ちない話です。
目次
1.昨年の失敗
2.今年もやります!堆肥づくりの話。
1.昨年の失敗
今年もやります!性懲りもなく。(笑)
まずは昨年の振り返り。
大量の落ち葉を田んぼに撒いたのでした。
まき終った直後はとんでもない充実感に包まれ、自己満足だけなら100点満点。
だけど、結果的には勿体ない仕事をしちゃいました。
落ち葉を田んぼに鋤き込めたのは春先のこと。
冬の間に、撒いた落ち葉の半分以上は、風で飛ばされてましたとさ。(涙)
トラクターも持ってなかったし、まあ仕方ない。
今年は、田んぼの方は収穫後、早々に稲わら、稲株を鋤き込んだので、この点は問題なし。
大量に手に入ってしまった稲わらは、積んどいたのですが。
こちらも1年経って、大分山は低くなってきたものの。。。
今年は戦力になりませんでした。
稲藁そのまんま、では分解もしにくいんだろうなぁ。
今年は、稲わらとしては特に保管してません。
稲刈りの際、コンバインでバラバラに切断してもらい、そのまま田んぼへ。
来年に向けて肥料になってもらいましょう!という算段です。
2.今年もやります!堆肥づくりの話。
落ち葉がしんしんと降り積もる季節になりまして。
1年あれば、色々勉強する時間もあるわけです。
こんな本を読んで、今年も心機一転、落ち葉を集めます。
と、その前に。
落ち葉を入れる箱を作ります。
ホームセンターで 900mm x 1,820mm の板(コンパネ)を2枚購入。
先日の小屋作りで余った端材を使って、チョイチョイっと作りました。
まずは、コンパネをノコギリで半分に切断。
軽トラの荷台は、作業場にもなってとても便利です!
あっという間に!(でもないのですが<苦笑>)
4辺の高さが合っていないのはご愛嬌。
精度を求めるところでもないので、ご容赦ください。(笑)
中はこんな感じです。
底はありません。
材料はコンパネ2枚と、垂木の端材のみです。
一個一個の材料は、大した重さではないですが、組付けてしまうとなかなかの重さです。持ち運ぶのは大変なので、設置場所で組付けして下さいね。
余談ですが、こういう「塵も積もれば…」的な話をすると、決まって思い出すエピソードが2つあります。
毛利元就の「3本の矢」の話と、小学校の国語の教科書に出てた「スイミー」の話。
他にも、色んな話がありそうですけど。(笑)
箱が出来上がったところで、いよいよ落ち葉集め2018スタート!
基本、山の中に住んでいるので、葉っぱは沢山あります。
側溝の中にも沢山積もってます。
こういうのを搔き集める。
実は、落ち葉の下の方の腐葉土化したところが狙い目立ったりする。
微生物も沢山棲んでいそうだし。
半日も作業すれば、この通り!
去年も同じような構図の写真のっけた記憶が。。。
まあ、背景が違うので。
合成写真ではありません。(笑)
持ち帰って、早速先程の箱へ投入!
落ち葉と米ぬか、鶏糞をミルフィーユ状に重ねていきます。
この日の成果はこんなもの。
落ち葉を積んだ後、中に入って足で踏んでます。
またまた余談ですが、「ミルフィーユ」と言われると、ドトールコーヒーを思い出します。
僕のミルフィーユ経験は、ほぼドトールで培われたものなんですね。
貧しいんだか、豊かなんだか。(笑)
落ち葉なんて、沢山あるように見えて隙間が大きいですからね。
沢山あるように見えても、、、
中に入って踏みつけると、この通り。
根気強くやるしかありませんね。
そして、何気なく置いてある梯子。
こいつがとんでもない名脇役なのです。
なにしろ、これがないと箱から脱出できない。
箱の高さが約90cm。
僕の足の長さでは、コイツを跨げません。
なので、箱の中に入るタイミングが超重要。
枯葉で足場を確保してからでないと、入れません。
そんなこんなで、今年の堆肥仕込みはほぼ完了。
あとは今夜の雨に当てた後、ビニールシートで覆います。
切り返しもやらない予定。
先の本で紹介されていたやり方です。
なんでも、切り返しの際に悪い菌を吸ったのか、「咳が止まらなくなった」という体験談が載っていたので。
「赤子泣いても蓋取るな」
どんなんできますかね~♬
干し柿リターンズ!
こんにちは。OGUROBBYです。
12月を間近にして、ようやくいつもの寒さが戻ってきました。
朝起きると、一面霜が!
恐らく、僕の近所では初霜じゃないですかね~。
あ、決して喜んでいるわけではないですよ。
季節は巡るものですし、「来るべきものが来た」というだけの話ではあります。
本当の冬は、こんなもんではないですから、「気を引き締めていこう!」という気持ちもあります。
何にせよ、今年も冬が始まります。
目次
1.干し柿リターンズ!
1.干し柿リターンズ!
先日仕込んだ干し柿が、いい感じです。
前回も再三書いた通り、僕は柿が嫌いなのですが、意外と干し柿は好きなようです。
そもそも、干し柿を過去に食べた記憶も曖昧ではあるのですが、僕の想像上の干し柿は、見た目真っ黒で、固くて、、、
「結局、柿だろ!?」
という暴言を吐いてしまいそうな印象でした。
ところがこの干し柿。
中は柔らかいんです。
良い感じで水分が抜けて、食べた時の食感が良い。
上品な甘みが、ふわーっとやってきます。
昔、砂糖なんてなかったころの日本では、きっと重宝されたに違いない。
貴族の食べ物ですよ、これは。(笑)
遊びに来ていただいた方々にも好評です。
カビずに出来てくれて、ありがとう!
大量に頂いた渋柿を持て余し気味に作った干し柿ですが、どうしてなかなか。
「ケガの功名」とは、このことです。
作った干し柿も、あれよあれよと言う間に数が減り、最近はクルマで町内を走りつつ、木になったまま放置されている柿の実に目を奪われることも少なくありません。
感慨深いのは、材料となっているのが渋柿であるということ。
うかつに口に入れてしまい、「ゲ!渋柿じゃん!!」という経験は、恐らく日本人なら誰しも一度はあるんじゃないでしょうか。
渋み、とか灰汁とか、こういうのが転じて旨味に変わる。
そこに面白さを感じますね~。
「昔はヤンキーだったけど、今や名俳優、名女優」みたいな人、いるじゃないですか。
ずっと優等生だった人より味がある、と言うか。
あ、残念ながら僕はヤンキー上がりではないですよ。(笑)
兎に角、夫婦揃って「これはウマい!」ということで。
急遽、追加で作ることにしました。干し柿。
寒さは一段と増しており、空っ風に当ててやればカビるリスクもあるまい、ということで。
材料はそこらへんに幾らでも、、、
転がっちゃいないけど、成ってる。(笑)
ウチから50m位行ったところにある、道端の柿です。
誰も取りません。
カラスさえも、見向きもしない渋柿。
前に頂いた柿に比べると小粒ですが、自然の恵みに感謝!というところでしょう。
何せ、タダですから。
ビワより一回り大きいくらいかな~。
頂きました。
吊るす作業に至るまでは、もう慣れたもの。
風通しの良いところに、吊るしておくことにしました。
皮を剥いた柿に直に触れると、手がニキニキします。
多分、これこそが渋。
そして旨味の素!
自然って、不思議です。
晩秋の畑
こんにちは。OGUROBBYです。
11月も下旬に入り、大分冷え込みがキツくなってきました。
今朝7時、外に出て温度計を見ると、なんと-2℃!
でも、すぐ隣の別の温度計見ると3℃。
どっちが正しいんでしょう???
ただ、例年に比べればまだまだなのは確か。
今年は暖冬という話もありますが、そうなんでしょう。
今のところ。
目次
1.晩秋の畑
1.晩秋の畑
改めて、晩秋ですねぇ…。
今年の秋冬作から、畑で色々な野菜を作り始めました。
作物にもよりますが、惨憺たる結果のものから、意外と出来るじゃないかというもの、よくわかんないなぁ…というもの。
色々です。
惨憺たるもの。
主な原因は虫食いなんですが、実際に野菜を育ててみると、色んな経験値が手に入ります。
ウチの庭に遊びで種をまいた桜島大根。
不思議なことに、この2株は全く虫食いなく、ここまでスクスク育ってます。
肥料らしい肥料は、やってないんだけどなぁ。
8月のお盆頃、つまり虫の最盛期を辛うじて生き残ってきたんじゃなく、余裕シャクシャクで育ってきてるんですよ。
畑の方にも、同じ種を時機をずらしてちょっとまいたのですが、そちらは全滅。
なんでかなぁ???
そんな風にずっと思ってたのですが、この辺、実はニラが自生してるんです。
前のオーナーさんがニラを育てていたのですが、このニラがしぶとくて、草刈り機で刈っても、豆トラで起こしても、どんどん甦ってくる。
ロッキーのテーマが聞こえてきそうですよ。(笑)
ニラと大根。
コンパニオンプランツとしては、あまり聞かないけれど、効果あるのかなぁ???
まぁ、ニラの制御不能な暴れん坊ぶりは経験したので、ニラを一緒に植えるかどうかは慎重にいきたいですが。
そして、畑の大根の方も育ってきました。
直径1mm位の種からここまで育ってくれるのを見ると、感無量です。
試しに抜いてみました。
まだ20cmくらいでしょうか。
もう少し大きくなって欲しいなぁ。
大根は、サラダにして食べました。
昨年からお気に入りの食べ方です。
作り方は簡単。
①短冊状に切る。
②塩を振って、水抜き。
③塩を洗い流して、絞りながらボールへ。
④ツナ缶投入。マヨネーズと醤油で和える。きざみ海苔はお好みで。
これ位のサイズだと、2本くらいは余裕で食べれちゃいます。
面白いのは、白菜ですね。
「お、結球してきたかな?」と見守る楽しみがあります。
年内いっぱいかかるかな~。
白菜は、虫食いの程度に随分と開きがあります。
初めに、程度の良いヤツから。
ちゃんと巻いて来ている。
不思議だなーと思います。
成長期には3日に1枚の葉っぱができるのだとか。
自分で育ててみると、白菜の葉っぱを一枚一枚剥いでいくのも感慨深いものがありそうです。
次は、駄目なヤツ。
恐らく、農家の方はこういうのを表には出さないから、これが見れるのはこのブログならでは?(笑)
さすがにこれは、食べるところまでいかないかな~。
でも、もっと早い段階で脱落した白菜も多々あるわけで、ちゃんと結球まできたところは感謝しないと。
良品率ということになると、まだまだだな~。
5割あればよいけど。
来年の秋冬作に向けて、土作り中の畑には牡蠣殻石灰を散布しました。
勿論、全て手作業。
この後、トラクターで鋤き込みました。
石灰をまいたのは、カルシウムを補給してやりたいから。
ある本を読んでいて「なるほど」と思ったのは、カルシウム不足。
窒素肥料を多めに与えると、植物の身体は大きくなるのですが、植物の外骨格ともいうべき細胞壁を形成するにはカルシウムが必要なのだそうです。
害虫は植物体内の窒素の臭いで引き寄せられる、という説が正しいとすると、分厚い細胞壁を作ってもらわないと。
勿論土のpH調整というのもあります。
ここの土壌、大分酸性に傾いていたので。
虫食いのメカニズムというのも、色んな説がありそうなので、どれが正しいのかよく分からないところもあるのですが、一つ一つ試しながら自分の中でロジック作っていくしかないのかな~。
大分、独善的なものになるかもだけど。
いずれにしても、傾向、結果が分かるのは来年。
長い道のりです。
はじめての小屋作り <番外編>
こんにちは。OGUROBBYです。
先日、ご近所から「筑紫もち(ちくし)」なるものを頂きました。
福岡のお土産品らしいです。
外の袋を開けてみると、中に個包が3つ。
それを見て、「アレっ!?」と思いました。
外見が、「桔梗屋信玄餅」そっくりだったからです。
それを口に出すと、嫁からは異なる反応が。
曰く、「信玄餅」こそ「筑紫もち」そっくりだ、と。
全国の銘菓と言われているもので、よく似たものって結構ありますよね。
味は、、、というと、信玄餅そのもののように感じました。
どっちが歴史があるのかは、敢えて調べません。
ちなみに、僕は「東京ばな奈」より、山崎の「まるごとバナナ」の方が好みです。
この辺りでは、あまり見かけないけど。(笑)
目次
1.はじめての小屋作り <番外編>
1.はじめての小屋作り <番外編>
先日完成した小屋。
当ブログでも、<前編>、<中編>、<後編>に分けてその製作工程を書かせて頂きました。
今回は、結局いくらかかったの???というお話です。
本当は後編の最後にでも入れておくべき話だったのでしょうが、完成した勢いで<後編>アップしちゃいましたから。
それではいきます。
今回かかった費用。
垂木止めクランプ(62個) ¥10,336
垂木 (4m x 18本) ¥10,740
ポリカ波板 (2,3,4m 計20枚) ¥34,000
ネジ、釘類 ¥1,344
-------------------------------------------------------------------------
計 ¥56,420
なんと、合計6万円もかからずに、小屋を建てることができました。
ありがたや~。
もっとも、今回は骨組みとなる鋼管はあったものを活用したし、
お手伝いと言うよりご指導、作製をけん引下さったOさんのご好意で人件費もかからない。さらには、大工道具、機械類も買わずに済みました。
細かいことを言えば、ホームセンターまでの往復ガソリン代なんかも、上には加味されていません。
それでもプロに頼んだら、どれくらいかかるんだろう?
元々は、小屋ではなく、納屋を改装して農機具置き場にしようと考えていたのだけれど、その際の見積もりが100万円弱。
単純に小屋とは比較できないのですが、大分助かりました。
それに、自分でやることで経験値も得られたし、何より楽しかった。
サラリーマン時代はずっとモノを作る会社には所属していたけど、僕自身は「売る」方の職種だったので、いわゆる「モノづくり」経験は乏しかったんですよね。
今回、インパクトドライバーなんかも随分扱い慣れてきたし。(まだまだですが、、、)
ブログには書いてないけど、小屋をやる傍ら、TV台を増床したり。
苦手だったDIYが、結構身近になりました。
やっぱり経験は宝だ。
※以下写真は、本文と関係ありません。
夜の干し柿も、色のコントラストがキレイだな~、と思って。
干し柿をつくる
こんにちは。OGUROBBYです。
或る日のことでございます。
夫婦で外で手作業をしていると、遠くの方で一台の車が停まりました。
「あれ!?知合いかな???」
手を止めて眺めていると、中から出てきたのは知らない人。
おもむろにカメラを取り出し、こちらに背を向け写真を撮り始めました。
こちらには全く興味を示しません。(笑)
そんな事が二度、三度。
何かあるのかな~、、、と後でその場に立ってみると。
「!!!!!」
皆さん、これを撮っていたのですね~。
正面の真っ赤な山、島根県最高峰の「阿蔵寺山」です。
その右手は、また趣が異なる感じ。
赤やら、黄色やら、緑やら、モザイク状でこれまたキレイ。
通りすがりの方が、写真を撮っていく。
そんな中で日常を送っていることに、思わずほくそえんでしまいます。
まあ、不便なこともいっぱいありますが、悪くないですよ。
うん、全く悪くない。
目次
1.干し柿をつくる
1.干し柿をつくる
初めに言っときます。
僕は、柿が好きではありません。
その理由には、諸説ありまして…。
実家にも柿の木が2本くらい植わっていました。
それとは知らず渋柿を齧ってしまい、口の中が大変なことになった、とか。
柿の木につくトゲトゲの毛虫に刺されたからだ、とか。
そもそも果物があまり好きでない、とか。
最後のは、それを言ったら元も子もないですね。(苦笑)
今回は、近所から大量の渋柿を頂きまして。
その量たるや、、、
いや~、大量。段ボールひと箱分!
みかんじゃないんだから。(苦笑)
余談ですが、田舎の生活は、色んなものを頂きます。
この1週間で頂いたもの。
渋柿、手作り蒟蒻、しいたけ。
勿論、こちらからも色々お返しするので、広い意味では交換経済。
そこに見栄とか忖度はありません。(笑)
話を戻しましょう。
これだけ大量の渋柿。
「干し柿にしたら良いよ」
なんとサンプル品まで頂いてしまうという、至れり尽くせりです。
「やってみるかな~」
軒先に飾って眺めていると、何だかそんな気になるから不思議。
柿、好きじゃないんですけどね。
繰り返しますけど。(笑)
早速手に取ってみると、そこには昔の方々の知恵が。
柿の切り方一つにしても、凄いな~。
ヘタ(?)の部分がT字になってます。
どうやら「タイガースファンだから」ということではなさそうです。
それを言うなら、場所柄、カープファンのはず。(笑)
こうしておくと、紐で縛って吊るした時に、抜け落ちにくい。
作業中の写真は残念ながらないのですが、皮を剥いて、紐で縛って、吊るすだけ。
皮を剥くのも、夫婦で3つの工程に分担しました。
これも、柿と一緒に頂いたアドバイス。
①ヘタの緑色の部分をハサミで切る。 (後で縛るときに楽)
②ヘタの周りを包丁で皮むき。
③ピーラーで縦に皮むき。
ネットで見たら、色んなアドバイスが出てました。
干し柿を作るうえで、一番の大敵はカビ。
日当たりが良くて、風通しが良くて、尚且つ、寒い時期がよいそうです。
なので、紐で縛る際も、柿と柿がくっつかないように細心の注意。
干す前に、柿を焼酎や熱湯にドブ浸けする方法もあるそうです。
勿論、殺菌目的。
ウチは、後から霧吹きで焼酎をかけることにしました。
アルコール殺菌ですね。
吊るしてみたら、なかなかの壮観!
紅葉をバックに、色のコントラストもなかなかです。(自画自賛)
一気に季節感が出てきました。
カビずにちゃんと出来るか不安ですけど、出来たら出来たで、こんなに食べられるかな~。(苦笑)
スナップエンドウの種をまく
こんにちは。OGUROBBYです。
気付けば10月も終わり。
今年も、残すところあと2か月です。
愛知や東京では、10月になっても残暑に悩まされていた記憶がありますが、こちらは既に冬の支度を着々と進めている感じ。
昨夜は、今年初めてコタツを使い、早速2匹の猫が中で丸くなってました。
ストーブには灯油を。
着るものも、ここ数日はヒートテックを常用しています。
外での作業は汗をかくので、極暖ヒートテックはまだまだ温存。
家の周りは、随分山の色も変わってきました。
今年も、もうちょっとしたら落ち葉拾いかな~。
目次
1.スナップエンドウの種をまく
1.スナップエンドウの種をまく
突然ですが、スナップエンドウの種をまくことにしました。
当初の予定にはなかったのですが、隣のお婆ちゃんに奨められて。
あれっ!?
スナップエンドウは春に収穫することになるのですが、この時期に種を蒔くなんて、どの本にも載ってないんですよ~。
暖かい地域であるならまだしも、ここは冬は極寒の地。
昨年も、-7℃までは温度計で確認しました。(苦笑)
ただ、お婆ちゃん曰く。
「芽だけちょこっと地上に出た状態なら、冬越せるわよ。大きくなりすぎると枯れるけど。」
なに~、そんな裏技が!!
半信半疑でホームセンターに行くと、売れ筋商品に様々な豆系が。
エンドウ豆だったり、そら豆だったり。
種袋の裏を見ると、やはりどれも適期とは思えないのですが、地元で売れてるということは、みんな蒔くんだ…と納得。
スナップエンドウ、美味しいし。
ダメ元で植えてみることにしました!
さて、どこに植えようか。
これ、僕の秋冬作の畑なんですが、実は何も植わってない畝が一本あります。
写真で行くと、電柵のすぐ内側。
ここに種を蒔こうかと思うんですがね~。
草だらけ。。。
太陽熱消毒やってないですからね。
写真手前の畝には、人参がまいてあるのですが、ほぼ雑草が生えていません。
太陽熱消毒の威力ときたら!
こんなことならやっておけば良かった。
何でやらなかったのか、って???
マルチも安くないんですよね~。
調子に乗ってガンガン作っても、販売先とかの心配もありますし。
今年は家庭菜園+α位で行こうという当初の計画でした。
さてさて、こんな草ボーボーの畝に、いきなり種を蒔くわけにも行きません。
まあ、ちょっとした秘策が。(笑)
どーーーん!!!
いつもお世話になっております。
こまめちゃんです。(「こまめ」は製品名)
こまめちゃんに、畝の上を耕うんしてもらおう。
幅的に、畝は崩れません。
ついでに、苦土石灰を撒くことにしました。
というのも、どうやら土壌が酸性に傾いているようだから。
アルカリ性の石灰を撒くことで、中和するのです。
というのも、この秋蒔いたホウレンソウの成長が芳しくないのです。
他の野菜は育っていることを考えると、土が酸性なのが悪さしているのかな、と。
スナップエンドウも、「土が酸性だと生育が極端に悪い」と本にありました。
なぜ土が酸性ではいけないのか。
酸性だと、水素イオンの働きで土中のアルミニウムが溶けだします。
このアルミニウムが曲者で。
まず、それ自体が根を傷つける。
それと大事なのが、土中のリン酸と結合してしまい、植物が吸収できなくなること。
土は中性に保つのがよいようです。
「苦土」というのは、マグネシウムのことです。
マグネシウムは、植物にとっては葉緑素の原料になります。
今回は、粒状のものを使いました。
以前、粉末タイプを使ったのですが、撒くそばから盛大に舞い上がってしまって。
土に撒いているのか、空中に放ってるだけなのか、そんな状態でした。
もっとも、無風の時なら問題ないんでしょうけど、自然界では意外と無風状態って難しい。(苦笑)
特に狙って、、、というのは。
粒状だと、撒くのにロスは少ないかと思います。
それでも土煙みたいなものは上がりますが。
これを、こまめで鋤き込む。
機械ってのは楽だな~。
鍬だと結構、腰にくるんですよね。
ここからトンボでならして、起こした草を取り除き、種を蒔きました。
隣のお婆ちゃんより2日遅れ。
さて、どうなりますか。
はじめての小屋作り <後編>
こんにちは。OGUROBBYです。
最近、スマホの調子が頗る悪いのです。
バッテリーはちゃんと残っているはずなのに、電源が突然落ちる。
実は春先からこの兆候があったのですが、最近は電池残量90%台と表示されていても、突然電源が切れることがある。容赦なし。
さすがにこれには閉口します。充電器から、さっき外したところなのに…。
あまりの電源落ち頻度に、もともとあった「携帯不携帯」の癖に拍車がかかっています。
機種としては、5年位の使用ですかね。
そんなには古くないと思っているのですが、、、
電源落ち意外にも、色んなアプリやWEBサイトから「サービス終了」と締め出されることも。
うーむ。
目次
1.はじめての小屋作り <後編>
1.はじめての小屋作り <後編>
<中編>書いてから、大分あいてしまいました。間隔が。
先に言っておくと、小屋は無事完成。
<前編>、<中編>、<後編>と、均等に内容を割り振りたかったのですが、<中編>書いてからが長かった。
ボリュームもとってもアンバランス。
全体の工程を把握できずに書き始めたからでしょうね。(苦笑)
取り敢えず、<前編>、<中編>はこちら。↓
鋼管を組んで、垂木を打ちつけて…というところが前回まで。
こっからが今回の話。ズバリ、屋根の設置です。
屋根材は、ホームセンターで購入。
今回は、材質はポリカーボネートを選択しました。
塩ビに比べたら価格は張りますが、ある程度の耐久性は欲しかったので。
店員さんによると、10年位はもつそうです。
そして、この波板を垂木に打ちつける専用の釘。
なんと傘つきです。
これまで、こんな釘が世の中にあることすら知らなかったし、まさか箱で買う日が来るとは。
作業イメージは、上の写真で伝わるでしょうか?
波板を載せて、垂木に釘で打ちつけていきます。
30cm位の間隔で。
こうやって、屋根に上って釘打ち。
波板で自然にモザイクが掛かります。(笑)
僕もこの後、師匠に続いて屋根に上ったのですが、想像以上に過酷な仕事環境でした。
「高所恐怖症」ということを差し引いても。
屋根の上を歩く際は、垂木の上を歩いていきます。
さすがに僕の体重でも、ポリカの波板を踏み破ることはないのでしょうけど、万が一が怖いので、そこは基本に忠実に。
足場の制約を受けながら、しゃがんで釘を打つ。
釘打ちってのは、なかなか難しいんですよ。
心・技・体揃ってないと、なかなか釘は真っすぐ刺さっていきません。
斜めから金づちで叩こうものなら、釘は容赦なくグニャリと曲がります。
しかも「ゆっくり、確実に」を信条に作業していると、「腰が痛い」だの、「足首が辛い」だのという雑念が次々と。
まさに前門の虎、後門の狼という感じでした。
動くに動けない。
ゆっくり、急ぐ。そしてブレずに淡々と。
自分を1台のマシーンと思うしかない。
まったく、何の修業かと思いました。(苦笑)
そして、言われてみりゃ当然なのですが、屋根打ちには色んな知恵が!
今回、屋根は縦(2枚) X 横(7枚)のポリカ板を使いました。
縦に2枚のポリカ板を渡すのですが、重ね方に工夫があるのです。
「上側のポリカ板を、下側の板の上に重ねる」。
雨が降った時、水はポリカ板の溝に沿って、上から下へ流れます。
ここで重ね方、下側の板を上に重ねてしまうと、隙間から水が漏る可能性があります。
屋根は傷んだら葺き替えることができますが、内側の垂木が腐ってしまうとメンテが面倒になります。なので、水は漏らさない。
同様に、釘を打つ場所にも決まりがありました。
波板なので山谷があるのですが、釘を打つのは山の部分。
これも水漏れを防ぐためです。
わざわざ、水の通り道には釘は打ちません。
釘に傘が付いている理由も、合点がいきました。
色々と試行錯誤、紆余曲折を経て、ようやく完成した小屋がコチラ。
うわっ!!眩しい!!
ちなみに、ソーラー発電ではありません。(笑)
別の角度から。
兎に角、垂木が水で濡れないよう、色々工夫しています。
こんな風に。
垂木が直接外に晒されないよう、ポリカ板をカーブさせて釘で打ちつけたり、ポリカ板の端材でカバーを作ったり。
師匠は、「素人丸出し」と謙遜するのですが、どうしてなかなか。
僕的には、有難い知恵と、思いの籠った充分な仕上がりになりました。
とてもじゃないが、一人ではできなかったな~。
こういうものをホイホイっと作れてしまう、師匠の存在は頼もしい限りです。